サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)

  • 3712人登録
  • 3.70評価
    • (335)
    • (598)
    • (710)
    • (54)
    • (12)
  • 366レビュー
著者 : 奥田英朗
  • 角川書店 (2007年8月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043860012

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • いろんな人の話を聞いてバランス良く付き合って、自分で考える恥じない大人になる。

  • これとっても好きな本です。
    上巻、下巻でちょっと雰囲気変わりますよね。私は下巻のはちゃめちゃ具合が好きですね。

  • 旧活動家とか、なかなか見ない設定で新鮮。

    これを読んで若干苛つくのは、本の内容にではなく、文句を言うだけの自分に対してだろう。

  • これはメチャメチャ楽しい。破天荒な父一郎に翻弄される家族。しかし、ブレない、群れない、日よらない最高の男。「おとうさんを見習うな。少し極端だからな。けれど卑怯な大人にだけはなるな。立場で生きるような大人にはなるな。」また、母のさくらが最高。「人として何ひとつ間違ったことはしていない。唯一常識からはずれたとしたら、世間とあわせなかったことだけ。世間なんて戦わない人を慰めるだけのものよ。」自由でおおらか。沖縄かぁ。温暖で海も陸も食うに困らないから人がおおらかな理想郷だな。

  • 奥田さんの書く本を読むと不眠症になる。
    それくらい読ませる。
    淡々とそしてリアルに描かれていく。
    それがいい!
    っていうかリアルすぎる!
    小学生に取材でもしたのか?と思わせるほどに、子ども心が躍動感をもって書かれていた。

    お父さんはどこか狂気の桜の主人公チックだなあ!
    子どもは時におとなを頼るべし。
    復讐劇はなんだか爽快だった。
    下巻でどうなるのかが楽しみ!

  • 読み始めの頃は、こんなクソ親父はないと思ってました。甘ったれニートとか、いわゆるヒモとどこが違うの?みたいな感じで。 ただ、話が進んでくると、「あれ?この親父かっこいいかも?」と思ってきました。一郎はわかりやすく”過激派”に分類されちゃってるけど、結局のところ”革命家”であり、”無政府主義”なのではなく、常に何かに責任を押し付けているような(学校のせいだ、とか社会のせいだとか)べったり依存してるくせに批判するといった体制が嫌いなんじゃないの?とか思ってみたりしました。 「革命は運動では起きない。個人が心の中で起こすものだ。」って言葉は良いですね。大人が読んでも面白いけど、それこそ小学生が読んでもなんかいろいろ面白いと思います

  • 図書館。
    小学生が主人公のお話は、あまり得意ではなかったんだけど、面白かった。
    どっちが右でどっちが左なのかも理解してなかったりするけど、一人一人に焦点を当てて描くと、それぞれに正義があるから、あれだけ周りには迷惑でも行動できるんだなと思った。

  • 痛快!爽快!
    こんなに楽しい物語を読んだのはいつ以来かな?
    上下巻合わせて600p超のボリュームを一切感じさせない傑作。
    物語のスピード感、展開の意外さ、スケール感、そしてムチャクチャながらも愛すべき登場人物たち。
    紆余曲折を経てたどり着いた地で改めて問われる家族の絆。
    父親に振り回される少年が逞しく成長してゆく過程は「北の国から」を彷彿とさせ、タッチは軽いながらも色々と考えさせられる、実に奥深い物語でした。オススメ!

  • 小学生も、いろいろ大変なのだ。
    強烈な父親だけど、迷惑でしかないけど、「同志と呼ぶな」のところは少し格好いいと思ってしまった。
    新ユニットとのお別れシーン、切ない。

  • かなり前ですが映画化されたのでどんな感じの内容か何となく知ってました。
    しかし高円寺純情商店街を読み終わって次に手に取ったこの作品の舞台が中野。
    何の偶然かは知りませんが隣の駅だなぁと少し嬉しくなりました。
    中野も近所ですので最近よく遊びに行くためブロードウェイやら区役所やら
    馴染み深い場所が登場して親しみが沸きました。

    映画の(予告編の)感じからするとすぐに南の島に行ってしまうのかと思いましたが
    上巻は完全に中野編ですね。
    主人公の二郎君は大人びた感じでこんな小学生いるかなぁという感じもしますが
    小学生の狭い人間関係を見事に描いているなぁと思いました。
    子どもの問題に大人は介入出来ないということも上手く表現されていました。
    (その逆もしかり)
    上巻では主人公の親父である上原一郎は最後まで口ばかりで何にもせず
    どうにも好きになれないという印象でした。

全366件中 1 - 10件を表示

奥田英朗の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)に関連する談話室の質問

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)に関連するまとめ

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)を本棚に登録しているひと

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)を本棚に「積読」で登録しているひと

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)の作品紹介

小学校6年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても変わってるという。父が会社員だったことはない。物心ついた頃からたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、よその家はそうではないことを知った。父は昔、過激派とかいうのだったらしく、今でも騒動ばかり起こして、僕たち家族を困らせるのだが…。-2006年本屋大賞第2位にランキングした大傑作長編小説。

ツイートする