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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
ロマンス小説と、それを翻訳するあかりの恋愛とが交互に入り込んで面白い。ロマンス小説(ハーレクインがモデルかな?)にはまったく興味ないんですが、2冊読んだ気分になって、ちょっとお得なかんじのラブコメでした。
翻訳されていくロマンス小説と現実の世界の自分の恋愛。絡み合って話がテンポよく進んでいく。まあ恋の悩みは、いつの時代も誰でも、よく似たものかぁ。
小説を読むという行為自体が、同時にいろいろな恋をしていることになるのかも知れない。
2012年本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの作品。
ロマンス小説の翻訳家である主人公・あかりが翻訳をする小説と、
あかり自身の生活が交互に描かれる構成。
あかりの生活に影響され、内容をどんどん変えていくロマンス小説が面白いです。
最初、歴史物?間違った?と思いましたが、2つのお話しが同時進行。私は現代版の時がすごく好き。優しい神名。ちょっと駄目なところはありますが、その愛は本当に素敵。ずっと外で待っててくれるとことか。元野球少年の姿を想像し・・・どんどん突き進む主人公もなんだかんだ、かわいいんだな。ほわってなりました。しをんさん、他の作品も読んでみたいです。
三浦しをん「ロマンス小説の七日間」を読了。今月5冊目。
三浦しをんという人の本を読んでみたいと思って、てきとうに買ってみたのがこの作品。2003年の作品だとか。
海外ロマンス小説の翻訳をしている28歳独身女と、突然、会社をやめた彼の物語。現実パートと、翻訳作業中の海外ロマンス小説のパートが交互に描かれるし、この海外小説パートの分量が50%くらいあるので、1冊読んだら2つの物語を読んだってお得感が?
変に美化されないキャラクターには親近感がわくし、妙なリアルを感じさせてくれる。ただ、まさみちゃん関連の終盤のドタバタは、同じ効果を二人の間で起こるエピソードから得るようにした方が良かったんじゃないかしら。
以下、引用
”明るさの中に無理やり影を読みとろうとするのは私の悪い癖だ”
こういう構成は、大好きです。 古巣である演劇集団キャラメルボックスの代表作の一つに、『スケッチブック・ボイジャー』というのがあるのですが、構成が近いです。 現実(作家)とフィクションの世界(作品)を交互に描いていき、いつの間にか、フィクションの世界と現実との境目が曖昧になっていくという。 ありがちと言えばありがちだけど、うまくやらないとどっちらけになってしまうけっこう大変な構成の... 続きを読む »
ちょっとちょっと・・・w
ロマンス小説の原本、どこいったw
まあ、妄想小説もある意味ベタなのだが。
恋愛ぶきっちょの「あかり」と、典型的なダメオトコ、でもゆるせる「神名」。
でもこの2人より、アリエノールウォリック、シャンドスのほうが印象に残っちゃたじゃないか・・・
章建てになっている翻訳(途中からは創作)部分、三浦しをんさんのハーレクインシリーズに対する観察眼がキラキラと反映されていて、電車の中なのに爆笑してしまいました。
あかりの日常を描いた部分は、しをんさんのエッセイに通じる面白さがあって、1冊でふたつのテイストが味わえるおトクな作品です。
それにしても、中世ロマンス小説のヒロインなのに、どんどん攻撃的になるアリエノールがおもしろい!
