美丘 (角川文庫)

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著者 : 石田衣良
  • 角川グループパブリッシング (2009年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043854028

美丘 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 石田衣良の作品はなんだか軽くて、読みやすいけど飽きるし忘れる。と、いう感じがしてましたが、この美丘に関してはその石田衣良の特性がよく生かされてるような気がした。

    彼女が死ぬっていう究極の泣かせストーリーなのに、キャラクターやら若干の下ネタで泣けないんだよね。笑

    泣きそうな内容だけど泣けるとこひともないっていう。笑、でもかえってその工夫?というか書き味が重苦しい内容がライトになって読みやすい一冊でした!!!

    さすが、ウエストゲートパークを産んだだけある!!
    相変わらずモーツアルト好きで、よくモーツアルトトークはでてきてましたが笑!石田衣良のおかげで、私もモーツアルトは結構好きなりました^_^

  • 良くあると言われてしまうかも知れない、恋愛小説のパターンか。恋人が亡くなってしまう。

    それでも、感動したし、泣けたし、読了後は(後半は一気に読んだので)人のぬくもりが欲しくもなりました。

    これもパターン化されていると言われるかもしれませんが、人生の限られた時間のなかで、愛する人を大切にする「かけがいのなさ」を教えてもらいました。

  • 約束を待っている美丘の元に、赤毛にスーツを着て手にはバラの花束と共に太一は訪れる。
    その約束は、あまりにもやるせなくて残酷。

    読後、冒頭に語られていた言葉に救われました。
    ”ぼくの胸がきみの墓場なのだ。この心臓が打ち続ける限り、きみはぼくの胸で眠るといい。――中略――
    今はできないけれど、いつか恋をしたら、男の胸の痛みとときめきを教えてあげよう。――中略――
    最後の心臓のひと打ちがとまるまで、力を尽くして生きる。”


    願いがかなえられ、これからも太一の胸の中で生きつづける美丘は幸せなんだと。
    そして太一にはたくましく生きていく。そんな気持ちにさせてくれました。

  • 20160918読了

    綺麗すぎる、けど、だから美丘の生き方が映えるのかなと思った。展開に、気付いてるけど切なくて涙が出る。電車で読んだら泣いてしまって恥ずかしい。今を大事に行きたいと思える作品。

  • あかん。(涙)

  • ヤコブ病 太一 青山 クリスマスイブ
    邦彦 洋次 麻里 直美

  • ハッピーエンドではないのに、よかったような。悲しいのに、涙はでてこないような。人が若くして病で最期を迎える時の悔しい気持ちが心に沁みた。

  • 毎日を必死に生きようと思いました。

  • 治療法もない死に至るヤコブ病がいつ発症するかわからない状況で「今」を全力で生きる美丘。考えて立ち止まることも時には必要かもしれないが直感のまま、細胞が叫ぶままに行動することの大切さを教えてくれる。全力で生きて何が悪い。後ろ指さされても前だけ見ればいいことを学んだ本。

  • 物語としては良かったし涙した。
    でも、綺麗にサラッと書いてるから、
    本を読んでる途中で想像した
    『クライマックスを読み終えた自分』
    よりはボロボロにはならなかったです。
    まぁでも、それが石田衣良の作品の良いトコ(酷い描写が少ない)でもあると思います。

    でも、難病に対する主人公『美丘』の生き方に感じさせられる事がありました。
    読んでて背中を押された気になれました♪

  • 全力で生きたくなる本

  • 感動した。本当に感動した。
    ヤコブ病の美丘。発症してからの展開。
    怖い恐怖。だけど太一くんのおかげで安らかにあの世へ行けた。これは読んだほうがいい。

  • 美丘、
    君は流れ星のように自分を削り輝き続けた。。。
    平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。
    大学の準ミスと付き合っていた太一は、
    強烈な個性と奔放な行動力を持つ美丘に急速に惹かれていく。
    だが、障害を乗り越え結ばれた時、
    太一は衝撃の事実を告げられる。
    彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。
    魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブストーリー。
    「美しい丘と書いてミオカ。それが君の名前だった。」

