ラスト・イニング (角川文庫)

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  • 角川グループパブリッシング (2009年1月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043721085

ラスト・イニング (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • バッテリーが大好きで、番外編のこちらも読みました。気になっていた試合の結末も分かり、巧と豪たちのその後も分かり最高でした。個人的には『炎陽の彼方から』が大好きです。ラスト3ページが特に。思わずこれからの2人をもっと見ていたいと願わずにはいられません。

  • 諦めることの修辞に潔いなんて、使いたくない。諦めることは、いつだって無様で痛い。

  • 巧、豪、海音寺、端垣、門脇…彼等と共に自分がそこにいて、一緒に悩んだり苦しんでいるような息苦しさを覚えた。1巻から6巻+このラストイニングまで、一気に読みました。あさのあつこさん、こんな素晴らしい本をありがとうございます。

  • 文庫版の『空との約束』『炎陽の彼方から』を読みたくて古本屋で購入。青波と巧のキャッチボールの場面にそれぞれ成長したんだなと思いました。

  • あさのあつこ氏の作品を読むのは「ランナー」に引き続き2作目である。
    同作品では、選手の感情、特に葛藤を上手く表現できていた印象があったので、他の競技作品についても読んでみたく、手に取った次第である。

    思春期の野球少年にありがちな、単純な「野球が好き」という思いから、一歩踏み込んでいるところに好感が持てる。
    実際、その競技が好きだとしても、試合の感じは好きだけれども練習は嫌いだったり、その逆だったり、部室にいる時間が大好きだったり、好きだとしてもその愛し方は人それぞれである。
    そういったものをないまぜにしてしまう作品が多すぎると思っていたので、こういった作品はもっと読まれるべきだと感じた。

    同氏の他の作品についても読んでみようと思う。

  • 「おれに何ができるんや」
    「おまえなら、何だってできるやないか」

    ボールを手の中で回してみる。白い小さなボールだ。
    知らないことがたくさんある。

    (ラスト・イニング/空との約束/炎陽の彼方から)

  • みずか。。。確かに異質だった彼。みんなが同調的に熱くなければいけないわけではない。しかし、醒めて生きるよりは、少し前のめりの方が、幸福なのではないか?前のめりのツボは人によって違っていいのではないか。今作をもってバッテリーに悪役は一人もいなくなった。せいはの物語も。誰しも社会の一隅で生きられる場所がある。

  • バッテリーのその後と、興味を持って読み始めたが・・・約40年前に中学で野球をしていた頃を思い出されるほどにバッテリーは本当に女性が書いたの?と思わされた作品のその後にしては、あまりにも現実味が無く残念でありました。

  • 元になっている「バッテリー」を読んでいなかった!
    一人の人物との出会いが人生を変えてしまうということもあるのだ。

  • 少年野球って、いや、野球少年てイイね。

  • あの試合の後日談を瑞垣俊二の視点で描いた。

    試合展開というよりは、青少年の心の有様を描いた作品だから横手が負けたという結果にしたと思った。巧と豪は散々悩んだ挙句に答えを出した。そして、本巻では秀吾と俊二が悩み答えを出す。

    原田巧という天才キャラな主人公より瑞垣俊二の方が著者は描きやすかったのではないだろうか。と、凡人の僕は思った。天才が何を考えているかなんて良く分からないし、それを一般人に伝えるのも難易度が高いだろうし。

    そして、最後に全巻通して思った事は、中学生時代、自分はこんなにも色々考えていなかった。自分以外のことにそこまで想いを馳せていなかった。

  • 当たり前の話だが、良くも悪くも「バッテリー」の世界の延長であり、受け取る肌感覚は変わらない。
    もちろん上手い。
    が、外伝のウィークポイントというか、"やっぱり本筋に比べると…"という感想を抱くこともまた事実。
    スピンアウトものであっても、オリジナルに匹敵する、あるいは超越さえもするような作品も時にはあるのは確かだが、今作の場合はちょっとだけマイナス方面に振れたような印象がある。
    あくまで後日譚であり、"熱"、のようなものが及ばないというか。
    著者特有の、少年を高みへと美化させた言い回しの数々も、少しだけ煩く感じたかも。

