ちゃれんじ? (角川文庫 ひ 16-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043718054

感想・レビュー・書評

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  • 「東野圭吾」のエッセイ集『ちゃれんじ?』を読みました。

    『聖女の救済』読後(10月中旬)に読み始めたのですが、中断していて、ようやく読了しました。

    -----story-------------
    いつ連絡してもつかまらない… 編集者の嘆きもどこ吹く風?
    スノーボードに熱中する日々を綴った人気作家のエッセイ集。
    『月刊ジェイ・ノベル』掲載エッセイのほか、書き下ろし短編『おっさんスノーボーダー殺人事件』も収録。
    -----------------------

    「東野圭吾」のエッセイは2008年11月に読了した『あの頃ぼくらはアホでした』以来なので約4年振りになりますが、相変わらず笑いがいっぱいで愉しく読めました。

    著者が40歳代になってから挑戦したスノーボードのことが中心ですが、、、

    それ以外にも、サッカーワールドカップやカーリング、阪神タイガース、映画化された『レイクサイド マーダーケース』の撮影現場見学等にも触れられており、以下の内容となっています。


     ■おっさんボーダー誕生秘話
     ■おっさんスノーボーダー奮闘中
     ■ワールドカップを見てきました!
     ■ザウスの恋
     ■おっさんスノーボーダー秒読み開始
     ■おっさんスノーボーダー活動開始
     ■新本格系スキーツアー
     ■おっさんスノーボーダーのあくなき戦い
     ■小説「おっさんスノーボーダー」
     ■次はゴルフなのか?
     ■月山に行ってきました!
     ■カーリングは楽しいけど油断大敵!
     ■地味なことから始めよう
     ■タイガースの優勝について思うこと
     ■『レイクサイド マーダーケース』を見てきました!
     ■準備完了 雪はまだか?
     ■執念の初滑り!
     ■おっさんスノーボーダーの功罪
     ■とりあえずこんなもんでしょう
     ■おっさんスノーボーダー殺人事件


    スノーボードには全く興味がないのですが、、、

    執筆作業を早々に切り上げて雪山に向かう日々を面白おかしく綴ってあり、とても愉しく読めましたね。


    小説からは感じられない関西人らしさが滲み出ているのも面白さの要因かな。

    肩の力を抜いて、気軽に読むことが出来る作品でした… 笑えましたね。

  • ボードブームなので笑
    わかるわかる!という部分もあり、おおーと思う部分もあり楽しく読めた。何より滑りたくなった。

  • 東野さんのザウスの話は一度よんでみつはかなりうける
    8/24~8/26

  • いつごろからか,スキーよりも
    スノーボート(スノボー)が流行りだしたと思ったら、
    どういう経緯で流行りだしたのかがなんとなく分かりました。

    東野圭吾の随筆は,
    読みやすく,
    分かり易く、
    親しみが持て、
    楽読みできます。

    運動競技の話題が多く、
    東野圭吾の作品の幅を感じることができる。
    工学部出身だけど,運動部出身というのが味噌かもしれない。

    ワールドカップを招待で見られるのが一番羨ましかった。

  • このエッセイは最高におもしろい。ザウスの恋(妄想)、クロケンの変態ぶり、カーリング事件(事実)や、殺人事件(フィクション)もちゃんとあるしもう笑いっ放し。
    わが家にも元おっさんボーダーがいるwので余計に親近感がわいた。
    スキー、スノボ好きには特にお勧めの1冊。

  • スノーボードに”ちゃれんじ”した東野氏。『さいえんす』同様、おもしろい。

  • 大変失礼ながら、東野さんの代表作といわれる小説のいくつかを読んだところ、どれもこれもピンと来ず、ほんとにいいのか、東野圭吾?などと思っていましたが、たまたま家にあった本作を読んでみたら、えらいこと面白くて一息で全部読み終えました。
    東野さん、ワタシ的にはエッセイの方が断然良いです。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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