どきどきフェノメノン A phenomenon among students (角川文庫 も 20-1)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 1710
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043891016

感想・レビュー・書評

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  • 言葉遊びは面白いんだけれど簡単に予想がついたからどきどき感はなかった。
    それから水谷くんが個人的にすごく苦手なので、最後に少しの不満がある。
    でも実際あそこまでいってハッピーエンドじゃないというのもおかしな話ではありますけどね…。

    やっぱり森さんの作品はスカイクロラとか百年密室系のものが好きです。
    しっかり書けることが分かっているからこそ、こういう軽い話も楽しく読めるのだと思う。

  • 読みやすくて面白くて2日で読めました。主人公が読み進めていくうちにかわいくてかわいくて仕方がなくなってきます笑
    森博嗣はミステリィというイメージが強いですがこの本は一味違ってとても面白かったです!

  • 初めての森博嗣。初めての人の作品に触れる時ってどきどき、どきどきする私であります。心地よい文章はミステリ作家さんという印象をどこまで読んでも感じさせられることなくほくほく、ほくほくとしたままでしたが最後はぐぐぐぃっ、と胸キュンへ一気に駆け上がらされました。
    どきどきは感じるものではない、奪いにいくものだ!

  • すごくテンポがよくて、いろいろくだらなくて、
    夢中になってよめたんだけれども…

    結末がいやー!!!!笑 あたしは彼はいやです!!!!!笑

  • こんな主人公のような研究者になりてぇ!と思った。まずはシャンプーを買い集めたくなった(笑)

  • 森博嗣の恋愛小説は・・・うん。

  • これは正に妄想爆走純情@ミステリ。
    ミステリなのは主人公の窪居佳那。
    冷静を装いながらも頭の中は常に
    探求と分析という名の妄想が暴走している。
    「どきどき」が大好きで、時に無茶をする。

    酒の飲み具合によって記憶を消失するせいで
    無くした記憶を埋めるための努力がまた笑える。
    アクの強い変なキャラを引きずり込んで
    窪居佳那は「どきどき」するのである。
    ラストは落ち着くところに落ち着くんだけど
    それでいいのか?窪居佳那!最後まで笑えました。

  • 頭のいい人はわかんないな〜
    最初は背景が難しくってさっぱりだったけど後から色んな突っ込みが面白くて、ストーリーも気になって。。。。
    でも、結構中盤から最後の展開が読めてた。

  • 思わず恋愛を避けて生きてしまう主人公に痛く共感。
    但し、水谷のような人物が近くに多いためリアル過ぎてキモさ倍増。ちゅーできないよ。うえええ。
    ヘルシンキで読み始め、パリで読了。

  • まだ途中だけど、
    「人間、嫌な事があると、その反動で良い事が無性に恋しくなる」
    ってことばが、ものすごく分かる気がした。
    そんな時があった気がする。それがわがままなのか、
    本当に好きだったのかは今でも分からないけど、
    辛いとき、それが無性に恋しくて自分の中で
    唯一純粋に良いものであったことは確か。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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