海の底 (角川文庫)

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著者 : 有川浩
  • 角川グループパブリッシング (2009年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898022

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海の底 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 設定はとても面白い。
    海の底からやってきた巨大生物と戦う人間たち。
    地球温暖化がもたらすであろう未来の図。
    最近のニュースでも通常よりも肥大した魚たちが見つかっているという。
    この物語は、近い将来「物語」ではすまなくなるのかもしれない。
    読み物としてはとても読み応えがあります。
    リアルさもかなりのもの。
    ただ。。リアルさがリアルすぎて、私は甲殻類をあまり食べたくなくなった。
    なので、星は3つです。有川先生、ごめんなさいm(_ _)m

  • ザリガニこわかったーー人食うなよーー。ただ、夏木さんがどタイプすぎる。この人の作品に出てくる男の人は本当にタイプすぎて毎回惹かれる。途中の自衛隊警察の部分は難しくて流し読みしてしまった。頭が良くなったらもう一度読みたい。

  • 有川さんがSFのような作品を書いていたということを知らなかったので、非常に驚きました。
    また、この本を読む前に『クジラの彼』を読んでいたため、そちらで登場する素敵なキャラクターたちが主人公となって話を盛り上げていく様子は、とてもわくわくして面白かったです。
    最後の夏木さんと森生望さんの再会は、心がじわーっと温かくなりました。

  • 深海でのパニックものだと勘違いして借りたもので、なかなか前半は漫画過ぎて、人物設定もめちゃめちゃで最後まで読めるか心配でしたが、中盤からなかなかどうして一気に読めちゃいました。警察云々だけが最後までひねくれすぎてたけど漫画なら良し!

  • SFの中に色々身近な人間模様が楽しめました。

  • 4月、米軍横須賀基地桜まつりで停泊中の「きりしお」の大尉が見たとき、赤き巨大な甲殻類の大群が基地を闊歩し人を食べた。子供たちと潜水艦に立てこもった冬原と夏木。

  • 読み易く一気読み!
    SFパニックものだが警察、自衛隊、家庭環境問題、イジメ問題、恋愛、マスコミの問題等上手く読ませる!また、人間模様はひきこまれまくり最後は期待通りまとめるのは流石。そして読書終了後は爽やかなな気分になる。
    お勧めしたい本です!
    塩の街も読まなきゃ!

  • 長らく積んでいた「自衛隊3部作」の一冊。今度の敵は巨大化した「エビ」。何か怪獣映画みたいな舞台設定ではあるけれど、こういう事が仮に起こった場合、警察や自衛隊はどう対処するのか?。そのようなリアルな目線で物語が進んでいく点では非常に面白く読むことができた。今回も「空の中」と同じように恋愛要素はやや少なめ。最後の方で望が夏木を追っかけて同じ職場に来るのにはニヤニヤさせられたけど。あとがきでこの後の話の続きが「クジラの彼」にあると知ったので、機会を見つけてその作品も読んでみたいと思う。

  • 恥ずかしいのは仕方ない。でも謝るな。しゃんとしろ。
    どこでもおれてりゃ丸く収まるわけじゃないんだ。

    またぞろ(又候)
    * [副]《副詞「また」に「そうろう」が付いた「またぞうろう」の音変化》同じようなことがもう一度繰り返されるさま。あきれた気持ちや一種のおかしみを込めていう。またしても。またもや。「又候遊びの虫が騒ぎだす」

    陳(ひね)こびる
    である。古めいている。 「 - ・びた松」

    子供がませている。こましゃくれている。 「 - ・びた子供」

    圭介にはもうこんな顔しか見せないのだ。考えなしに悪意を投げた。
    周囲の顔色を伺って1番良い顔色が出るように立ち回り、それで自分の判断や決断をしたつもりになっていた。

  • 機動隊かわいそう。でも、機動隊ってもともと行政に反対する人を取りおさえる組織なのね。なんかこれから戦前の内務省みたいに怖くなりそうな。

  • 横須賀に住んでいるので場所が鮮明に頭に浮かび、ドキドキしながら読みました。出先からの帰り、お茶しながら読みたくなり、思わず本の舞台、潜水艦の見えるところへ移動(笑) 本の中でまさしくレガリスが溢れている、臨場感あふれる場所で。
    内容はレガリスこわいけどそれがメインではなく、潜水艦内での人間関係や、子供たちの心の動きとか、そういう人情的なものに心動かされました。もう1回読みたくなってまた最初から読んじゃいました。

  • 3部作 また読み直そう

  • 読む前は、エビと闘ったり、弱点を考えるのがメインだと思っていた。読んでみると、潜水艦内での子供達とのやりとりや、非常事態における警察の動きについてがほとんどだった。

    もし現実にこんなことが起きて現場で一分一秒を争っている時に、日本かアメリカどちらが動くのかとか、警察では無理と分かってから自衛隊を投入するとか、銃器はどこまで使用して良いか等で上層部が悠長に話し合っていたら、、
    もし自分が今まさにエビに襲われていてもそれでよしとするのかな?それともそれが一番カドが立たない方法だから仕方ないのかな・・・?とか、考えたら恐ろしくなった。

