幸福な遊戯 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043726011

感想・レビュー・書評

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  • 初めての角田光代さん。幸福の遊戯はデビュー作らしくだいぶ昔の作品だったが、現代と変わらない女性の悩みというかモヤモヤが描かれていて、とても好みの作品だった。

  • 表題作もよかったが「銭湯」はより良かった

  • デビュー作には、その作家のすべてが込められていると言われているそうです。家族、働くこと、など、角田光代が磨き続けている、テーマやモチーフの原石がありました。

  • 幸福な遊戯、無愁天使、銭湯

  • (2006.08.24読了)(2005.01.15購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    ハルオと立人と私。恋人でもなく家族でもない三人が始めた共同生活。この生活の唯一の禁止事項は「同居人同士の不純異性行為」―本当の家族が壊れてしまった私にとって、ここでの生活は奇妙に温かくて幸せなものだった。いつまでも、この居心地いい空間に浸っていたかったのに…。表題作「幸福な遊戯」(「海燕」新人文学賞受賞作)の他、2編を収録。今もっとも注目を集める作家、角田光代の原点がここにある。記念碑的デビュー作、待望の文庫化。

  • 心の奥底に、こっそり大事にしておきたい一冊。

  • なんだこの作品。
    私の中のもう一人の私を鏡に写されたような、はっとしてしまう作品でした。
    最後の終わり方の透明感、残像感は本当に秀逸だと思いました。

  • 2003


  • うまく言葉にできない
    思いや考えを
    言葉にしてくれる。

    胸がいたいくらい。

  • 痛い 泣いた こんなに無くなんて思ってもみなかった、表紙で癒される世界。

    現実的過ぎて 主人公以上に悲しかった

著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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