タイガー&ドラゴン〈下〉 (角川文庫)

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著者 : 宮藤官九郎
  • 角川書店 (2007年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043725076

タイガー&ドラゴン〈下〉 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 一方では噺家、一方ではヤクザの顔を持つ林屋亭小虎こと山崎虎児。売れない服屋を続けながらどこかで落語への想いを捨てきれないかつての天才噺家・林屋亭小竜こと谷中竜二。落語もかくやと言う珍騒動があっちこっちで起こる中、虎児の属する流星会は新興勢力・ウルフ商会に押され解散の危機に瀕していた。竜二がいよいよ噺家を再開しようと言うその時に、虎児は罪を負い――虎児は林屋亭に戻れるのか。どん兵衛とやり直すことは出来るのか。もう一度高座で吠えることが出来るのか。タイガータイガー、じれっタイガー! 落語ブームのきっかけとなった伝説の作品、クドカン渾身の脚本集。題材となった落語の速記に加えクドカンの新作落語「竜の玉」に林屋亭どん兵衛を演じた西田敏行の解説を収録。

    あまちゃんの時も思ったけど、クドカンの手法がホントに好き&得意なんだなあと。ナンにサインしてくれなんて二時間SPの反復じゃないですか(´; ;`) そんでその手法がまさしくそのまんま落語にも通じますよね。タイガー&ドラゴンはそれ自体が長い長い一つ落語なのかもしれない。疑似家族ものだからね、もう完全にわたしの涙のツボついてきてますわこれぇ。
    品川心中にしろ子別れ(子は鎹)にしろ見立ても巧いですね。私はこういった手法にとことん弱いので改めてクドカンすごい、と思う。こういうのは簡単に見えてなかなか出来ることじゃないからね。今回読んでみて、改めて私の初めての落語体験がタイガー&ドラゴンで本当によかったと思う。まんじゅうこわいとか粗忽長屋とかこの時に覚えた驚きと感動が「いつか落語をちゃんと聴いてみたい」という想いになって、そして機会がやってきて順調にハマって今に至ってるんですわ。ここんところ会の開催や情報を得ることが少なくて、なかなか生の落語に触れる機会がないけど、それでも「やっぱ私落語好きやねん!」って思える。私の落語ソウルを再び熱く燃やしてくれた文庫でした。ありがとうクドカン、出演者・スタッフのみなさん!
    クドカンの新作落語、開催地が多摩だったからこその噺&サゲって感じでしたがその点を一般化したらほかの人も掛けられそうな噺でした。もっと書いてほしいなー

  • はーー、おもしろかった。ドラマまた見たくなるなぁ。他のクドカン作品にも俄然興味が。池袋ウエストゲートパークがやはりいいのかな?

  • 面白かった

  • これは是非、ドラマのDVDとセットで観て、読んでいただきたい。
    超名作ドラマ「タイガー&ドラゴン」の脚本です。小説とは違います。

    ドラマ観て、宮藤って本当に天才だと思いました・・・
    しかも主役が長瀬智也ですからね。そりゃはまりますよ。
    ティムバートン&ジョニー・デップか、宮藤官九郎&長瀬智也かって感じですね。
    これ、分かってくれる人あんまりいないんですけど。

    でもこの本&ドラマの一番の見所は落語の師匠役である西田敏行です。
    落語再現シーンの女役なんてもう最高です。

    本もドラマも、も~何度読んでも面白い。完敗。

  • 上巻以上に良いぞ下巻は。

    何が、って西田敏行が後書きです。
    これだけで★一つ追加。

    TVの出来が良かったからこそですが、落語の原作付きなのは、大変お得、騙されたと思って、お読みください。

  • 宮藤官九郎脚本の落語ドラマのノベライズ。
    思わず電車で笑ってしまったり、相変わらず面白いです。
    本文は台本調なので、正直読みにくいですが、後半に落語の原作?が載っているのが特徴。元の話が分かり、本物の落語に触れることができてとても新鮮でした。実際に落語を聞きにいってみたいなと思います。そして何よりまたドラマをやってほしい!

  • 下巻はさらにパワーアップして、もうどれが好きとか選べないぐらいどれもいい。お話の出来としては「明烏」「出来心」そして「子は鎹」がいいのでしょうが、「品川心中」のラスト、小虎が笑ってる顔などはもう、思い出すだけで涙がこらえ切れないぐらいよかった(うわーん;;)どんどんテンションが上がっていって、噺の切れが良くなり、ラストの盛り上げも天下一品です。DVDは何度も観たけど、若干シナリオと違うトコがあると思う…主に編集で切られてしまってるのだろうと思うんだけど、このセリフを惜しげもなく切るか!というのも多く、ホントに中身の詰まったいい本でした。

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