万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫 ま 26-316)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836482

感想・レビュー・書評

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  • 万能鑑定士シリーズ第7弾。
    逆錬金術の謎を追うために、脱税疑惑のある女性編集長に莉子が接近する。

    いつも通りの安定感であるのは間違いないが、
    逆錬金と脱税の二兎を追うが故に、どちらも中途半端になった気がする。
    どんどん知識武装していく莉子はどこに行きつくのだろう。

  • 少しマンネリを覚えてきたかも?

  • 読み始めると、プラダを着た悪魔!?って思ったけど、その話が出てきた。他の作品も含め、プラダを着た悪魔いろんなとこで出てくるなぁ。莉子ちゃんの本業忘れちゃうくらい秘書の仕事馴染んでたね。あんなカッコ良く仕事したいなぁ。正義の仕事っていいなと思う。

  • 気軽に読めるシリーズだけど、今回はマルサ絡みで、いつもと若干趣が違っていたため面白く読めた。

  • 人気雑誌の編集長の脱税疑惑が浮上した。
    その証拠をつかむべく、莉子は秘書として乗り込むことに。

    秘書になっても仕事を先読みして、サクサクこなす莉子はかっこいい。
    そしてそれを鼻にかけない天真爛漫な性格、改めて完璧な人じゃないかと思った。
    憧れるなあ。

  • とうとう潜入捜査にまで挑戦する莉子。
    もはや鑑定士ではない気もしますが、前回に続き
    新展開という感じでサクサク読めます。

    小笠原君とのコンビもますます息が合ってきて(莉子が焼餅やいています。よかったね~)じれったい恋愛模様も盛り上がってきました(牛歩ですが)。

    すでに母親目線で小笠原君の恋の行方を見守っています(笑)

    最後のトリックがまたしてもすぐ分かってしまうのですが、もはやミステリーとかトリックを解く小説ではなく、莉子の慧眼ぶりを楽しむ小説だと思えば苦になりません。

  • 主人公の環境適応能力が凄まじく早くてとても面白かった。

  • 今回は一冊に3つの事件が織り込まれていたのですが、どれもなかなか楽しめました。 しかし出版社でのネックレスの紛失事件はなんとなくだが犯人に目星が付いてしまった。 それでも編集長がどうしてこういった性格になったのか、第一秘書の成長、莉子の感受性の高さなど各キャラの内面がとても強く表れた一冊だと感じ読んでいて楽しかった。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    純金が無価値の合金に変わってしまう“逆錬金術”の謎を追って、凛田莉子は有名ファッション誌のカリスマ女編集長に接近する。小説の盗作騒ぎから5億円のペンダント紛失まで、数々の事件を解決に導いた莉子の行く手に、最大の謎が出現した。沖縄・波照間島で育った無垢で天真爛漫な少女が知性を身に付け、いまやマルサにも解き明かせない秘密の真相解明に挑む。書き下ろし「Qシリーズ」第7弾。

    1月18日~19日

  • 20140114

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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