- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043887088
感想・レビュー・書評
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読んでも読んでも、なんだかスッキリしない・・・スポットを当てたい人物はいったい誰だ!!
タイトルはコンダクター。しかし指揮者は・・・むにゃむにゃ(ネタバレになっちゃうので割愛)だし。
うーむ
・・・と思ったら最後にわかった(^_^;そーか、そうなのか!
なにがどうなっているのかが気になって、一気に読み進んでしまう作品だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1週間で一気読み!
めっちゃ読みやすいし、1週間の出来事だから展開が早くて、あっという間の読了です。
クラシックピアノや吹奏楽をやっていたので、登場人物やシチュエーションに親近感を覚えます。途中出てくる曲をBGMに聴きながら気分を盛り上げてみたり(笑)
ミステリーもなかなか深くて、どんどん謎を知りたくなってしまうのです。私欲のために人を殺める殺人犯。描かれたその様子からは目をそむけたくもなりますが、真実も知りたい。
いやなやつと思っていた彼が・・・
魅力的だなっと思っていた彼が・・・
色々書きたいけど、ほぼネタバレになる(;'∀')
「コンダクター」・・・なるほど!
読み終えた後、このタイトルに思わず納得。
ぜひシリーズ化してほしい。
続編あるっぽいこと書かれてたけど、だいぶ年月経っているのにまだ出てない?
神永先生~ぜひ続編を!お願いします☆彡 -
コンダクターのタイトルが指すものが途中まで不明だった。主人公が誰なのかも、良く解らなかった。そういう物語なのだと思った。
けど物語の中心は、全く違うところだった。
殺人事件が起こるものと思って読み進めるものの、なかなか人が死なない。物語は進むと言うより過去が明らかになっていく感じ。
最終的にどうなるのかと思ったらなるほど、そういうことなのねと最後は納得。
シリーズになって欲しいくらいだと思ったけど、タイトルからするとそれは望めないのかな…? -
石倉毅と新垣の捜査陣、音楽家の朽木奈緒美、真矢秋穂、玉木和夫.コンダクターとして登場する結城康文、演出家・柏井武雄.ミュージカルプロデューサー・相場陽一郎、雑誌記者の野島啓祐、メンタルヘルスカウンセラー・松崎.登場人物の把握がまず大変.椅子に座った頭部のない白骨死体発見がストーリーの発端だが、各人物の動きが小間切れに出てくるので前後関係を確認しながら読んでいくのに苦労した.被害者が雨宮礼司と判明し、恩田匠が登場して事件の真相が次第に明らかになっていく過程が楽しめた.最も意外だったのは石倉の動向だ.ネタバレになるのでここまでにするが、このような奇想天外なストーリーを創造した著者の力量は凄いと感じた.
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非常に面白かった。ぐるぐる回る視点はスピード感があって入りやすく、展開も分かりやすくてとても良かった。
御子柴岳人よりずっと好みだったなぁ。
次があったr嬉しい! -
まぁまぁ面白かった。
才能をねたむ事から
全てが歪みはじめる話。
芸術の世界で天才は一握りで
残りの多くは努力の人。
しかし、1番じゃ無ければ認められない。
嫌な記憶を封じ込めれちゃったり
?と思う部分も有ったが
全体的に読みやすかった。 -
暗いけど、引き寄せられる。やっぱり面白い。でも、後味悪い。
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出来上がり間近のパズルをがしゃーんとひっくり返されてぱたぱたぱたっと勢いよく作り直された絵が想像していたのと違った、みたいなわくわく感とびっくりがありました。面白かった。
神永さんの他のお話も!読みます!