8.1 Game Land (角川文庫 や 42-3)

著者 :
  • 角川書店
3.03
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本棚登録 : 2024
感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043792047

作品紹介・あらすじ

デートで遊園地にきたカップルは、ジェットコースターに乗り込んだ。その途端、「今から生き残りレースを始めます。最後の一人になるまで続きます」とアナウンスされた。果たして残酷なそのゲームとは!?

感想・レビュー・書評

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  • 「ゲーム」というには、あまりにも残酷なものばかり。
    娯楽としての「ゲーム」という言葉とはかけ離れた作品でした。

    いや、でもある意味これは「ゲーム」なのか。
    常識の範囲では考えられないものだけど、一部の人から見れば「ゲーム」そのもの。

    どの作品も、読んでいると気分が悪くなるというか、気がおかしくなりそうな状況が多い。

    クリスマスに読む話じゃなかった。

  • 山田悠介の短編集。
    遊園地に遊びに行ったカップルが謎のゲームにまきこまれ....
    死体を撮りたい男と行方不明の少年の奇妙な出会いから....
    人間狩り...

    短編、

  • この人、短編のほうが本領発揮していると思う。

  • 「ジェットコースター」がすごく怖かった。
    あのジェットコースターには絶対乗りたくないね。
    最後がけっこう意外だった。
    すっごくおもしろっかたよ。おすすめだよ!

  • 3つの短編小説集
    2024年読書初めにはサクッと読めて良かったけど、再読はないかな。

    ・ジェットコースター
    途中からカイジの鉄骨渡り感がある。

    ・写真メール
    主人公の根暗で変わった性格性がよくわかる。
    友人の福田にもう少し捻りがあっても良かったかなぁ。(それはそれで予想されやすいか)

    ・人間狩り
    村と村の戦いのお話。
    実際にこんなこともあったのかなと思いつつ読めた。
    3つの中では1番おもしろかった。

  • 過去に読んだ本の再読。

    短編集な上、内容も複雑ではないので
    サクッと読みたい時にはちょうどいい。
    ただ、どの話も終わり方が似ていて単調なように感じた。

    個人的にはHorror landの方が内容は好きだった。

  • 山田悠介の小説で一番好き

  • ジェットコースター:救いはあるかと思ったけど、そんなことないですよね。理由があまりにも酷い、フィクションではよくある話ではあるけど。
    写真メール:終わりの後がどうなったか気になってしまった
    人間狩り:最後はまさかのファンタジーが入ってしまったよ、、、

  • 理不尽な恐怖が登場人物を襲い、人の負の感情を沸き立たせる本。
    正直あまりに突飛な設定のため主人公たちに感情移入しづらく、登場人物たちの人柄も好きになれない。
    読んでいる途中からつまらないと思ってしまった。
    3話とも最後に逆転、どんでん返しという構成なんだろうけど弱い。弱すぎてふーん、で?と思ってしまった。

  • 全てが短編読みやすい

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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