心霊探偵八雲6 失意の果てに(上) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2982
感想 : 125
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043887095

感想・レビュー・書評

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  • 今回は上下の2巻セット。
    相変わらずスラスラと読める。

    一心が刺された時は泣いてしまった。
    今回は、後藤がすごくいい感じ!
    特に奈緒との関係が好き!

    後半も楽しみ!

  • シリーズ過去最大級に、ミステリアスな展開!下巻に期待!

  • 【あらすじ】
    “絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は、自ら呼び出した後藤と石井に告げる──私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す……。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女の目はなぜか自信に満ち溢れていた。本当にそんなことが可能なのか!? 後藤は疑心にかられつつも、一心を守ろうと決意する。八雲の叔父を狙う、美雪のその真意とは──!?

    【感想】

  • 赤い片目で心霊を見ることができる、八雲。
    ちょくちょく読み進めてきたけども、6巻は上下巻にわかれている。

    拘置所の中から殺害予告をする七瀬美雪に振り回される上巻
    ・・・で、下巻はどうなることやら。
    (七瀬美雪のイメージは、『踊る大走査線THE MOVIE』で小泉今日子が役った日向真奈美)

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    【内容(「BOOK」データベースより)】
    “絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は、自ら呼び出した後藤と石井に告げる―私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す…。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女の目はなぜか自信に満ち溢れていた。本当にそんなことが可能なのか!?後藤は疑心にかられつつも、一心を守ろうと決意する。八雲の叔父を狙う、美雪のその真意とは―。
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    【目次】
    序章
    第一章 予言
    第二章 彷徨・陰
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  • 6巻だと思っていたら、、、
    6巻の「上巻」だった!
    下巻に続く・・・

  • 一心さんにフラグがたちすぎててもう嫌な予感しかしないです。

  • 一心さん危ない逃げて!#6

  • 読了。

  • 「心霊探偵八雲6 失意の果てに(上)」
    “絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は自ら呼び出した後藤と石井に告げる、「私は拘置所の中から斉藤一心を殺す」と。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女の目はなぜか自信に満ち溢れていた。


    心霊探偵八雲シリーズ第6弾(上)。今回七瀬美雪が再登場、純粋な悪の塊のような女で非常にその怖さが文脈からも伝わってきます。


    物語は刑務所に入れられている七瀬美雪が後藤と石井に一心の殺人予告をするところから始まります。そんな彼女の八雲への嫉妬の強さは前回の事件で証明済みでした。しかし、前回から彼女の嫉妬は更に深くなっているように感じられ、読んでいくと彼女がいかにサディストであり殺人享楽者であり八雲の血にあこがれているかが強烈にこちらに飛んできます。


    今回は七瀬が登場していることもあり、八雲にとって非常に悲しい事件となります。八雲は自らの無力さ、存在価値を自ら問いかけ、そして立ち上がり事件の真相、そして黒幕に立ち向かっていきます。


    八雲がどうこの事件と七瀬美雪という悪に立ち向かうのか、そこがとても読み応えありました。また後藤刑事にも注目、常に八雲に振り回され、助けられるけど、人間として後藤刑事は八雲を助け、叱れる数少ない人物ですからね。

  • 電車の中で一気に読んでしまった

著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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