パイロットフィッシュ (角川文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043740017

感想・レビュー・書評

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  • アジアンタムブルーよりこっちが好き

  • 「この愛が本当に本物ならば、二人は世界のどこかで必ず再び巡り会うはず。」そう信じて、それにかけてみて別れることは、ある意味、もう二度と会えないってことなんだと思う。

    記憶の湖には、今まで出会って影響を受けてきた人との記憶やその人の声・思い出が消滅することなく残っている。
    表層的に忘れることはあっても。

    そうやって、その人を形成してきた記憶の湖までひっくるめて大切にできる、そういう人に、私はなりたい。

  • 先にエンプティスターから読んでしまったが、エンプティスターの方でほぼすべて説明されていたので、あまり読む意味がなかった。
    やはりこの作者は合わないのか、なんだかよくわからないまま終わった。そもそも、由希子と別れる原因を作ったのは自分なのに、別れられないとか言われても、という感じ。エンプティスターでは結局フリーになっていたし、なんと芯のない男かと思ってしまう。

  • とても丁寧に紡がれた物語だなと思った。
    さらっと読んでしまったけどこの小説の底の方までまだ見えていない感じ。

    人と人との出会いについて。
    身近な人を失ったときに読みたい本。

  • 初めて大崎さん、読みました。エロ本の編集者というお仕事に着くという予想を反するお仕事なんですけど。学生時代から今の生活とをわりとリアルな描写で書かれていてのめり込んでしまいました。
    傘のお話も面白かったです!

    たまには青春小説もいいですね

  • 大崎善生さんの作品が好きになったきっかけと言っても良い作品。文体がキラキラしていて美しい。

  • 「飲食店の善し悪しはいかにおいしく水を飲ませるかや・・・ただで出すもんやからこそ大切何や。」うむうむ。
    2016・10・13、2回目読了。途中で気づかず。共感がなかったかな!

  • おすすめと聞いて、読んでみましたが…
    話があっちこっち飛んで、つながって、あぁなるほどってなるお話でした。
    登場人物、しかもチョイ役の人物多すぎ…伊都子、どこで登場してたの??って、仕方なくページを繰り直しました。でも、わからない…(笑)
    水槽や湖などなど「水」が多く登場するから瑞々しいだけで、主人公や内容にあまり魅力を感じませんでした。

  • 買った理由は、三部作だったから。
    連作を読みたい、というような気分でジャケ買いしてみたのだけれど、わりと当たりだった。
    ズシンとくる物語ではないのだけれど、読んでいて気持ちが良い。読み触りが良いというよりも、気持ち良い感じ。続き?も読む。
    160415

  • 比喩の微妙な村上春樹

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著者プロフィール

1957年、札幌市生まれ。大学卒業後、日本将棋連盟に入り、「将棋世界」編集長などを務める。2000年、『聖の青春』で新潮学芸賞、翌年、『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。さらには、初めての小説作品となる『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞。

「2019年 『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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