万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836536

感想・レビュー・書評

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  • 危なかった、週刊角川の記者O宛に殺害予告を送るところだったぜ。そそそそんなことないだろうと、おおお思ってたけどね!マジで!思わせぶりな表紙め。とりあえずコーラ君は石打ち刑で勘弁しといてやろう。「人はいつでも夢の一歩手前よ」って華蓮が言うと、いつまで経っても自分の理想を実現出来ない悔しさ的なものを勝手に感じ取ってしまう。もちろんポジティブな意味で言ったのだろうけども。才能があり何でも出来てしまうが故に、ついつい高くなる理想に苦悩する華蓮に肩入れしてしまいそうです、勝手に。力士シール編また読み直したくなった。

  • 小笠原君の思考が暴走気味でよかった。
    今度の鑑定品はまさかの「太陽の塔」。
    そして、トリックはさらにまさかの・・・。
    しかし追い詰められた人間は何をするか分からないという点では、私は大いにアリなトリックだと思う。
    でも、区切りの作品なだけに、ハイパーインフレ事件のようなダイナミックさを期待していたので、ちょっと残念。

    指輪泥棒、誰だったのか気になる。
    続編を読めば分かるのかなぁ?

  • 「人はいつでも夢の一歩手前」
    いかにも作った色の強いくさい言葉だけど、、、
    良い言葉(^-^)

  • 太陽の塔、ミステリーサークルとスケールが大きくなりすぎて、逆に事件の動機が貧弱すぎる。しかも人が機械に入って最先端技術と偽るなんて、いまどき小学生でもそんな発想しないでしょう。おもしろいのは謎解きまで、解答はチープ。ただ、この謎をどう決着つけるのかという期待感を持って読み進められるという点では、エンターテインメントとして十分成り立っていると思う。

  • 表紙を飾るイラストと莉子の行動力を考えたら、結婚というフィナーレが待っていると思っていたのに! やっぱりここは、そうこなくっちゃ! って期待に応えてもらいたかった。
    今回の事件が莉子が巻き込まれた最大の事件かどうかは疑問が残るところですが、ミステリーサークルに作家ならではの解を示したことはとても楽しめました。
    十二冊のシリーズでしたが、一気に楽しく完走できました。

  • 最終巻。表紙でちょっとビビる。

    このシリーズに於いて、華蓮が出てくるとちょっと締まる感じがする。
    彼女を特別視してちょいちょい出してくるのはちょっと微妙な気もするが、手を取って巨悪?に挑むのは2時間ドラマ的で悪くない。
    まぁ、いつも以上に話はトンデモである。

    次のシリーズとかは読まないかなぁ…。

  • まず、クライマックス完結!?

  • 太陽の塔がテーマのお話。
    いろいろごちゃまぜになりすぎて、あんまり入り込めず…。
    鑑定要素が少なかったのが残念…。

  • 読みやすくて、あっという間によみおえてしまいわした。

  • 12話で終わってしまいました。
    12話は、私の理解力が悪いせいか(あるいは表現力のせいか)トリックの内容が少しわかりにくかった。
    それにしても、ミステリーサークルの真相を解明してくれるとは・・・・?

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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