青雲の大和 上 (角川文庫)

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著者 : 八木荘司
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年10月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043828111

青雲の大和 上 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「はるかなる大和」に続く時代の物語。唐に留学していた日文や高向玄理らが両者をつなぐ役割を果たしている。
    上巻は山背大兄皇子一族の滅亡から大化の改新まで。いくら学友とはいえ、入鹿が鎌足を最後まで信じ切っていた、という設定にはちょっと無理があるなあ。

  • 全2巻。
    「遥かなる大和」「大和燃ゆ」と合わせて三部作。
    二作目。

    中大兄皇子と中臣鎌足による大化の改新。
    そして半島・大陸に対する大和の外交政策の物語。

    これはよいのでは。
    三部作で一番。

    大化の改新っが最初はテーマになってて、
    メジャーな事件ってこともあって結構引き込まれる。
    が。
    上巻で大化の改新は終わってしまう。
    後半どうするつもりかなと思ってたら
    前作「遥かなる大和」で活躍した留学生・玄理が中心として
    大陸に対する外交戦が繰り広げられる。

    前半の大化の改新では、
    友情との葛藤や、ミステリーのような計画性、
    後半の外交では、
    友情の尊さやハラハラする政争など、
    結構読みどころも多く読者を離さない。

    冷静にふりかえってみると、
    前作「遥かなる大和」や次作「大和燃ゆ」と同じく、
    忘れられてしまうキャラや、
    前半と後半で違う小説を合体させたような、
    別の話感はやっぱりある。
    が、
    前作から続いた物語の、3巻・4巻として読むと、
    最後のクライマックスにはグッとくるものがある。
    遂にここまで、と。

    三作目「大和燃ゆ」も
    このまま再読してみよう。

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