8.1 Horror Land (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043792030

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  • ネット上のお化けトンネルサイトで知り合った四人が、スリルを求め深夜にお化けトンネルへ向かうと…(「8.1」)、秘密を打ち明ける前に死んでしまった彼女に再び会うため、噂の神社を訪れる男の運命とは!?(「黄泉の階段」)

  • 3編のホラー短編小説。

    1話目「8.1」はネットで知合った幽霊の出るトンネルをめぐる男女が遭遇した恐い話。
    これはありそうな話だけど、ただ恐い体験をするというだけでなく、行くべくしてそこに行ったというオチのあるお話です。

    2話目「黄泉の階段」は恐いというよりちょっと感動的なお話でした。
    突然の事故で恋人を失くした男の子。
    いきなり恋人を失った喪失感とその恋人に秘密を打ち明けられなかったという罪悪感に悩みます。
    そして死んだ人ともう一度会えるという「黄泉の神社」を訪れます。
    まず彼女と会いたいなら、彼女についての40の質問に答えなければならない。
    そして全ての質問に答えた彼の運命は・・・。

    3話目「骨壷」は骨壷をエサに人の体をのっとっていく赤ん坊の霊の話。
    ひたすら気持ち悪かったです。

    この本すぐに読めるので、電車に乗っている間にでも読めちゃうと思います。

  • 「黄泉の階段」の設定はなかなかと思うけど、何でそんな質問?って感じ。
    あっさり3つぐらい愛を問う質問を感動的な言葉でしめてくれた方が良かったな。

  • あまり怖くない(笑)そして山田悠介らしく?ひねりがない。

  • まあ、こんなもんかな。

  • 1009 文章力の問題か?いまいち。

  • 面白いとは思いますが少し消化不良な印象…短編集だからといってしまえばそれまでですが…

  • 山田悠介初の短編集が待望の文庫化!ネット上のお化けトンネルサイトで知り合った四人が、スリルを求め深夜にお化けトンネルへ向かうと…(「8.1」)、秘密を打ち明ける前に死んでしまった彼女に再び会うため、噂の神社を訪れる男の運命とは!?(「黄泉の階段」)、他にここでしか読めない書下ろし短編「骨壺」の三本を収録。 (amazonより抜粋)

    50分で読める手軽さがいいですね。
    内容は・・・いつもな感じで時々表現が幼稚すぎて驚いてしまう。

  • 『8.1』『黄泉の階段』『骨壷』の三篇を収録した短編集。

    あんまり怖くはないと思います。

  • これはクラスの友達Mさんから借りました。

    私最近本買ってないわね!!


    リアル鬼ごっこの著者ということで、

    なんら良くわからない表現があるらしいとか。


    まぁ読んでみたところ、

    展開の読める怖い話という感じでした。

    何で流行ってるのか私にはいまいちわからないかな・・・とか

    偉そうに思ってみます。

    こういう系結構好きな私がいうのも難ですが、

    何を読者に伝えたいのかわからない話だよな・・・と思います。

著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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