いのちの教科書: 生きる希望を育てる (角川文庫 か 48-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043837014

感想・レビュー・書評

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  • 人とのつながりを大切にできる子どもを育てたい!そんな思いをもってこの本を読んだら、金森さんと似たような考え方だ!と思いました。
    でも、つながりを大切にするってことは子どもの本音や現実に、真剣に、めんどくさがらずに向き合うこと。そして「つながる練習」をすることが必要であることに気付きました。
    金森さんの実践は今では20年前になってしまうけど、地域や保護者との連携の本質を捉えたものであるなぁと考えます。本気、本物を体験して本気で向き合えるような教育をしたいなぁ。

  • まだまだ休校は続きます。先生方だけでなく、家庭学習で困っている親御さんにおすすめです!
     単行本の方に詳しくレビュー書きました。
     https://booklog.jp/users/lifedevelop2020/archives/1/4048838520
     角川さん、休学中の学校の先生や親を支援する意味で、重版してくれませんかね。

  • 金森俊朗実践で育つ子ども達の姿がかかれている本。
    今の、若者がこれと同じ実践をしようとすると、色々なしがらみが厳しそうだけど、でも、本当はこうやって育ててあげることができれば…という実践ばかり。

    ダボハゼから覗く民教系の実践は、泥臭く、地に足がついたものが多いけど、これを読んで、なんとなくしっくりきた。


    なぜか、知床第一ホテルの蔵書の中にあって、一晩で読んだ本。

  • 生きていくうえでいかにいろいろな命に支えられているのか、また命の大切さを改めて感じました。
    また、子どもが命について触れる機会が減っていることを考えさせられました。

  • What is the life?
    Have you thought about the life?
    This book was written by an teacher.
    If you read this book, your viewpoint for the life will change.


  • きっかけは学校の授業だったのですが、すごくおススメの一冊です。
    読みながら本文中のあっちゃこっちゃで泣きました(*ノノ)

    金森先生関連の本はどれもこれも読んで損はしないものですので、是非とも沢山の方に読んでいただきたいです。

  • 日本で初めて死の教育を実践した小学校教諭。
    友との繋がりを徹底的に植え付けるいのちの授業。
    学校,教師,親,地域ができることを提案している。
    1つ1つ考えると当然のことのようだが,
    今の教育には欠けていることかもしれない。
    大人の貧しさ,自分の考えだけを反映する教育はしたくない。
    そのためには,自分が一生懸命に生きることが大切なのである。

  • こういう先生がもっといればいいのに、と思う。でも、これからは「職業教師」がどんどん増えるのだろうな。

  • 著者は大ベテランの小学校の先生です。授業実践がすごい。

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著者プロフィール

1946年石川県能登生まれ。金沢大学教育学部卒業後、教職につく。石川県内の八つの小学校を経て2007年3月退職。2008年4月より北陸学院大学人間総合学部幼児児童教育学科教授。上越教育大・金沢大学非常勤講師。石川県民教育文化センター所長。日本生活教育連盟全国委員・石川サークル副委員長。金沢家庭裁判所委員。劇団文化座友の会理事。1989年、妊娠7ヶ月のお母さんを招いた「性の授業」を実践し「いのちの授業」に取り組む。1990年末期がんの患者さんと共に「デス・エデュケーション」を初めて日本の小学校で実施する。1997年第29回中日教育賞。1989年第10回教育科学研究会賞。NHKスペシャル「涙と笑いのハッピークラス 四年一組命の授業」は2003年第30回日本賞グランプリを受賞。2004年第25回バンフテレビ祭「グローバルテレビジョン・グランドプライズ」受賞。2007年第30回石川テレビ賞受賞。

「2009年 『金森俊朗の子ども・授業・教師・教育論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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