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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
【推薦文】
大学入学時、もしあのサークルに入っていたなら…という並行世界を書いた物語。
独特の語り口が特徴的な作品。青春ストーリーと謳っていますが青春部分はほぼカットされています。読む人を選ぶ作品ですが、少し手にとってみてはいかがでしょう
(推薦者:生命工学科 B3)
【配架場所】
すずかけ台2F-ペリパトス文庫 913.6/M
大学三回生。幻の至宝と言われる「薔薇色で有意義なキャンパスライフ」をこの手に納めんと奮闘する私であったが、それは本当に、ただの幻であった。いや、そもそも私は奮闘しただろうか。人生は選択の連続である。もしあのとき違う選択をしていたら……4つの並行世界を舞台に送る青春……これは青春なのか?
『太陽の塔』に続く森見登美彦の長編ニ作目。世界観は『太陽の塔』と同じで、どうしようもない大学生のどうしようもない日々を描く。さらに本作では平行世界という小細工(あえてこういう表現をしたい)が、ゆるさの中にも哲学的な味付けを加える。大学生になって自由を謳歌しつつ、それでも運命の前ではやはり自分は無力なのだと知る。青春です。
大学生活をどのように過ごせば有意義であるか。
その答えがこの中にあるともいえなくはない。
ただしわきまえておく必要はある。
私はどんな事をしても私であり、それを越えた存在になる事はできないのだと。
こんだけ馬鹿正直にアホになれるのはすごい。
愛すべき阿呆とはこのこと。
耳に痛い痛いと笑い泣きながら読み進めて、最後にはまさかうっすら感動までするとは。
かたっくるしい文体でしょうもないことを並べ立て、その合間にちらっと見える情けない本音がかわいらしくてしょうがない。
「今ここにある己を引きずって、生涯をまっとうせねばならぬ。その事実に目をつぶってはならぬ。
私は断固として目をつぶらぬ所存である。
でも、いささか、見るに耐えない。」
4話ぶんこの文章を読んだがやっぱり好きだ。
高校生の弟にはいまいち響かなかったらしい。
たぶん一度でも情けない大学生活を送ったことのある者にしかわからぬ悲哀があるのであろう。わかってしまったが最後である。踏み絵である。
この文体はうつる。
この独特な世界感はなんといえばいいのか。
第四章までよんでやっと入り込めた気がする。
夜は短し~もそうだけど、森見さんのこれらの本は自分のツボではないかも。
それなのになぜか読みたくなってしまうから不思議。
また時間を置いて読み直したいと思う。
現在病室という、四畳半に限りなく近い空間で生活しているためか、第四部でかなり共感し、そして今後自分の生活のあり方を想像させてもらった。魅力的な表現と巧みな構成が新鮮。軽快なテンポで話がススムのでとても読みやすかったです。
周りが読んでるからということで読んだ作品だったが、正直そこまで面白いとは思えなかった。大学生の主人公の気持ちは充分に理解できるけど、それ以上の面白さはあまり感じられない。パラレルワールドとはいうけど、同じ記述の部分も多く結構読み飛ばした所がある。作品の雰囲気に馴染めなかったってことなんだろうと思う。
「彼女は美人であるが、戦国武将の妻のような顔をしている。」「好物はエチルアルコールとカステラである。」こんな美人に是非会いたい。顔を舐めてもらいたい。「夜は短し、歩けよ乙女」に続く!
京都府下鴨神社の近くに居を構える昔ながらのアパート下鴨幽水荘。そのアパートの4畳半の一室を舞台に、京都のとあるダメ大学生の一風変わった学生生活を描く青春?小説。森見さん特有の、ある種浮世離れしたような古風な印象を受ける文体と人物造詣が良いなあ。こってりとした読み心地だけど、じわじわ染みこんできて、癖になるというか。なんとも味のある作品。4編のそれぞれのつながりが面白くて、読み返してみたくなります。
冴えない大学3回生の「私」。
1回生の春、多くのサークルの勧誘活動の中、興味を持ったのは映画サークル「みそぎ」、「弟子求ム」という謎のビラ、ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密機関<福猫飯店>だった。
そして「私」が入ったのは・・・
あのとき、この団体でなく、別の団体に入部していたら・・・
という後悔の中で語られるのは、悪友の小津とともに経験した悪事・珍事。
全4章がそれぞれパラレルワールドで語られる、若干ミステリー??
最後の4章ではどうなる結果が待ち受けているのかと、予想もつかずに読んだ。
どの道を選んでも、結局は同じ結論に至るのが面白い。
やっぱり、「自分は自分」なんでしょうねぇ。
アニメ化もしましたね。本当にこの人は文章力だけで書いているような気がする。ペンが先に動くんだろうか。と思いつつ、緻密な構成力にも驚かされる。根暗なんだな。
アニメ版を観て目から鱗が落ちる思いで原作を買った。
学生時代の苦虫を100匹ぐらいすり潰した思い出が
よみがえると共に京都の下鴨周辺の光景が目に浮かぶようで
楽しかった。
久しぶりに京都行きたい。

こりゃあほんとにアホな作品。