そして、絶対しをんさんは、表紙にウォリックとシャンドスのツーショットを描いてもらえたら狂喜しただろうなぁ。。。
はじめてこの作家さんの本を読んだケド、初めの章で「あれ?」なんか思ってたのと違う話を書かれる人なのかなと思いつつ、読み進めていったら、主人公が翻訳してる海外小説の話と主人公の現実の話が章ごとで構成されていたので、安心して読めました。
中世騎士のロマンス小説を翻訳中の翻訳作家、あかり。半同棲中の彼氏、神名が、突然会社を辞めると言い出して、衝撃のあまり、翻訳中のストーリーを創作し始めてしまう・・・。
あかりの感情の起伏に合わせて、どんどん本筋を外れていくロマンス小説だが、これ自体がなんか面白くて、先が気になってしまう。ちょっとガラかめのマヤが学校でやった女海賊の一人劇みたいなカンジかな。
創作ロマンス小説と、実際のあかりの恋愛事情は基本的には全然似通っちゃないんだけど、なんとなくリンクしていって、小説を終わらせることで、あかりの心の嵐にも整理がついてくる。同じようなテンションで、並列して展開する2つのストーリー、という構造で、なかなか面白かったです。
主人公のあかりのイメージ、というか妄想力は、エッセイの三浦しをんのイメージにかなり近いな。彼女のエッセイがすきな人にいいかも。
『原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に!』 という設定に興味を引かれて読んでみた。 主人公あかりが翻訳するのは王道のロマンス小説。 翻訳によくありそうなベッタベタな表現を嫌がらず軽く読み進められたのは、これが翻訳され、創作される前の話だと分かっていたから。 あかりの日常が変化していくのに合わせて、... 続きを読む »
最初の数ページを読んだときは、なんか間違った方向の本を借りてしまったかも!と思っていたのですが、ちょっと読み進めていくと、実は翻訳を生業としている主人公のが翻訳中の本の内容だった。
なんか、複雑な書き方をしてしまったが、翻訳の仕事をしている主人公を中心としたラブコメ。この本の面白いところ、というか変わっているところは、翻訳している内容が半分くらいのボリュームを占めているというところだ。
最後まで読み終えると、割とほっこりした気持ちになる。あまり普段読まないタイプの本なのだが、ティーネイジャーだったころは、私もこういう本をよく読んだものだなぁと懐かしく思った。そして、この手の本は割と好きでした♡
書き下ろし文庫です。あとがきがやたら長い。本編も作られていく小説も、どちらの中途半端で、結構退屈してしまった。2003年の作品だから、まぁ・・・
2012/1/19読了
最初読み始めたときは何か間違えて買ったかと思いましたが、読み進めて納得。
とても好きな本です。
何回も読んでしまう。
しをんさんの女性主人公小説では一番好きです。
女性主人公の場合は恋人はダメンズが多いのだけど
この彼氏も例にもれずにダメンズ。
でも、どこかかわいらしくてにくめないのんがしをんテイストだと思う。
主人公は翻訳家
最近はハーレクイン小説の翻訳の仕事がおおい。
話が進むにつれて彼女の妄想と
恋愛小説の内容がごっちゃになっていって
どんどん自由な展開にはばたくのが
まるでジェットコースターのように巻き込まれて
振り回されてここちいい。
ねっとりした恋小説は苦手な私にはとっても似合った1冊でした。
しをんちゃんによる恋愛小説です。 笑い要素を取り入れつつ、時に鋭く恋愛や人間関係を突くところは、さすがです。 主人公・あかりはロマンス小説の翻訳家。 恋人の神名とは5年以上付き合ってきて、半同棲中なのです。 ある日、新しいロマンス小説の翻訳を始めた矢先、突然神名が会社を辞めて帰ってきたところから、なんだかおかしなことになってきます。 現実世界でうまくいかないストレスを、仕事であるロマ... 続きを読む »
すらすら読めて読後もすっきりしててよかった!ロマンス小説が現実の影響を受けていくあたりが面白い。シャンドスが好みだから個人的には途中からは現実よりロマンス小説編が好き。最後のあとがきもまた面白い。三浦しをんさんは気兼ねなく読める作者の一人だと思う。

≪内容覚書≫
中世ロマンスを翻訳中のあかり。
恋人が突然仕事を辞めるし、
居酒屋で会う女の子は恋人になれなれしいし、
お父さんは骨を折って図々しいし、
あかりの晴れない気持ちがふくらんで、
...






