女の旅じたく (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.10
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本棚登録 : 157
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043819034

作品紹介・あらすじ

重い旅行鞄を持ち歩くのは嫌だけど、仕事道具も身だしなみも寛ぎアイテムも省けない。そんな女性ならではの葛藤や工夫がたっぷり詰まった、旅と旅じたくの超実用的エッセイ。あなたの鞄も軽くしませんか?

感想・レビュー・書評

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  • お母さんからもらった本!

    日常にある当たり前のモノのうち、どれを選び、どれかを諦める。
    旅の荷物はその人の暮らしの決まり事の、優先順位の最強決戦!!!

    ホントに、、、、

    我が家は先月、フィリピンへ家族旅行へ行きましたが、荷物を減らすために小1、小5と親二人で小さめトランク一個で行ったんですが。
    まぁ、ギリギリ。笑笑!!!!!!

    作者の方と同じく、わたしもほとんど海かプールで遊ぶ予定なので、顔面は日焼け止めのみ。笑

    パンツは断捨離しすぎて3枚しか手持ちになく、家族みんなでノーパンデーがあったほどに。笑

    予想では水着がすぐ乾くし、水着でいたっていいよねー大して変わらないしー

    って気持ちだったら。
    曇ってて、案外乾かなかった上に、寒かった。
    プールも海も上がったら即着替えたくなったため、見事に着替えが足りませんでした!!!

    でも、着たきりTシャツやら、その辺に売ってる洗濯物なのか売り物なのかわからんTシャツ買ったり、なんだかんだで大丈夫だった。笑

    いや、大丈夫じゃないけど、ちゃんとなんとかなるのよね。

    わたしが旅行で絶対持って行くのをおススメするのはジップロックだな。
    これはもう万能よ!
    食べ残しも半端なお菓子も、濡れたものもなんでも入れれる。
    荷物にならないし、まとめる袋になるし、万能です!!!!!!


    #強化月間2402
    #旅
    #本
    #岸本葉子
    #読みやすい
    #わかるなぁ
    #でも、ギリギリでもなんとかなる
    #薬だけは絶対忘れず
    #痛み止めとかね
    #あと子どもの薬
    #探す羽目になる
    #着替えはなくてもなんとかなる!

  • 旅行前の、自分にどれだけ快適に旅をさせてやれるかを試行錯誤する思考に共感した。

  • 2011.5

  •  筆者の旅じたくが書かれた本。持っていくもの、置いていくもの、服選びや食事まで、多岐にわたって「旅じたく」が書かれている。
     「女の旅じたく」だけれど、女である私とはまた違った旅じたくだった。ずぼらで、思いついたものをバッグに詰め込む私にとっては、筆者のあれこれ悩む様子は「旅慣れしてる人……!」と思うばかりで、共感できるところは多くはなかったけど、ほかの人の旅じたくをのぞき見しているような楽しさはあった。

  • 旅は、はらはらドキドキがいっぱい。

  • 旅支度ってわくわくする一方すごく大変。
    でも私とは年齢が違いすぎるからか、価値観がかなりずれていて共感ができなかった。

  • 私にとっては『あっ、そうなんだぁ』程度で普通だった。
    女のではなく、彼女の旅支度についてのエッセイ

  • 旅行前の準備や旅先でのトラブル。それも含めての旅行であるし、ぜーんぶまとめて楽しめればいいんですけど、ねー…。
    仲のいい友達とおしゃべりしている感覚で読めるエッセイです。それ私も持ってくなー、いやそれはいらないでしょ、むしろこれは欠かせない、なんて思いながら。服を選ぶ基準には思わずうんうん、と頷き、旅先での予想外の店の少なさ・閉店の早さを嘆く件では自分の体験談も披露したくなります。旅行なんだから普段の生活なんか忘れたい。けど気に入ってるものは持って行きたいし、利便性も確保したい。ついでに帰宅したときには「我が家に戻ってきたぞ」と思えるようなことを残しておきたい。帰るところがあるからこそ旅行なんですね。目的もなく流浪の旅にでるのも憧れますが、そのための準備や不便を考えると日常生活送るよりずっと大変になるのかも。たまの息抜きで旅行するくらいがちょうどいいのかもしれません。

  • 8月あたま、出張前になんとなく購入した本。
    如何に旅を快適なものにするか、というテーマに凝っていた時期でした。

    実用書を期待して買ったけど、読んでみれば旅のあれこれエッセイ。
    失敗した...と思ったけど、結果的には反面教師として活躍。
    先人の失敗から学ぶことは多かったです。

    ちなみに本著に至るまでのわたしの考え方の変遷はというと、
    最小限の荷物でこと旅の達人に違いない!
     ↓ から
    旅先でも普段の力を発揮するには、多少重くても”いつものあれ”を持っていくのが賢い旅人なんだ。どうせ荷物は行きと帰りしか運ばないし、重たい思いをするのなんてほんのちょっとだしー。

    という境地にありました。

    そんなところに本著登場。
    結果、いらないものは紙一枚でも減らして、いつもの自分でいられるものは惜しみなくもっていく!
    というのが本物の旅人かも...と遅ればせながら気がつく。

    が、その境地にたどり着いたところでなんの解決にもならず、
    結局旅慣れない頃以上に荷物の厳選に時間がかかるようになってしまったという。。。

    でも、自分の荷造りを育てていくのも旅の楽しみなんだと感じさせてくれる1冊。
    旅立ちの前にご一読をおすすめします。

  • わちゃわちゃして楽しい

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著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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