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みんなの感想・レビュー・書評
主人公は、小学校の教師をしている夫と、平穏で幸せな暮らしを営んでいます。けれど主人公には、忘れられない辛い過去がありました。その記憶は重荷となり、常に主人公を苦しめ続けているのですが、正面から向き合うことを彼女はずっと避けてきたのです。ある日、夫の教え子である12歳の少女が彼女のもとを訪ねてきます。少女はとても美しく、妙に大人びた雰囲気を持っていました。年齢の差を越え、少女と対等に心を通わせるうち... 続きを読む »
野中さんの話は深いなぁと思います。佳奈子ちゃんの気持ちがわかる人とわからない人がいるように。この話をよんでいてそれがわかる人わからない人がいるんじゃないかなと思います。わかるだけがいいことではないと思うけれど。
なんとなくだけど、この草原に行くという感覚、わかる気がする。なつきのつらさがたまらなく読んでいてつらかった。草原の描写が好きです。
私の人生を変えた一冊。
きっとこの世で生きる大部分の人たちが、目を背けたり切り取ったりする事でしか消化出来なかった過去を抱えている。
その切り取ってしまった場所に茂った草原が、こんなにも傷を癒してくれるのです。なんて慈悲深い。
哀しい部分が、広く青々と輝く草原。この小説は、人の心への希望に満ちている。甘チャンなあたしにとっては本当に素晴らしい小説でした。
かなり前に借りて読みました。心にずっと残っていたので、文庫になったので買い求め、改めて読んでみると、とても爽やかな読後感。十代の頃の懐かしい感じが思い出されるような雰囲気でした。







