バッテリー (4) (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043721047

感想・レビュー・書評

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  • 野球って楽しいだけじゃなくてつらくてくじけそうになる時もあるんだと知れた

  • この物語を読み始めて気がついたら巧には絶対的な力があると思い込んでいた、豪や門脇と同じように。門脇が豪快に三振したにも関わらず、瑞垣には打てるのだ。そもそも絶対的な力、誰にも打たれない球ってそうそうないような気がする。誰かにとってとても苦手なことが、他の人にとっては得意なことだたったりする。誰かと比べて何かが秀でている。そういういことじゃないかな。沢口や東谷、吉貞は巧が豪速球を投げれることしか取り柄がないことを知っている。それ以外はまるでダメなのだ。でもこの物語はそんな偏った天才ピッチャー巧を簡単に十三歳の少年にはさせない。楽しい野球を知らない巧は伝説的な選手になるか、ごく平凡な人になるか、どっちかだ。瑞垣って、あさのあつこ自身じゃないかなって思う。自分が描く主人公の力を試すように。

  • 2、3歳で巧と豪が、会っていたとは、ビックリした。

  • 面白いだけじゃなく周りをよく見てる吉貞、好きだな。

  • 文庫派なので出るたびに続きを読んでるわけですが、正直前回までのあらすじをいつも忘れてます(苦笑)。これはもう、全巻終わってみないとなんともいえないですね。今読んでる部分だと結構、物語りをふくらますための余分なエピソードが多い気がするので。これが最終的にどうラストに繋がるのか、待つしかないかなあと。

  • 小学生のときに読んでいたものを読み返した。
    巧が好きなのは変わらないけど、今は吉貞も好き。

  • 巧と豪の関係が読んでると辛くなるけど、吉貞がおもしろくていいキャラ。門脇と瑞垣コンビ好き!

  • 中学生のときに読んでいた本。次々と出てくる登場人物に久しぶりに会え、とても懐かしく思う。当時はこんな大人びた中学生がいるものかと思っていたが、今読み返すと、大人びているようで全然大人びていない。真っ直ぐで、どこか頑固だ。でもそれがいい。うまく生きていこうとする大人なんかよりも、ずっと人間らしい。

    中学生と対等に話すオトムライに感激。

  • 中学入学時に父母の故郷である中国地方の新田市に越してきた、野球少年のお話第四巻。

  • 横手の天才門脇と曲者端垣と対戦し、めった打ちされた巧と豪が、それぞれ各々で悩んでいる。

    天才でいるのも、天才の相方になるのも大変!

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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