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青い蜃気楼―小説エンロン についての感想・レビュー・書評


青い蜃気楼―小説エンロン (角川文庫)
204人が登録 ★3.73

著者: 黒木亮 
本 / 角川書店 / 366ページ / 2004年08月発売
ISBN/EAN: 9784043755011
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評価平均: 3.73
登録数: 204
レビュー数: 30
価格: ¥ 660 (参考価格:¥ 660)

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みんなの感想・レビュー・書評

yuhi0720さんのレビュー 3 読み終わった

アメリカの巨大エネルギー企業エンロンの盛衰を描いた本。他の黒木亮作品と同様、細部まで細かく取材されており非常に勉強になる。複雑な会計手法で粉飾決算を行い破綻したことは良く知られているが、その一方でエネルギー業界に新たな革新をいくつかもたらしたことも良くわかった。ただ、小説としては登場人物の感情の変化に踏み込むことはこれまでの作品と比べると少なく伝記的な作品の印象を受けた。

dmuseさんのレビュー 3 読み終わった

読み返してみた。

エンロンのビジネスモデルは非常に優秀だと思う。
マーケットメイキングも含めて自社で抱えてしまえば
トレード(投機的な意味でなく)での利ざやだけでなく
マーケット運営での利益も出る。

結果、資産を持たないエネルギービジネスたれた唯一の企業。
イノベーションだと思うけどな、純粋に。
SPCを使った粉飾のせいで、完全に過去のものになったが
その前の健全なエンロンの目指した方向性は宝のヤマのように思う。

どうあれ、日本のエネルギー業界においては示唆の多い内容。

santex72さんのレビュー 3 読み終わった

ネタバレ エンロン破綻の理由となった金融工学と会計操作のカラクリについてわかる。実際の事件よりはだいぶ簡素化して書いてあるというがこれでも理解するのいっぱいいっぱい。 チャプター11とチャプター7 エンロンは... 続きを読む »

wanteigoさんのレビュー 4 読み終わった

小説といっても、ややフィクションに近いドキュメントタッチな感じでエンロン問題を取り上げた本。エンロン問題を詳しく知るいい本。コンプライアンスとかコーポレートガバナンスの大切さを認識させられます。

timezero11さんのレビュー 4 読み終わった

職場の開発系の人に薦められた本。
エンロンについては、もちろん知っていたんですが、
実際の出来事を作家が書いたものを読むのははじめて。

そのリアルさというか、「お前、横でみてたんかい!」とか思う描写に
面白さを感じて、ちょくちょく経済小説を読むようになりました。
(って言っても、年に数冊程度ですが、、、)

よしこさんのレビュー 3 読み終わった

エンロン事件が、どのような背景で起きたのかがわかる。
超長いケーススタディみたいなかんじ。

アカウンティングの勉強をして、不正会計のケースをやって、興味があったので読んでみた。
ファイナンスに関する知識も出てくる。「アカウンティングもファイナンスもこんなふうに使ったんだ」と・・・ある意味感心した。頭いいなぁと。もちろん、不正はダメだけどね。(^^)

tabidokushoさんのレビュー

ハノイ、ベトナムなどを舞台とした作品です。

leo_libroさんのレビュー 4 読み終わった

エンロンの小説。

tsurushinさんのレビュー 3 読み終わった

資産のオフバランス: 資産をSPCに売却し、それをそのまたSPCに売却する等を通じて、非連子のSPCに資産を移す。

売却できない株式等のヘッジ: 株式等のヘッジに関するデリバティブ契約を自身のSPCと結ぶ。その際、SPCの保証人にはエンロン自身がなっている。

資金調達: SPCを通じて資金を調達する。負債のオフバランスや、資本計上しながらの支払配当の損金算入等ができる。

showさんのレビュー 読み終わった

ネタバレ 一世を風靡したエンロン。なんだか胡散くさい会社だと思っていたが,この本を読むとよーく分かる。
強欲資本主義に通ずる,デタラメさ。

dai10gtoさんのレビュー 5 読み終わった

エンロン事件を追体験できる貴重なストーリーだった。経営者が如何に粉飾決算に走るのか、それを止めるはずの会計士がどうして黙認していくのかとても興味深く読むことが出来た。

ryotan74さんのレビュー 5 読み終わった

小説といってもエンロンの歴史をもとに綴ったノンフィクションに近い小説 エンロンについては前に紹介したDVDに譲るが、エンロンのカラクリ(SPEによる負債のアフバランス化、資産への計上など)が図解付きなので分かりやすい。 小説とは関係なく、個人的には青いダイヤと呼ばれる水ビジネスへの参入も90年代に初めていたのが印象的だ。ここ数年で水ビジネスの重要性が叫ばれてきたが、10年以上も遅れ... 続きを読む »

ishiihさんのレビュー 3 読み終わった

当時、アメリカ史上最大の負債総額で破綻したエンロンの栄華をきわめた時期とチャプターイレブン適用までをほぼドキュメンタリーのような形で小説にしたもの。
正直、特定目的会社を使ったオフバランスの仕組みが難しすぎて理解出来なかったが、上場企業のトップは日々、株価下落懸念と闘いながらなんとか決算をドレッシングしようと躍起になっていることがよくわかる。
それにこのスキーム、ライブドアがやろうとしていたことと同じじゃないか?という疑問も。