  • ありきたりな設定だけど、さすが石田衣良!
    読みやすかった。

    でも、美丘にあまり共感できなかった…。
    麻里がかわいそうになってしまった (>_<)

  •  旅先のゲストハウスの本棚にて。
     IWGPのイメージが強い石田衣良は暇潰しに持ってこいではないかなと手に取った本。
     映像化を前提に書いたのでは?と思うくらいよくありそうな物語。
     結末は最初から見える。
     「きみ」なんて呼ぶ薄ら寒い人間をわたしは信用しない。
     若いときの性欲をキレイに描かれても、こっちはもう共感できる感性失ってしまってんもん。
     「病気で人が死ぬ話なんて、暗くて大嫌い」「お涙ちょうだいって、大嫌い」て、ヒロイン自身がゆうとるがな。
     ま、何も考えずに読むには丁度いいくらい。

  • 美丘は迫る病気の発症を恐怖していたと思うけど、それでも明るく、本当にたくましい女性だと思った。

    もしわたしだったら、こんなに明るく振舞えないし、こんなに強く生きれない。

    週末のフールを読んだ時も思ったけど
    命の宣告がなければ、人は生きている喜びや命の尊さをおざなりにしてしまう。

    今日のような毎日がずっと続くと思っているから。

    私は、毎日を適当に生きているとまではいかないけど一日一日を大切に生きているとは言いがたい。

    平日は神経すり減らして、
    仕事に追われる毎日。
    休日の過ごし方を見直そうと思う。

    からっぽの休日を過ごすのはやめよう。
    本で学ぶことは多いね。

  • 主人公とヒロインの愛情の描写が秀逸。破天荒なヒロインに真面目な主人公が惹かれていき、ヒロインの秘密が明かされて、ヒロインの最後の時まで飽きる事無く読み進められた。

  • 友人からいただいた本です。
    期待せず読みましたが思った以上に名作でした!

    ミオカの生きざまには、日々の生き方についていろいろ考えさせられます。

  • 朝っぱらから泣く・・・ちょっと変わっていて、強くて、可愛らしい美丘が、とても魅力的。

  • まっすぐに生きる力強さを感じた。美丘はすごく美しく強い人だと思った。
    あとがきに、たまに小説には神様がいると書いてあった。あとがきを書いた人が、この小説を読み終わった日がクリスマスイブで美丘の命日もクリスマスイブだったからだと。
    この小説にフジロックのことが書かれていて、私はあまりの偶然に驚いた。太一と美丘が同棲する前に記念としてフジロックに行っていた。
    私も7月にフジロック行こうと思ってたのであまりの偶然にすごくびっくりした。
    偶然なんだろけど小説ってすごいなって思う。

  • 言葉が出なくてしばらくぼーっとしてしまった。この本には生きることの素晴らしさや今を全力でいきることの大切さ、当たり前のような感想しか紡げないけど教えてもらった気がする。心が重たくてどうして美丘を助けられないんだろうって太一になったような気分でページをめくり続けた。石田衣良さんの作品は登場人物がほんとにだれもが魅力的で素敵で幸せになってほしい、とかこの気持ちがわかる、という共感を生む文章表現が巧みだと思う。読みやすいし。 ここ最近で一番胸を打たれた。 永遠なんていらない、そう思ってもっと人生に向き合えたらって思った

  • 石田衣良作品の登場人物は皆感受性豊かだと思う。そして本気で恋をする。その登場人物が見ること、聞くこと、感じることに読者は共感し感動する。そんな不思議な体験ができる作品が多いと思う。今回ヒロインの最後は明らかに明示して話は進んだ。言ってみればオチを述べてから話を進めている。小説は話の最後までの流れが面白いし読者の予想と裏切られたらまたそこで面白味が出ると思うがあえてどういう流れで小説を進めるのか言ってしまい、さらにそこから感動を産むという、作者の腕を見せつけられた作品だと思う。

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美丘 (角川文庫)の作品紹介

美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた…平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に急速に魅かれていく。だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー。

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