クジラの彼 (角川文庫)

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著者 : 有川浩
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年6月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898046

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クジラの彼 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 有川浩ならではの自衛隊もののラブコメ短編集。
    プロ意識と切ない思いがせめぎ合う展開~甘い満足感にひたれます。

    「クジラの彼」
    「海の底」の番外編。冬原の彼女の視点で、潜水艦乗りの恋人になるとめったにメールすら来ないという付き合い。
    時には辛くなるけど‥?

    「ロールアウト」
    航空設計士の女性が自衛隊機を見ての困惑と努力。
    経費節減のためトイレの場所をどう作るか?そんな悩みから出合うこともあるのです。

    「国防レンアイ」
    陸上自衛隊の女性隊員はなかなか恋愛に恵まれない。
    自衛隊仲間とは転勤で終わり、民間の男性には偏見を持たれ‥
    いや身近に良い男がいるんですよ。

    「有能な彼女」
    「海の底』の番外編。夏木の場合は?

    「脱柵エレジー」
    自衛隊では隊員が脱走することを脱柵と呼ぶんですね。恋人にせがまれて、自らも経験した人物が、新人を指導する立場に。

    「ファイターパイロットの君」
    「空の中」の番外編。
    パイロットの女性が結婚したが、その生活は‥?

    取材を生かして専門的な問題をさまざま取り入れた展開。
    男前な彼女達とがっつり組むお似合いの男達。
    持って行き方が上手いです☆

  • 一回、図書館で借りで読んでみました。
    その時は、単行本でしたが…。

    そして、表紙がとても綺麗なことが印象的で文庫本を買いました。

    クジラの彼も凄く好きですが、ロールアウト!が好きですね。
    内容が、トイレについての話だったので初めは驚きましたが読み返すにつれて「なるほど・・・」と考えさせられる点がいくつかありました。

    クジラの彼は、≪海の底≫の続きで、有能な彼女も海の底の夏木さんと望ちゃんの後の話です。
    そして、ファイターパイロットの君。この為に、買ったようなものです。
    親となった、≪空の中≫の高巳さんと光稀のその後ですね。

    先に、≪空の中≫ ≪海の底≫を読むことをお勧めします。


    単行本と文庫本の表紙が少し違って素敵だなあ・・・、と思いました。

  • 読みながらこっちがデレてしまうほどのラブロマンスな話なのに、彼女たちが(彼氏たちも)男前すぎです。
    かっこいい!
    それに、みんな胸はって国防して、恋愛して、ほんっと、羨ましくなってしまいます。
    『空の中』も『海の底』も、めちゃめちゃ非日常なのに、後日譚では当たり前に生活してて、そこがまた、なんともリアルで、はまってしまいました。

  •  「いい年した大人がベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!」とは、俺の事?と思ったら、有川さんの言葉でした。
    まったくもって、有川さんには参る。恋愛物なんぞ、今さら読んでも・・・と思ってたオジサンの気持ちをあっり覆した自衛隊3部作や、図書館戦争シリーズ。俺、ベタ甘に飢えてんのか?(ココは突っ込まず、スルーして)
     自分の風体から、「有川さんのベタ甘、好きなんだよね」とは間違っても会社では言えませんが・・・

    国防ラブコメの短編集です。
    自衛隊3部作「空の中」のその後、
    高巳と光稀がどうなったのか!を描いた1編、「ファイターパイロットの君」

    同じく「海の底」のその後、
    夏木と望は?を描いた「有能な彼女」
    えっ、じゃあ冬原は?を描いた「クジラの彼」
    が収録されています。

    他3編も、どれも長編にして欲しいと思える国防ラブコメ短編です。
    「ロールアウト」とか、
    「国防レンアイ」とか、
    「脱柵エレジー」とか、
    特にいいですね。(全部だべ!)


    国防と言う「堅く厳しい環境」と恋愛の「緩く曖昧な感覚」のさじ加減が絶妙なんでしょうね。
    期待通りのおもしろさでした。
    (と感じていたら、文庫版の解説で同じような事が書かれていました。同じ感覚だったので、かなり嬉しい)

     さて、いよいよ有川さんの自衛隊物を読みつくしてしまった・・・と思った所、続編に当たる「ラブコメ今昔」が存在するらしい。
    http://booklog.jp/item/1/404100330X
    「国防ラブコメ」をもう少し味わうことが出来そうです。

    ウシシ!


