約束 (角川文庫)

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著者 : 石田衣良
  • 角川書店 (2007年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043854011

約束 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 久々に石田衣良読んだんですが、面白かった!!!!石田衣良作品の中でもナンバーワンを争うほどに面白かった!短編だけど読み応えあり!!!

    実際の事件を目の当たりにして書き出したというこの一冊。なんだかそれぞれの事件なり苦悩がより身近に感じられるものでした。

    涙無しでは、、、というほどのものではないけど、なんとなく辛く険しい道のりをそれぞれ強く歩んで行く姿に、そっと寄り添うような気持ちになる。

    他人の不幸として読んでかわいそうかわいそうと涙するってよりは、大変だろうけど頑張ってみますか!って気持ちにさせてくれる一冊でした!!!

  • 2001年に発生した無差別殺人事件に作家として出来る事はと悩んだ著者が紡ぎ出した表題作。主人公のカンタとヨウジは、後に別作の長編「カンタ」で設定を変えて、波瀾万丈の青春を生き抜く。
    泣ける小説が苦手な人にこそ読んで欲しい、人間のレジリエンスの短編集。

  • 「天国のベル」は心に響きました。出張中の車内で泣いちゃいました。我が子が小学校の時を思い出して、可愛かったなぁともシミジミと(^^)

  • 【読了】
    7つの物語が入った短編集。
    全部、最後には心が柔らかく、
    あったかくなれるようなお話ばかりです。

    でも、最後の最後、
    7つめの物語は
    『優しさに心がえぐられる』
    って感じです。
    それは決して不快では無く、
    強さを与えてくれるような感じ。
    とてもオススメです。
    #石田衣良 #約束

  • 歳を取ると、涙腺が... (つД`)

    一度落ちて、でもまた立ち直って行く
    人の心や思いの強さを描いた短編集。

    「感動しやがれ」と大上段に構えず、
    淡々とした描写が心地よい。

    また、各作品とも、登場人物の
    立ち直るきっかけと言うか
    「ターニングポイント」が
    きちんと描かれているのがいい(^ ^

    世の中も人間も、まだまだ捨てたもんじゃない、
    という気にさせてくれる一冊(^ ^

    素直に感動しましょう(^ ^

  • 切なくて、泣けます。個人的には、不登校を続ける少年と廃品回収車の老人の夕日へ続く道が好きです。あと、青いエグジットは、片足を失くした少年がダイビングを始める素敵な話でした。お勧めです(●^o^●)

  • 短編集なんですが、タイトル作の約束、ちょっとうつくしい子どもを思い出しました。子どもの心の意外な脆さ、自傷する小学生なんて本当はいてはいけないのに、様々な理由で実在するんだよなあと現代を憂いた。
    全体的に好感がもてるけど、ひとり桜だけあんまりしっくりこなかったです。
    一番好きなのは 夕日へ続く道 かなー。
    現代っ子のサバサバした、物事分かり切ったようなとこがうまく描かれてて、あながちそれが間違いじゃない、とか。
    でも、その時間違ってる、違和感があると感じても、みんなと同じなのが滑稽でも、屁理屈こねず学校はいっとけっていうシンプルな話なんだけど、石田さんの描く子どもって現代の子どもサンプルAみたいな感じなのが多いのに、血の通ったおっさん(笑)描くのもうまいんだなーって感心した。
    そのおっさんとサンプルAが同軸に立って違和感ない。なんかそれすごいって思った。
    エヴァンゲリオンの子達が波平に叱られるみたいな(笑)
    短編の中の一作なのですごい短いのに、おっさんの言葉に泣きそうになった。
    こんな大人になっちゃダメだ。
    自分のことそんなふうに言える大人がいまどのくらいいるのだろう。
    そう言える人に限って誰かの役に立ってるんだよねー。誰かの人生を覆すような。

  • 短編小説です。最初の一章だけが秀逸です。あとはただの付け加えのようなダラダラした小説。あの一章でもう元は取れるぐらい面白いのに、なぜ短編でいろいろ付け足すのか?
    僕が短編小説に偏見をもってしまった思い出の一冊。

    「わかった。ぼくは生きてるから、生きるよ」

  • 石田衣良の小説はこれで二冊目です。

    前にスローグッドバイを途中で挫折したので、
    読みきったのはこれが初めて。

    一冊読んだだけでその作家の評価を決めるのは
    あまりよろしくないと思ってこの本を借りてみましたが、
    やっぱりだめでした。

    ごめんなさい。
    個人的な感想になりますが…。

    泣ける=いい、泣けない=悪いってことではないですけど
    ちっとも泣けないし感動もしなかった。

    どれも‘感動’の典型のような話ばかり。
    ‘大きな悲しみを乗り越え、もう一度前を向いて歩き出す決意をした人々の再生’がテーマということですが、
    それを描くために病気だとか死だとか、
    わかりやすい希望だとかを並べて、
    あまりにもかんたんで、卑怯だなという感想しか持てなかった。
    ここに描かれた希望も絶望も、全部薄っぺらくてただ不快。
    偉そうなことを言いますが、
    どうしても素人レベルにしか思えませんでしたし、
    プロならもっと違う角度で物事を捉えて
    深みのある小説を書いてほしいと思いました。
    このテーマなら尚更。

    あとがきも含め、始終いらいらしました。
    作者の陶酔が窺えて、本当にげんなりしました。
    なぜこの作家に人気があるのか、純粋に疑問です。

    まあ、でも、たった二冊で評価を決めるのもあれなので…
    次は池袋ウエストゲートパークを読んでみようかなと思います。

  • IWGPから石田衣良ワールドに入った人間としては「石田衣良、お前もか」てかんじだ。
    大きな不幸と奇跡を用意すれば、彼ほどの文章力さえあればこの程度の泣かせる話はいくらでも量産できるだろう。
    あとがきにこうある「ぼくはどれほど容赦なく暴力を描いても、さして意味はないと思っています。そんなものより、病や喪失から生きることに立ちもどってくる人間を描くほうが、何倍も力強い。単純にそう信じているのです。」石田衣良の脱IWGP宣言ですな。
    ならば、私は彼の新作を読む価値を感じません。私の脱石田衣良宣言です。

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