    烏丸や明石、夏木と冬原など、物分かりの良すぎる人達が常に現場を動かしているとも限らないし。

    海の底・前夜祭が面白かった。あんなに大人を装ってた夏木と冬原もまだ子供扱いで、お互いの力を試し合う事を楽しんでいて。
    まさかその後エビが来るなんて思ってなかっただろうな。
    堂上小牧に似ているけど、二人をもっと荒削りしたような性格に思えた。

    20170101

  • 巨大化した甲殻類サガミレガリスに横須賀が襲われる。接岸していた潜水艦に逃げ込んだ若き自衛官2名と子供達13人。
    狭い潜水艦内で15人が衝突する。若い自衛官も、女子高生、中学生そして小学生と、閉ざされた環境でそれぞれが自分自身と向き合い、成長する。
    前回読んだ『塩の街』を含めて自衛隊三部作と呼ばれる作品のひとつ。陸海、次の空を早く読みたい。

  • 久しぶりの有川作品。
    読み始めから、今までの有川作品とのギャップにどぎまぎしましたが、グロ系は得意分野なので、ぐんぐん引き込まれていました。

    グロ系で話が展開するわけではなく、地上の警察と自衛隊の内情や「きりしお」内の夏と冬、そして子どもたちのカースト。それぞれの心情を細く描写。少しずつ変わっていく子どもたちが、非常時という舞台によって際立っていました。

    ラストの圭介のインタビューのシーンがよかった!

    有川作品はいつも、読んでよかった、と思えるので好きです。

  • 海岸に溢れるザリガニのような
    巨大生物。
    戦い方を模索する
    警察と自衛隊。
    艦に立て籠もる
    海自の問題児2人と
    子供たちの話。

    夏と冬の2人が魅力的。
    生意気な子どもに
    少しイライラしたけど、
    そこを望が怒ってくれて
    代弁してくれて
    ありがとうと言いたくなったな。
    ラストも本当に素敵でした。
    初めましてから始まる
    物語あるなら読みたいなあ。

    2016.11.16 読了

  • 有川浩の自衛隊三部作の最終巻。何故かこれを一番に読んでしまった。潜水艦モノのパニックアドベンチャー系映画のように、潜水艦内部でもう少しハラハラする所が欲しかったかも知れない。

  • 書く前のシミュレーションをよほど丹念にしているんだろうなと感じさせる内容の細やかさ。
    細やかすぎて人間の嫌な部分を直視させられる息苦しさがある。でも最後に悪者を作らない優しさに読後はほっこりする。

  • 本を手に取ったときは分厚いなという印象。
    読み始めは、気持ち悪いし不気味だし有川浩の本にしてはハズレかなと思った。
    しかし、潜水艦での生活が始まってからは、モデルが実在するのではないかというくらい人物描写が絶妙で、気付くと見事に一気に物語の世界に引き込まれていた。
    図書館戦争シリーズのファンとしては、堂上や小牧を思い起こさせる夏木、冬原のキャラクターが最高だった。
    次はクジラの彼も読みたい。

  • シナルフェウス・レガリス、ネットで検索して
    思わずのけぞってしまった(笑)

    のっけからものすごい勢いで、
    巨大エビ巨大エビ!
    怖いよぉ・・

    でも守ってくれる警察官も
    自衛官も、参事官も科学者も
    みんなカッコいい///


    がんばる望ちゃんも愛おしい


    ずっとあまりのリアルな表現と
    ねじくれた子供の心理と
    まっすぐな自衛官の姿に
    ドキドキハラハラして
    若干胸が苦しい・・


    巨大生物退治のスペクタクルな物語なのに
    ちゃんとそれぞれの心の葛藤や成長が描かれてて
    最後にキュン要素も入れてくれて・・
    はぁ・・やっぱ好きだわ~

    中3の娘が、
    「感想を共有したいから早く読んで、今読んで」
    と協力プッシュした意味がわかりました


    文句なし満足の一冊。

  • 2016.09.26 ★4.0

    巨大ザリガニって〜んなアホな、と思いながらも没頭してしまった。
    夏と冬のコンビ最高!望の一途さもここまでくると清々しい!


    ===あらすじ===
    4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく

  • 一番気に入っているのは、やはり潜水艦でのお話。
    メンバーそれぞれの成長のなかで、夏木と望のお互いへの感情も確実に変わっている様がとても魅力的に映りました。
    その後の子供達のお話が、望ではなく圭介の視点から描かれているという点も面白かったです。

  • 3.5
    巨大ザリガニレガリスが攻めてくる話。一つのありえない設定に対してその他は現実にというコンセプトらしい。海自の夏木、冬原や望、明石、烏丸などキャラが魅力的。最後の望と夏木の再会などは伏線で分かりやすいがなかなか。真面目が救われる話でなかなか面白い。

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海の底 (角川文庫)の作品紹介

4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく-ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント。

海の底 (角川文庫)の単行本

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