    自衛隊3部作の第1部「塩の街」のレビューはココ
    http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4043898037

    第2部「空の中」のレビューはココ
    http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4043898010

    第3部「海の底」のレビューはココ
    http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4043898029

    3部作とは別な、「国防ラブコメ」最新刊の「空飛ぶ広報室」のレビューはココ
    http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4344022173

  • 「図書館戦争」以来、有川浩系男子というものを知り、
    いい年齢だがラブコメ路線に興味が湧き、読んでみることに。

    「別冊図書館戦争Ⅰ」には適わないが、
    あれこれ名台詞の数々を確認。
    初期の自衛隊3部作との関連もあるようで、
    気が向いたらそちらも読んでみようかと思う。

    今まで食わず嫌いしていたらしいジャンルだったので、
    このタイミングで読めてよかった。

  • 長編作品の番外編、ということを知らずに読んでしまった、有川浩さんにハマるきっかけになった本です。
    恋愛小説はこれまであまり読んでこなかったのですが、有川さんの書く恋愛は、何と言うか、突き抜けてる感があって、読んでいてとても楽しいです♪
    出てくる女の人が、とにかくとっても魅力的!
    さばさばしているわけじゃないけど、変にウジウジしてなくて、女であることに甘えてない。
    そしてなにより、言う事がとっても可愛い♪
    私もこんな事言えたら・・・と、見習いたい部分がたくさんあります(笑)

    六つの短編の中で特に好きなのは、「クジラの彼」と「有能な彼女」。
    「クジラの彼」は、潜水艦の表現にこだわる冬原が、微笑ましくもあり格好良くもあり。二人の気持ちが高まっていく時の会話には、思わずニヤニヤしてしまいます♪
    「有能な彼女」は、夏木と望の喧嘩のシーンが、喧嘩なのになぜか笑えてしまいます。望の突っかかりどころやふてっぷりがすごく可愛いく(笑)、望に押されっぱなしの夏木さんのキャラも、個人的にとても好きです♪

    どのお話も、上手くいかない時や精神的にキツい時の描写がとてもリアルで、共感できる所がたくさんあります。
    辛くても、前を向いて頑張っていく彼女達は、本当に“男前”。
    私もこんな風に頑張りたい!と、読んだ後には
    すがすがしい気持ちになれる恋愛小説です。

    かなりオススメ!

  • 自衛隊三部作(関連してるのは、「海の底」、「空の中」)を読んでると物語に引き込まれます。
    ただ、オヤジが読むのには甘過ぎて恥ずかしい(照れくさい)かな。誰に見られてる訳ではないがコソコソ読みました(^^;
    読んで感動もするが。。やはり恥ずかしくもあり。。

  • ここまできゅんきゅん楽しく読める作家さんははじめてです。
    有川さんの作品は恋愛だけじゃなくて仕事に誇りを持って働いている登場人物たちがみんな素晴らしいと思う。
    有能な彼女とクジラの彼のリンクはまた好きです

  • 有川さんの恋愛小説は最高です。完全にリアルとかけ離れてると思うけど、そこが惹きつけるところ。女性も可愛らしいし男性は素敵すぎるし。表題作のクジラの彼とロールアウトが特に好きです。

  • 軽い中にも,自衛隊の「脱冊」や,
    潜水艦勤務のきつさなど,
    本人の家族などの関係もよく分かった。

    「空の中」「海の底」を先に読むか,
    「クジラの彼」を先に読むかは運に任せるとよい。

    万が一,
    「空の中」「海の底」が重いなと思えば
    「クジラの彼」を読めばいいし,
    「クジラの彼」が軽いなと思えば
    「空の中」「海の底」を読めば良い。

    どちらを先に読んでも,次の行動は、その人による。
    恋愛小説が苦手な人は,自衛隊小説として読めばいい。

  • 「脱柵エレジー」は自衛官とつきあっていた友人を思い出してしまった。
    なかなか会えないし、今週はあっち、来週は県外…と、とにかく移動が多いそうで、災害があれば一番に借り出され…と嘆いていた。お互い好き同士でも、親の反対があったりと結婚への道も険しそうだった。。。彼女と彼はどうなったんだろうか…。フッと思い出してしまった。

