女子大生会計士の事件簿 DX.6 ラストダンスは私に (角川文庫 や 37-6)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 486
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043767083

作品紹介・あらすじ

「私にとってアンタの存在はいったいなんなの?」萌さん、それってどういう意味?藤原萌実-現役女子大生にして、公認会計士。その傍若無人な性格にはいつも振り回されるものの、能力、知識、容姿と三拍子そろった優秀な会計士だ。これまで彼女が監査先で出会う奇妙な事件を、僕、柿本一麻も一緒に解決してきたのだが、今回はどうやらそうでもないらしい…超実用的ミステリ、いよいよ最終巻!柿本の恋の行方は。

感想・レビュー・書評

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  • 会計の世界を面白く知ることができる。

  • 萌ちゃん留年してたとは。
    今回も萌ちゃん、カッキーコンビの活躍。
    会社のあるべき姿や会計士の姿を著者を通して考えました。
    最後に幽霊まででてくるとは、コメディだけでは終わらないのがいつも浅深くていいです。

  • 全巻読んだ

  • 現役女子大生であって、公認会計士でもある、
    藤原萌美。職業柄か、女子大生とは思えない言動。
    男前のところもありつつ、たまにのぞかせる女子の部分。このアンバランスがかわぃぃ。
    企業監査に入ってる中で、会社の汚点を次々と洗いざらいにしていく。
    不正は不正、ダメなことはダメ。でも、これは致し方ない事情が、、、という場面もあるが、会計士という立場上、見逃すことはできない。
    しかし、マニュアル的に処理するのではなく、あの手この手と手法をこらして企業を助けていく。
    一つ一つの物語が完結していて読みやすく、文庫本なのに漫画本感覚で読み進めていける。

  • シリーズ読破達成!最後の方は昔は読んでいなかったんだけど、キャラも会計トリックも最後まで面白かった!
    カッキーがモテる話もあったり、小話もあったりして、シリーズを全部読んできた私としては嬉しかった。
    シリーズ全体を通してだけれども、登場人物がとても多いので名前を付けるのが大変だったんじゃないかと思ったりもしたけど、歴史上の人物をもじったりしてて、私はネーミングセンスも好きでした♪

    難しい会計のことも素人にとっては分かりやすい方でへーそんなだーと思うこともあり、勉強にもなりました!

  • シリーズ最終巻。今回は萌実のデレるシーンがシリーズ中最多となっています。もっとも「秘酒・夢幻」の効果で、カッキーの記憶からは消去されてしまうというオチなのですが。

    表題作「〈ラストダンスは私に〉事件」では、萌実が監査法人をやめて大学に専念することを決意し、ようやくカッキーがカッコいいところを見せています。

    その次の「〈真昼の白昼夢〉事件」では、神戸にある萌実の実家の建材店の手伝いをする話。阪神大震災で命を失った萌実の姉と母が、カッキーの前に姿を現わします。ただしあくまで小説として評価するならば、現実的な会計をテーマにした小説に幽霊が登場するというのがどうにも不自然に感じてしまいます。もちろん、楽しみながら会計の初歩を学ぶことができる「超実用的ミステリ」である本書を、単純に小説としての完成度だけから評価することは的外れなのかもしれませんが。

    あと、萌実とカッキーの会計用語しりとりのくだりがおもしろく読めました。確かに「ヒキン」ルールがないと困りますね。

  •  最終巻にしてようやく萌さんが女子大生である描写が登場しましたね。
     ただ、特別女子大生設定が活かされたわけでもなく、そうでなくてもお話が進んだ感は強いですが。

     それと。最後の最後にファンタジー設定。幽霊とか。
     やりおったわ、ホントに。
     ずっと現実設定だけで進んで来たお話は、最後までそれを貫いてほしい。
     最後に一気に醒めたわー。

  • ~女子大生会計士シリーズ終幕!~
    女子大生で会計士の萌さんが企業の不正を正していく、女子大生会計士シリーズの第6弾にして最終巻。
    今回、萌さんは大きな決断をして、カッキーとの関係も大きく変わります。
    最終巻サービスのせいか、カッキーのかっこよさ1割増!
    もちろん、いつも通り会計ネタ盛り沢山なので、お勉強もしっかりできるオトクな一冊です。

  • ラストダンスは私に

  • 面白かった

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著者プロフィール

1976年生まれ、公認会計士。現在、インブルームLLC代表。著書に『女子大生会計士の事件簿』シリーズ、140万部を超えるメガヒットとなった『さおだけ屋はなぜ潰れない』

「2018年 『マンガ日本と世界の経済入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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