- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043878017
感想・レビュー・書評
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1話の時点で読むのがしんどいと感じた。
ここで止めずに2話まで読んで、やっと話の構成を推測できた。
冷たい水で髪を洗うと、なぜあんなに切なくなるのか。
という一節があって、これには強く納得した。
4話でSF的な風味が出てきて、ちょっとした日常の変化が輝きを見せるところで、なるほどこれが主題だったのかと、やっと理解した。 -
話の設定は面白かったが、その設定に飽きを感じてしまった。私には合わなかったかな…。
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既読スキップ機能が欲しかった……。
どうにも小説という形式とうまく溶け合えていないような印象が強かった。あってないような選択肢でも良いから簡単なノベルゲーム形式で出会いたかった。同じ文章を読みつつ「どこか違うのでは……?」ってうっすら考えながら進む心地の悪さよ……。
登場人物達が充実した生活を送っているようでよかった。 -
勧められたので読んだけれど、前にもこの方のを読んで思ったが、やはりあまり肌に合わない。
しかしこのくだりには、とても納得した。
p356
「
流し台で髪を洗って、寝る。冷たい水で髪を洗うと、なぜあんなに切なくなるのか。そのまま崩れ落ちて泣けるぐらい切ない。頭を冷やすとテンションが下がるためかもしれない。
」 -
面白い人にはめっちゃ面白いんだろうな。
つまり、私には面白さがイマイチわからんかった。
どうも森見氏とは相性が悪いのか・・・
「恋文の技術」は最高だったのだけど、その後読んだ何かは挫折した記憶が・・・
最終話は、閉所恐怖症の私にはちと辛かったorz -
人生において数多くの選択肢があるけれども、どれを選択しても大して変わらない未来しか待っていないのか?
同じ文句を何度も使いまわしてると、さすがに読むのが億劫になったかなぁ。だから軽く流しながら読んだんだけど、それでも話自体は分かる。話は分かるんだけどこのループからどうしたいのかが分からないという奇妙な事態に。
最後はパラレルワールドに持って行ってオチを着けられていたとは思うけど、ちょっと内容が異色で受け付けなかったところが多かった気分。 -
大好きな森見先生の作品だけど、繰り返される文章は私には合わなかったようで。。。単話とすれば、面白いです。