  • 横手との試合結果がエピローグ的に瑞垣の視点で語られる。ここまで読めば終わり方もいい。

  • バッテリーの続編 相手側の視点からの続編

  • ■ラスト・イニング
    横手との再試合内容と瑞垣、門脇の後日談。

    ■空との約束
    青波、真晴、良太5年生。
    巧、青波と約束のキャッチボール。

    ■炎陽の彼方から
    豪。巧との出会うまで。
    初めて巧を見てから二年後の夏。地区予選決勝戦。

  • 中途半端だった『バッテリー』の後日談。

  • 結末が気になって読むのにはよかった

  • 2013.01.27
     古本屋で購入。読了後、追記予定。

    2013.05.06
    最近、一気に読み終えました。
    瑞垣がホントに良いキャラしているなあと思いました。
    また、最初からバッテリーを読み直そうっと。

  • 横手二中の二人もなかなか好き。萩と城野のバッテリーも気になる。青波と巧のキャッチボールがぐっときた。

  • 生徒に借りたので読了。シリーズ番外編(後日談)

    まぁあの終わり方なら後日談を熱望されるだろうね。
    この作品も一度完結したので、シリーズものという目には見えない何か縛りのようなものが無くなった感じがあった。
    この番外編ですべてきれいさっぱり清算することができる。物語の流れの悪さも関係なしに、この物語をきれいにまとめることができる。そんなカタルシスがあった。
    作者もこれが書けてよかっただろうね。

    これを読んで子供たちは何を考えるだろう。

    ●ここに登場した子供たちは、自分の将来についてあまり考えていないように感じるだろう。この不景気のご時世だから、大人は常に先々の不安をしている。それは子供にも伝染して、漠然とした物だけど、自分も将来を考えなくてはいけないと思うんだろう。そうい時代にこの作品を読むと、豪や巧や門脇に違和感を覚えるだろう。
    「将来有望なのになんでちゃんと良い道を進まないんだろう。もったいない。」なんで現実的なことをどうしても思ってしまうだろう。
    それと同時に、自分は漠然と危機感があるけど、ここにそうでないやつらがいる。自分もそんなにビビらなくてもいいかもって楽観的感情が生まれるのではないか。それは救いになるんじゃないかな。
    やっぱ不景気の中で育つ子供はのびのびと育つことができないよね。
    そのせいで可能性が大きく制限されてしまうのだ。
    この本を読んで、ぜひ子供たちは心の重荷を軽くしてほしい。
    逆に、大人はこの本を読んだら、「子供が今を楽しんで生きているか」考えてあげてほしい。
    ●野球をやめてしまった瑞垣をみて自分の未来を考えるだろう。
    やっぱり、自分が続けてきた物を辞めてしまうと大きな喪失感が襲うものだ。特に、中学生で終わらせてしまうというのがもったいない。
    これを読んだ機に、自分が続けてきたものがないか、自分がこれからも続けていきたいものがないか、考えてほしいな。
    大人は、子供にとって続けていく物の重要性を感じてほしい。そして、子供がそれを安易に辞めてしまわないよう応援できるようにしてほしい。


    この本は読んでいて結局スポ魂の素晴しさは表現できていない。というかコンセプト違うからしょうがないッか。

    やっぱ野球やってた人にとっては最後までなじめない作品だった。
    この本が女性に人気でベストセラーになったというのはそりゃそうだって感じ。


    スポーツはね、もっとシンプルで楽しいものだよ。

    それだけは最後に言いたくなる作品だった。だから★×4

  • バッテリーの続編。野球の名門中学の瑞垣の視点で描かれる前編とはちょっと違ったスタイル。瑞垣がどう思いながら中学の野球人生を過ごしたのか。決して透き通った純粋な青春時代とは言えない時期を過ごした瑞垣。バッテリーを読むだけでは決して気付かない彼なりの悩みを知ることになる。少し複雑、しかし気付けば彼を応援していることでしょう。

  • バッテリーよりも、親近感が持てた。凡人、と言っても相当優秀な登場人物たちだが、凡人がどう感じながら育つか。

    どう感じるかを瑞々しく描くのは凄い。

  • 海音寺かっこいい!

  • 『バッテリー』の番外編というか後日譚。瑞垣が主人公。本編では描かれなかった最後の試合の結末がわかってスッキリしました。

  • 「バッテリー」のスピンオフで、「バッテリー」の主人公・巧と豪のライバルとして登場する横手二中の「くせもの」瑞垣の視点で描かれた作品。
    瑞垣は「コイツ本当に中学生か」と思えるキャラクターとして「バッテリー」でも描かれていますが、この作品ではそのキャラクターがさらに強調して描かれている感じがします。
    高校に進んで野球を辞めてしまった瑞垣の隠された心情、葛藤が描写されていてとてもいい作品だと思いました。

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