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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「でもね、本当に綺麗なものが写真には写らないのが、わたしはいいことだなって思う。(中略)
美しいものがすべて、記録されて、印刷されて、世の中に広くでまわるなんて、つまらないじゃないですか。どんなにいいカメラでも、腕のいいカメラマンでも手が出せないところがある。それでいいと思います。」
― 192ページ -
「ちゃんと見てろ。ほんの何メートル歩くだけで、おれはもうフラフラだ。みっともなくて、だらしないだろ。いつも兄ちゃんがいってた『バカらしい』って、こういうやつだ。だがな、人間、どんなにバカらしくても、やらなきゃならねえこともあるんだ」
― 169ページ -
「オレは兄ちゃんがどうしてひとりで公園にいるのかは、わからねぇ。だけどな、ときには自分を折るのも大事だぞ。毎日少しずつ負けておく。そうしておくと、最悪の事態は何とか避けられるもんだ。」
― 156ページ
みんなの感想・レビュー・書評
天国のベル
難聴の雄太と話せないひかる。その2人に天国のベルが聞こえる。切なく感動的なストーリーで自然と涙がこぼれた。
病気や怪我、大切な人の喪失などで、自分の時間を止めたままでいるいる人々が、最後に前を向いて歩いていくというのが主題である。本当のことをいえば、あまり好きな種類の連作短編集ではなかった。
しかし、あとがきがよかったら、納得できた。
石田衣良の小説で、少年が主人公の話は実は大の苦手かも。私は意地悪な性格なので、シンプルな物語をストレートに描いた小説が嫌いなのだ。汗
だから4teenなども好みの作品ではなかったりする。
よい話ばかり。現実世界はいやなことばかりだから、小説の中だけでも夢を見させてくれというのはわからないでもない、しかし私の心にはなぜか響かない。だめな大人なのかも……
短編小説です。最初の一章だけが秀逸です。あとはただの付け加えのようなダラダラした小説。あの一章でもう元は取れるぐらい面白いのに、なぜ短編でいろいろ付け足すのか?
僕が短編小説に偏見をもってしまった思い出の一冊。
「わかった。ぼくは生きてるから、生きるよ」
最近、短編小説を読むのが好きです。 ちょっと大げさに言っちゃうと、 人それぞれの世界、人それぞれの感情が あるんだなーっていうのがわかるからです。 小説は、主人公の立場を、 様々な問題はあれど、否定しません。 例えばこの本の短編のひとつに、 理由は自分でもよくわからないけど 不登校になっちゃった、っていう男の子が 主人公の話があります。 物語はその子の目線から、その子の ... 続きを読む »
喪失感と生きるための希望。
ちょっとあざといなあ、と思う部分もありますが、そこは石田さん。
ちゃんと泣ける作りになっています。
私は最後の「ハートストーン」がお気に入りかな。
いや〜確かに感動するよ、そりゃ。
でもこういう話はあまり好みでない。
唯一響いたのは源ジイのセリフ
「人間、どんなにバカらしくても、やらなきゃならねえこともあるんだ」
なんか俺の中で石田衣良の作品は好きなものと嫌いなものにはっきり別れるな。
全7粒の清涼剤。
ひとつひとつの短編が「生きる」ことに対する温かい思いがあふれている。
石田氏の短編集に共通する体温が、本作でも感じられる。
何かとギスギスした今の世の中だからこそ、読みたい一冊。
短編集。
温かいよね。
ちっちゃな勇気がポロリと落ちてるから、読み終えたら、拾ったら良いよ。
一気に読み終えた。
それぞれの短編作を読み終えた直後は、明日から頑張ろうという気持ちになれた。
ただ、全体を読み終えて、一つ一つを振り返ると印象が薄いのはなぜだろうか?
自問自答してもわからず…
初めて石田衣良さんの短篇集を読んだ。
恋愛小説に慣れてきていたので、
かなり違うストーリーに最初は戸惑ったけれど、
そこはやはり石田衣良さん。
すごく優しさのある中で、生と死をまっすぐに見つめていて
読み応えがありました。
個人的には「約束」が好きでした。
辛い出来事から立ち止まり下を向いていた人たちが、
光の方向に向かって再び歩き出す物語。
亡くなった人の想いが温かい。
突然の凶行に倒れた友からの言葉。
お父さんから急性の失聴症になった息子への電話。
それから、難病にかかった孫に、おじいさんの遺した「石」。
最後のお話が一番泣けただろうか。
突然の死に嘆き悲しんでも、遺された人はそれでも生きていく。
私も、こんな風に、誰かを想って死ぬことができるんだろうか。
石田衣良さん、初めて読んだのですが、最近よく聞く名前だし、なんとなく若い女性かと思ってた。
50歳の男性だったとは!いや、びっくり!
こんな本を探してた!!
いつ何が起こるか分からない人生。どんなことがあっても周りにいてくれる人達に感謝して、一歩ずつ前向きに生きていこう。そう思える感動の一冊です。
2011/10/29読了 感動だ、とか、泣ける、だとか、そんな言葉では表せないくらい、心に沁みる話ばかりでした。久しぶりだ。こんなに胸に来る物語を読んだのは。 生と死や、幸せと苦しみ、そういうものは本当に両極端だけれど、表裏一体。すぐそこにある気さえする。 それをどう受け入れていくか、愛することが出来るか。 ・・・とりあえず読んで欲しい。現に今とても泣き出しそうな私がここにいるのだから... 続きを読む »
石田衣良2冊目。いちばん初めに読んだものよりも読みやすかった。さらっと読める感じ。どん底からの救いの泣けるお話。青いエグジット、天国のベルが好き。

これも短編集~ 





