パイロットフィッシュ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043740017

感想・レビュー・書評

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  • 人物も時間の流れも希薄。記憶は単なる出来事の羅列ではない。そして単なる出来事の羅列では人を形作る記憶にはならない。なんとなくこの小説はドラマとか映画とかなら成立したのかも。それはあくまでも俳優さんたちに人物像を委ねるということで、この小説に描かれる人たちは存在感が希薄すぎる。

  • あまり得意ではなかった

  • けだるい小説でした。

  • 暗い。
    回想が無茶苦茶に入り込んでいて読みづらい。
    好きじゃないけど、最後まで読めた。
    後味も悪い。

    「ほら、引用してくださいよ」と言わんばかりの教訓っぽい台詞を無理に入れているみたいで、鬱陶しい。

  • 人間は記憶から逃れることはできない。
    ということがストーリーの随所で言われている。

    引きずられてプチ鬱になりました…。

  • 過去に読んだ作品からするとどうしても主人公が作者とかぶって見えちゃうんだよなぁー。
    それがオイラ的には相当マイナス要素だった。
    主人公の名前見ても『え?山?って・・・?あのイケメンの名前をつけちゃうの???』(将棋ファンじゃなきゃわからないだろうど)みたいな事もおもったりしちゃうし・・・。
    主人公があまりにも穴がなさすぎてかっこよく描かれすぎなのとキザすぎてオイラにはチト向かないとゆーか苦手な部類の作品。
    まー作者のこと全然知らなきゃもう少し楽しめたかも。
    文章自体は嫌いじゃないので次に期待。
    主人公がもう少しみっともない所がある作品をみてみたい。


  • 表紙がきれいで購入したのですが、あまり好みの本ではありませんでした。

  • 村上春樹の影響がすごい見られる本。あんまりだった。

著者プロフィール

1957年、札幌市生まれ。大学卒業後、日本将棋連盟に入り、「将棋世界」編集長などを務める。2000年、『聖の青春』で新潮学芸賞、翌年、『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。さらには、初めての小説作品となる『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞。

「2019年 『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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