love history second songs (角川文庫 に 15-2)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043799022

感想・レビュー・書評

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  • 短編ふたつ、中編ひとつ。
    前作を読んだ勢いで手を出す。

    中編はほぼ前作と同じ設定で食傷気味。
    過去の恋人の死と現在の恋人との出会いを天秤にかけるところ、現在の恋人に死が迫るところ、迷いながらも現在を生きることを選ぶところ。

    この人の文章には流れがなくて読みにくい。
    登場人物の会話も、物語をすすめるためにそれぞれが独白しているだけのように感じられる。
    映像になったところで、自然体になるとも思えないけれど…。

    そして最後まで恵里に執拗に関わってくる川上の存在はなんだったのか。
    前作で幸せな過去にとどまり続けることを望んでいた玲と同じ立ち位置?

  • タイムスリップの大安売り。
    簡単にタイムスリップしすぎで、だんだん時系列が分からなくなってきて途中で挫折。
    文体も苦手でした。

  • 文中に出てくる『川上』は不必要。

    枝葉に不要なものが多過ぎる。

    駄作。

  • なんとなく題名が気になって購入してみました。

    思い出の曲を聴くと、現在の心のままで過去の自分に戻ってしまう。そんな不思議な体験をできる主人公の女性が、現在病に冒されたの恋人と、過去の時代の彼との時空を超えたやりとりを通して、自分なりの彼との生き方を見つけていく、というストーリー。

    過去に戻った自分の行動によって未来が変えられる。
    それは非常に魅力的なことで、私自身も時々そんなことができたらなあと感じることがある。しかし、そんなことが可能だとしても、そうすることが正しいかどうかを考えさせられた。

    過去から川の流れのような連続性をもつ現在。それは断つことのできないものであるが故に尊く、価値があるのではないかと感じた。

  • 高校時代に読んだ本で久々に読みました。うーん、やっぱり高校時代に感じたことと同じかな。読みやすいけれど、時間軸が少しわかりにくいので、二回読みが必要かもしれない。

  • 各チャプターに色々な人たちが出てきて
    話の流れが読めなくて「???」となってしまいました。

    すらすら読める作品だけど、
    最後だけかちっとまとめられていて
    少し分かりにくかった気がします。

  • なーんか、読むのに時間がかかってしまった。
    面白かったのかどうかも微妙。
    でもこのシリーズの1作目ってヒットしたんだよねぇ??

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著者プロフィール

1960年奈良生まれ。

「2023年 『夏に、ネコをさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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