バッテリー (2) (角川文庫)

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制作 : 佐藤 真紀子 
  • KADOKAWA/角川書店 (2004年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043721023

バッテリー (2) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 1話よりは良かった。でも、イジメはイヤだなぁ。
    のびのびと野球ができるようになるのでしょうか?

  • 野球が好き

    野球が嫌い

    野球は好きでも嫌いでもない。


    それじゃあ野球は何のため?


    もどかしい!けど、とってもリアル!


    (2010.2.7)

  • 世話焼き女房と俺様亭主

    豪の巧と分かちあえるものではない感情ってなんだろなー

  • 中学生になった巧と豪
    どんなに才能があっても、学校という枠に捕らわれ、大人や先輩の思惑の箱の中に押し込められそうになる。

    学校の部活では特に、先生や先輩の言うことには絶対服従的な風潮がある。
    理不尽な命令や、嫉妬に、正面から立ち向かう少年に、危うさを感じつつも、負けて欲しくないと思う。

    妥協を許さない純粋でまっすぐな心は、大人のプライドや本音を変えることができるのか
    次巻に期待!

  • 20160902 読み終わるとともに続きを読みたくなる。負けない何かを求めているのか変わって欲しくない期待なのか。読むのにも力がいる事を久しぶりに経験している。

  • 自分の気持ちだけでなく、人の気持ちも汲めるようになる、これが成長の一つでしょう。

  • 「おまえさえ、入部せんかったらよかったんだよ。おまえみたいに言いたいこと言うて、やりたいことやって…好きかってやりやがって、それでいきなり先発だと。ふざけんなよ。なんのがまんもせんといて、自分の思いどおりのことやって…野球が好きだって…ばかにすんな。ふざけてるよ。おまえも監督もふざけとるんじゃ。どっかおかしいんだよ」
    ー展西

  • 野球をすることが大好きな巧が中学校に入学して、そこでも野球を続けようとするけれども、そこで大きな「大人の壁」というやつにぶち当たってしまう……という感じで、なんというか「おおおおおお!」となっています。
    それこそ、小学校の頃はただ「好きだ」というだけでやっていけてたし、「うまい」というだけで尊敬の対象にもなっていたのだけれど、それが中学生になると一気にそういう訳にもいかなくて、人間関係が複雑になって「先輩」だとか「後輩」だとか訳のわからない枠組みができて、それこそ「ちょっと早く生まれただけで」えらそうにされる時代がやってくる……。

    というものすごく不条理を感じたあの頃のことをひしひしと思い出してなんか、意味もわからなく「ぬおおお」ってなりました。
    なんなんでしょうね、あの時代って。
    でも、それだけこの小説はそういう時期のちょうど子供から大人に変わる時の感情がリアル。
    リアルなだけにとっても痛かったり、胸をかきむしられたりするような気持ちになったりもします。
    ドキドキしました。

    ただ、過ぎてしまった今だからこそいえることなんですし、私は幸か不幸か女だったので、厳密に言えば巧の立場とは違うのでまるっきりそれが当てはまるわけではないですが、自分たちが気にすれば気にするほど、事態は泥沼化する……。
    自分という信念を持っていれば、意外と払いのけられるものだよ。まあ、別の苦労は背負うのかもしれないけど。
    でも、それを苦労と感じるのかどうかは、ひとそれぞれかもしれませんね、と思いました。

    あー! どうやったら、この微妙で苦しくて鬱陶しい時期をこんなに爽やかに描けるのか、この作者さんの才能に、思わず嫉妬します。
    子供の心を忘れない作者さんに乾杯!
    多分、これは中学生の時に読むと号泣できる話だと思うので、是非、中学生のお子さんがいたら読ませてあげるといいと思います。

  • 新田東中学校の野球部に入部した巧と豪ですが、顧問の「オトムライ」こと戸村先生による徹底した管理と、それに黙々と服する先輩部員たちとの折り合いがつかず、苦しみます。自分の野球がしたいという思いを貫き通す巧は、ついに3年生の展西たちからリンチを受けることになります。そして、事件が明るみに出ると、野球部は活動休止に追い込まれてしまいます。

    シリーズ中でもっとも児童文学らしい展開の巻で、個人的には安心して読めるこの巻が一番気に入っています。

  • あつい。とにかくあつい。
    火花みたいな情熱のエネルギーに満ちあふれた1冊でした。

    一人突き抜けて尖っている巧は、よくも悪くも無視できない存在です。とにかく真っ直ぐに野球を愛するこの少年が、年を重ねるにつれてしなやかさをきちんと身につけることができるんだろうか。と母親のような気持ちになってみたり、ストイックな生き方に憧れを覚えてみたり。