そして、わずか10年たらずの間で、この史上最大の負債総額が、ワールドコム、リーマン・ブラザーズによってあっさり塗り替えられたのが興味ぶかい。

ぷぅさんのレビュー 5 読み終わった

エンロンの破綻までの流れが、内部にいた人間が書いたのではというほど詳細に、しかも分かりやすく書かれている。経理に携わっている自分にとって、今の会計基準の流れがここからきていることを実感した。

moritoyamachanさんのレビュー 3 読み終わった

あのエンロンの姿を赤裸々に描いたノンフィクションに近い小説。金のために何でもやる男達の物語と言うか史実。エンロン社とは詐欺会社だったのか。ものづくりを地道にやっている人間にとってはるかかなたの世界でしかない。エンロンの次はリーマンショックかあ。米国の金融の力は未だに凄まじい。

りょうやさんのレビュー 5

アメリカの大手エネルギー関連会社エンロンの破綻を描いたドキュメンタリー小説。金融の未整備な法規制の穴を巧みにすり抜け、粉飾会計を行ったエンロンの様子が鮮明に描かれている。ここに書かれていることが事実だったと思うとぞっとする。アメリカはマネーゲームに走りすぎている感はぬぐえない。さらにデリバティブ(金融派生商品)というものが生み出されたのは、良かったのか悪かったのか、考えさせられる。

ココロウタ 心偈さんのレビュー 4 読み終わった

1986年から2002年、享年16年。企業の年齢をDog Yearに例えることを考えると4倍の64年の生涯。エンロン社の中枢にいたのは、35歳から42,3歳を中心とする、超高学歴な人々。ニューエコノミーの旗手と歌われたように、ロールモデルとなるものが周囲にない、アンファン・テリブル・・・。 あの時代に、もし、私が、エンロンにいたらどのような行動をとるのだろう? 経営者だったら、、、時代... 続きを読む »

りょうちんさんのレビュー 2 読み終わった

米企業エンロンの成長から崩壊(倒産)までの真実を描いた小説。

膨張するエンロン的経営方法、そして崩壊。

実在の登場人物、世界各地の施設、金融メカニズム、などを詳細に表現。それだけに少し難しい面もあり。

いのたかさんのレビュー 3 読み終わった

筆者は国際金融の第一線で働かれていた経緯もあり
かなり専門的な内容の箇所もあるが、話の内容はあきさせない。

深みにはまって身動きが取れなくなり
破綻してゆく・・・・・・

粉飾というか不正な会計処理、規制の無いグレーなマーケット
私利私欲、利害を優先したために働かなかったチェック機能等々
このエンロンの破綻劇の教訓は生かされないまま、リーマンの破綻を招いてしまった。
それも今回のリーマンの破綻は世界の金融の崩壊につながりかねないとてつもない規模・・・・
また、忘れたころに、同じ過ちをまた繰り返すんでしょうか?

takanoriさんのレビュー 4 読み終わった

再び黒木氏。 いよいよ黒木氏の著作制覇まであと少しと言えるレベルになってきたか。 本作は、2001年12月に破綻した米国エネルギー会社大手エンロンのお話。 テキサスの地方ガス会社でしかなかったエンロンがどのように急成長し、 その中ではどういったビジネスが行われていたのか。 彼の著作の象徴といえる細かい取材をもとにした忠実なドキュメント。 SPEを使ったオフバランス化と、それによ... 続きを読む »

けいさんのレビュー 4 読み終わった

2009年4月17日読了

shio1204さんのレビュー 4 読み終わった

エンロンについて。

これだけ易しく、かつ詳しくエンロンの創造的会計処理を描いている本は他にはないんじゃないでしょうか。

この事件はエンロンだけじゃなく、投資銀行・監査法人なども含め後々まで大きな影響を与えた事件ですね。

ただ、この本に出てるような会計処理って、うまくやればすごくメリットのあるもので、こういうことが出来るっていうのが魅力の一つだと思います。主役にならざるものというのが本来の立ち位置なんでしょう。

全体的には読みやすいですけどちゃんと理解するにはそれなりにじっくり読む必要があると思います。

とくさんのレビュー 4

 エンロンの繁栄の裏側と失墜までを小説として描いた本。勿論エンロンの名前は知っていたし、不正な会計処理を行って、色々な会社を巻き込みながら潰れた事も知っていた。しかし、実際に何が行われたのかまでは殆ど知らなく、概要だけでも感じ取りたいと思い本書を読んでみた。  本書はとても丁寧に書かれていて、複雑になりがちなSPEを用いた複雑な取引を図を用いつつ、物語に絡めながら説明をしてくれる。そのお陰で... 続きを読む »

おすぎさんのレビュー 5 読み終わった

常識・教養として知っておくべきエンロンの興亡が揺り籠から墓場まで分かる良書。学術的でなく非常にExcitingに読み進められる。Weather Derivativesがエンロン発祥とは知らなかった。

diligenceさんのレビュー 4 読み終わった

小説でありフィクションも含まれるが、事件の概要と根本原因について詳しく書かれていてためになる。会計の恐ろしさがわかる本


全30レビュー中 1 - 25件を表示
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