万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)

  • 3265人登録
  • 3.74評価
    • (253)
    • (522)
    • (422)
    • (67)
    • (10)
  • 366レビュー
著者 : 松岡圭祐
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836437

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印

万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • ハイパーインフレが気になり急いで下巻を手に取ったのに、今度は力士シールの顛末が気になる始末。
    ハイパーインフレとどう繋がって(繋げて)ゆくのか、莉子がどう真相に辿りつくのか。
    わからないまま残りページが少なくなっていくのにはらはらした。

    「理想と現実には開きがあるもんだ。(中略)私の信念は結局、金に負けたんだよ」
    切なく苦い真相でした。

    理想と知の財産を受け継いだ莉子の活躍はここからスタート。
    ゆっくりシリーズを追いかけます。

  • 鑑定で披露される知識の数々は、興味深くて面白いのだが、ストーリーや事件はというと、うーん、そこまでの魅力を感じなかった。余計なエピソードや登場人物が多い気がするんですよね。派手なわりに肩透かしを食うようなところも多々あり。上巻に続き、やはりいまいち。

  • Ⅰからの完結編。犯人はいまいち納得がいかない。

  • 展開が読めそうで読めないから、一気に読みたくなる。続きはもう何巻も出てるからどれから読むか迷う。

  • 最初から出ていても、手がかりには全く気付かなかった。スーパーインフレが起きた日本の描写が恐ろしい。秩序のある世界がこんなにも脆くなるんだなと怖かった。

  • まさかの結末にビックリやけど、物憂げな終わり方は相棒みたいで、好みでもあったり。
    万能鑑定士の船出として、読みごたえありましたね。
    ハイパーインフレ、恐ろしい!

  • 1巻の続き。
    1巻のドキドキに比べると盛り上がりに欠けた感じがしました。
    それでも、偽札のトリックや、犯人があまりにも身近な人だった事などは、肩すかしな気もしたけど、盲点で面白かった。
    それから、このお話にライターの彼って必要かな?と軽い疑問が湧きました。

  • 意外な結末でした。内容なければはないが単純に楽しくよめた。漫画的な内容。

  • 力士シールにこめられた意味にまず驚きました。また、ハイパーインフレの恐ろしさを思い知りました。事件解決のために「ここいるかな。」と思った部分もありましたが、全体的にさくさく読めました。ただ、あまり好ましくない結末ではありました。主人公の成長の繋がればいいのですが・・・。

  • わずか数日でのハイパーインフレの原因を見つけ解決することを目的に行動を起こすが、中々見つけられない。わずかなヒントから真相を突き止めるが・・・。
    一人でお店をやっていく、この仕事でやって行くには超えないといけない壁に当たるが、悲しみながらも超える主人公。そして今後に続く新キャラなどが登場し終了する。
    力士シールとインフレの原因、偽札問題の謎は興味深かったが、次巻以降読むかというと微妙です。

  • 前作から続くハイパーインフレ、力士シールの完結編。前作からは想像出来ないくらいスケールが拡大していきます。
    一連の事件は意外な真相でしたが、主人公が論理的に解決するのではなく偶然によるもので不満が残りました。
    また、本編で披露される蘊蓄は伏線にもならないものばかりですし、わざわざ沖縄へ帰るなどの不要なくだりもあるので完成度は今一つだと思いました。

  • 忘れた頃にやってきた「力士シール」の真相。「いや、力士シールなんて最早どうでも良いよ!シールの真相知りたいのは山々だけど、あと数十ページしかないよ!ハイパーインフレ収まらないよ!」と思ってたら見事に繋がりました。只々衝撃。これは力士シール編ですわ、うん。しかも最後はダークサイドに堕ちた師がラスボスで、その意思を引き継ぐという、なんとも熱い(?)展開で、なんだか自分の中のミステリー小説像が良い意味で壊されました。続編も絶対読みたいと思います。

  • 1巻に引き続き読了。
    力士シールとハイパーインフレが意外な形で繋がっていたことには驚いたけれど、犯人の動機があまりにも自分本位でうんざりした。人が死んだ直接の描写は無かったけれど、インフレ中に病気になって治療を受けられずに亡くなった人がいてもおかしくないと思うと・・・。
    物語の展開もキャラクター構成もしっかりしているのになぜか読み応えを感じないというか、わくわくする間もなく終わってしまった。けして面白くないわけではないのに物足りなさが残ってしまう。
    今後シリーズを追いかけるかは微妙。

  • さすがにあの終わり方で放置は出来ずに二巻も購読。
    ハイパーインフレがいかにして起こったのか。
    現在結構不況の波が来てますし、これホントに起こったら怖いなぁと、結構ビクビクしながら読んでしまいました。
    そして1番最初の謎、力士シールの謎も解決。偽札騒動と力士シールは繋がってるだろうと思ってたけど、始まりはそんな理由だったの?と若干肩透かしをくらった感は否めない。
    ことの真相は悲しい結末だと私は感じました。人の為に生きて、困ってる人をいっぱい助けて。でも、それだけじゃあ生きられない。綺麗事だけじゃあやっぱり世の中は生きていけない。
    それが現実なのはわかっているけど、物語の中だけは夢を見ていたかったなぁ…なんて。