    巧の強さは、もちろん天性のものもあるけれど、誰よりも野球を好きだという気持ち、そして自分を強く信じる力が与えてくれるものが非常に大きいと感じます。
    何かを強く信じようとすると、神様はいじわるなもので、不思議なほどに障壁ばかり立ち並びます。まるで、その信念を試すかのような。
    巧の心が折れてしまわないかハラハラしつつ、はっと驚くような強さに毎度痺れます。本当に13歳か、と驚くけれど、プロとして活躍している選手の中には幼少期から真っ直ぐに夢を追い続けてきた人たちが実際にたくさんいるんですよね。本当にカッコイイ。

    そして、この小説が単なるギラギラした小説にならないのは、青波の存在によるところが大きいです。登場するたびに、これまた巧とは違った意味ではっとさせられます。

    あとがきを読むと、巧が抱く熱意が、そのままあさのさんが小説執筆に対して抱いている熱意と重なって見えます。これだけの熱量でもって書き上げられるシリーズが、おもしろくないわけがないんですよね。

    このペースだとあっという間に読み終えてしまいそうですが、この本のおかげで毎日の通勤時間が至福の時間になっています。今の私の元気の素。

  • 巧が我を通そうとすると
    それを快く思わない先輩からの
    集団リンチ
    始めから言う通りにしていれば
    こんなことにはならなかったのかと
    揺れ動く心
    でも
    やっぱり読んでて心惹かれるのは
    いつだって
    巧の野球に対する
    真っ直ぐな思い
    みんなその真っ直ぐさに
    心惹かれるし
    嫉妬もする
    能力あるものの宿命が
    書かれた巻だったような
    気がする

    それから
    豪との関係も
    今まで以上に深まった

  • 巧に野球をやらせてあげて!!

  • おもしろい。読みやすい。友達。怒る。気になる。
    んーーー青春。

  • 良い子に見える中学生の心の闇がすごかった。何がそうさせたんだろう。

  • バッテリー二巻目。読みながら、泣きそうになった。巧と豪の喧嘩、先輩達からのリンチ。先生との対立。巧は決して負けない。巧の強さが、自分にも欲しい。豪がもう巧の嫁にしか見えなかった(笑)バッテリーというのは本当に信頼関係で出来てるんだなぁと思った。青波は本当に偉い子。空気が読める。巧も少し協調性がないと…次号に期待‼︎

  •  読めば読むほど、登場人物が大人びて、現実味が薄くなっていくが、読み物としてはたいへん面白い。

     特に主人公よりも周りの脇役たちの心理描写がいいです。戸村先生に関心があり、3巻以降に期待です。

  • 勢いでがーっと読み切ってしまった。
    というより読み進めて気がついたら一冊終わってたって感じ。
    巧君や豪君がついに中学生になったのが今作。
    色々と怒涛の展開で息つく暇もない。
    あれだけ真っ直ぐな巧君の「迷い」みたいな気持ちが見て取れる場面が多い気がした。
    それでも「自分は間違っていない」という思いで突っ走って行くんだけど(笑)

    豪君と青波君の度量の広さが見ていて羨ましくもありつつ、こっぱずかしくもあった。

  • ついに巧達が中学生に!!

    でも、いろいろ問題ありまくり。

    クラスメイトの繭の態度にいらついちゃったり、
    2人をからかう相本達にいらついちゃったり、
    教師達に反感覚えちゃったり。

    ついには我を通そうとする巧と、
    巧の言動にキレた永倉が衝突しちゃいます。

    お互い必要な存在なのに、
    それをうまく伝えられないもどかしさ。

    そして、監督の心の乱れと
    一部の先輩たちの陰湿な嫌がらせ。

    ただ野球をやりたいだけなのにいろいろ大変だわ。

    でも、巧のお母さんは巧の扱い方に
    若干変化がでてきたね。

    そして、青波は相変わらずな感性でいい感じ。
    あの感性がとても好きですw

    それと、じぃちゃんの巧の評価に
    ちょっとびっくりでした。

    グイグイ話に引き込まれてきます。

  • 学生の時に読めばよかった、と思った本です。話題の本、と言われると読む気になれなかった時期に見かけた本でした。感情が丁寧につづられていて、色々思い出します。客観的にみて駄目でしょう、という登場人物の気持ちもまた、少しわかるような気がしました。

  • 一巻よりもさらに主要登場人物たちの内面が描かれているように思える。巧の傲慢なまでの矜持や態度は、人に良い意味でも悪い意味でも影響を与えると思う。
    ストーリーはもちろん、作者のあとがきも好き。作者がどれほどの想いをこめて書いた作品なのかが垣間見え、今後どういう展開を迎えるのかが凄く気になった。

  • 作者のあとがきにもあったけど、少年の成長物語でもなく、友情物語でもない、意志を貫き通す矜恃を示した物語でした。

    当然そこには軋轢があるのだが、その上で、いやそれだからこそ意志を貫き通す潔さに素直に心打たれた。

    また、続きがたのしみです。

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