万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫 ま 26-311)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043836437
感想・レビュー・書評
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力士シールとハイパーインフレとの関連と真相が終盤になるまで予想付かず、残り少ないページ数になっての種明かしに驚いた。インフレ騒動を読みながら「外貨預金と硬貨はあった方がいいな。海外旅行で余ったコインもバカにならない。」とリスクヘッジにマジ思いを馳せるw。ドキドキしたなあ、もう。
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1巻だけ以前読んだが、1巻と2巻セットでひとつの話のため2巻も読んでみた。
それなりに楽しめた。 -
値段分の価値は十分にあった。
でも、一作目ほどおすすめできるかといえば。。。。
一作目は雑学が話のタネに使えたけど、今回は難しすぎて使えないし。。。
ネガキャンみたいになってるけど、500円の価値は十分にあるから、おすすめだよ!! -
思っていたよりもずっとミステリーしてた。
今巻は莉子がほとんど。
小笠原はてんで役立たずで可哀想だけど笑った。
莉子と一緒にミスリードされたり、最終的に一つの真実に帰結する流れが面白かった。
これで、めでたしめでたしなんですかね……。
これで一つのエピソードは完結だけど、続きが気になっちゃう結末でしたね。続きというか後日談というか。
これからの万能鑑定士Qの活躍に期待です。 -
瀬戸内さんいい人だったのに…
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2011年9月23日読了。
偽札事件を追う莉子たちの活躍中を描く完結編。
さまざまなピースから真相に辿り着こうとする莉子たちだが、なかなか犯人の尻尾を捕らえることが出来ず、時間ばかりが過ぎて行く。
しかし、意外なところから「力士シール」の犯人を見つけた莉子はある真実に辿り着くのだが……。
莉子のキャラクターが漫画的で、これがたぶんこのシリーズの最大の魅力なのだろうと思います。
岬美由紀シリーズを読んでいたので、あまりの違いに同じく作者とは思えなくて戸惑いました。どちらかというと、こちらは昔読んでいたコバルト系を思い出す感じですね。
あちこちに振り回されてるけど、犯人は身近にいるあの人だよなぁと、すぐに分かってしまったのが残念。
ですが、人が死なないミステリーという分野が割と好きなので、これも有りだと思います。
現在発売中の全巻を借りているので、いっきに読もうと思います。