    とりあえず区切りの良いところまで読んでみたけども。
    次巻も読むかは保留かな。

  • Ⅰの続きということで、連続して一息に読了。
    ページが残り少なくなってからは、どう決着つけるのかハラハラしながらも期待して続けたら…ちょっと悲しい結末。その後世間がどうなったのかが気になる。
    それにしてもハイパーインフレ怖い。こんなのフィクションでしか起こらないと思えない今の社会が、とても怖い。

  • 事件簿Ⅰの後編であり解決編です。ⅠとⅡは上下巻となっていて、Ⅰからの流れで一気に読みました。豊富な知識を生かして奮闘するヒロインの造形が素晴しいです。いくら奮闘しても、すぐに事件解決とはならないのですが、そこがまたいいところで、博覧強記な人物が事件を解決する、同種の作品に対するアンチテーゼかと思わせます。上手くいかなくてもあきらめずに頑張ることで、ヒロインの人間味がより強く感じられました。

  • 前巻の解決編
    今気付いたけど、殺人のないミステリなの?このシリーズ?


    取りあえずハイパーインフレ怖い 
    偽札事件ありきだけど、あんな勘違いによる報道で簡単にハイパーインフレが起こり得るって意味でも怖かったわー
    まぁその割に、メイン二人は結構自由に動けてたけどね やっぱり皆タンス貯金があるんだねって感じ
    一巻で起きた複数の事柄が全て繋がっていて、事件の終りに向かって次々と謎が明かされていくのはテンポもよくて悪くなかったんだけど、犯人の動機と事件の規模の差と描かれなかった莉子の最後の謎解きと犯人との会話中の心情(あと何がしたかったのか分からない小笠原の行動とか)がなんかねー もやもやする
    莉子の心情とか特に 推察出来る程彼女の性格まだ分からないしさ

    そして予想外の犯人だった!
    力士シールがまさかの繋がりを見せてビックリだったけど、兄弟が絵をそれぞれ描いてるって分かった時点で、氷室さんの話を思い出して、例え同時に手描きでシール作っても、集め方・貼り方・調べたシールの時期がぴったり一致してないと無理だろって思ったのに、犯人にまで結びつけられなかったのがちょっと残念
    賢い人や鋭い人にはすぐ分かっちゃったんじゃないかなぁ

    さて、次も読むか・・・迷うなぁ

  • ようやく図書館で借りることができました。
    Ⅰ読了から3か月ぶり。飽きることなくあっという間に読めました。
    ずっと気になっていた「力士シール」と日本崩壊の謎。
    散らばっていた幾つもの点が少しずつ1つに繋がっていくのが面白かったです。すっきりしました。
    沖縄やお札に関する小さな”なるほど、そうだったのか”も、楽しかったです。
    今巻は凛田さんが沖縄~東京と駆け回り大奮闘。
    小笠原さんは頑張っていましたが印象はかなり薄かった。
    ラストは予想外で、なんだか切なくなりました。
    あの人はどうなるんでしょう。その後の日本も気になるところです。

  • 面白かった。続きはシリーズどこにとんでもよいという感じらしいので、他の本の読書の合間によんでみようと思う。

  • 力士シールとハイパーインフレとの関連と真相が終盤になるまで予想付かず、残り少ないページ数になっての種明かしに驚いた。インフレ騒動を読みながら「外貨預金と硬貨はあった方がいいな。海外旅行で余ったコインもバカにならない。」とリスクヘッジにマジ思いを馳せるw。ドキドキしたなあ、もう。

  • 1巻だけ以前読んだが、1巻と2巻セットでひとつの話のため2巻も読んでみた。
    それなりに楽しめた。

  • このシリーズは万能鑑定士Qを名乗る凛田莉子が様々な知識を駆使して事件を解決していくものです。
    この本に出て来る知識の幅は広く雑学の勉強ともなります。
    この知識の幅広さがこのシリーズにおける醍醐味だと思います。

    さて、今回の事件ですが「戦争をするより安価に相手国を失墜させる」方法をとってきた犯人に対し凛田莉子がどのように立ち向かっていくかがキモになってきます。
    これにより日本はまるで途上国のような状態となり、様々な場面で不便さを感じさせ、それ自体が凛田莉子を阻む障壁となってきます。
    この荒廃したともいえる日本の状態の描写を見る度に現在豊かであると言われる日本もその地位に慢心できる国際情勢ではないのだと思いました。
    また今回の事件は主犯者の準備は周到でしたが所詮(といってはなんですが…)個人の力によるものだったのでそのおかげで事件の解決ができましたが、もしバックに組織(某国とか)がついていた場合、この問題を解決するにはどのようにしたらよいのだろうかという妄想も膨らみ読書後の現在楽しめています。

    最後にこの本は前巻の内容の続きとなっていますので読む場合は前の巻を読んだ後に読むことを強くお勧めします。

全366件中 1 - 25件を表示

万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)に関連する談話室の質問

万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)を本棚に登録しているひと

万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)の作品紹介

『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になり、いくら金があっても足りないのだ。従来のあらゆる鑑定をクリアした偽礼が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。だが、まだ万能鑑定士・凛田莉子の鑑定がある!パーフェクトな偽礼の謎を暴き、未曾有の危機から国家を救うことができるのか!?書き下ろし「Qシリーズ」第2弾。

ツイートする