    徒花スクモさんのカバーイラストがすごく素敵。

  • 2007年1月に発行された有川浩の7作目。6つの短編から構成されていますが、全て自衛隊モノ。しかも全部ベタ甘なわけです。そんじょそこらの甘さではないのでくれぐれも要注意です。

    また6作品のうち、2つは『海の底』の前日譚と後日譚。1つは『空の中』の後日譚となっています。

    有川浩を読み続けていてよかったなーと思える瞬間の一つが、こういうサイドストーリーに出会えた時です。原作の余韻だけで十分という方もおられるかもしれませんが、やっぱりあれからどうなったのか知りたいし、さらにハッピーな展開になっているとますます嬉しくなったりします。

    そういう意味で、読者に寄り添ってくださっている作家だと思います。感謝感謝。

  • 仕事第一なのがとてもかっこいいと思う。
    その日どうなるともわからない仕事なので、前日どんなに喧嘩をしても翌朝は笑顔で送り出して欲しいというのにぐっときた。三部作通して感じたことだが、有事の際には助けてもらって当たり前の感覚は不当に不遜な感覚なのだと思った。

  • 自衛隊ラブコメシリーズ第一弾。
    先に「ラブコメ今昔」を読んでからこの本を読みましたが、第一弾の方が好みです。
    有川さん自身が言われていますが「いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!」
    はい!私もそう思う一人でございます(笑)。
    ベタ甘ラブロマ、いくつになても良いものです!

  • 悔しいけど大好きだーこうゆうの。キュンキュンしたー!すっごいキュンキュンするけどただ恋愛ばっかりのべた甘な古い内容じゃなくて、それぞれの職業のしんどさとか自分の仕事へのプライドとかが見えて浅い内容が嫌いなのにその職業の深さが書いてあるから文句が言えなくなる。
    どのストーリーもよかったけどしいて挙げるなら表題作のクジラの彼と、航空機メーカーの女の子と航空自衛隊の男の子の話、ロールアウト。
    でもこんな都合のいいエンディングになるの?こんな女子の気持ちをわかってくれるもんなの?って疑問はあるけどそれが逆に読んでて楽しくてしょうがない。

    甘々な内容だからって毛嫌いして読まないつもりでいたけど読んでよかったー。でも完全に女子向けだね。失礼なこと言っちゃうとこの年齢で読んでるって言うのちょい恥ずかしいし。

  • 海の底、空の中の続きというか、時系列を違くした物語が、入った短編集。
    すごく面白いし、なんかとげとげしてるキャラでもその中に丸みとか、かわいさがある(手塚とか)。
    そんな有川作品の特徴をつかんだ一冊でした。

  • 空の中と海の底の、
    前日譚・後日譚が読める!ということで、
    手に取った1冊。


    読み終わっちゃって、ちょっと寂しかったんだけど、
    また春名、夏木、冬原に会えて
    テンション上がりっぱなしでした笑


    やっぱり、有川さんの書く
    キャラはとっても魅力的で素敵でした。
    かっこよすぎです!


    あと、個人的には高科が好きです♥
    うーん、なんかめちゃくちゃ気になる笑
    台詞の一つ一つの破壊力がやばいです笑

    特に最後大好き!


    海の底・空の中を読んでから、読むことを
    おすすめします*

  • ベタ甘〜。これは男性が読むには辛いかも。
    でも女子にはこれくらいの糖分が必要な時が多々あります(笑)

  • んもう!甘々ベタベタすんごく好き!

    いままで順序良く読んできた甲斐があったというか
    『有川浩作品をコンプしたご褒美』みたいな本。


    これだけ読むのではなく、全部読んでから読んでほしい。

  • 購入済み 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    『元気ですか?浮上したら漁火がきれいだったので送ります』彼からの2ヶ月ぶりのメールはそれだけだった。聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんなクジラの彼とのレンアイには、いつも7つの海が横たわる…。表題作はじめ、『空の中』『海の底』の番外編も収録した、男前でかわいい彼女たちの6つの恋。有川浩がおくる制服ラブコメシリーズ第1弾。

    冬原、夏木、高巳のその後が読めてそれだけでも満足なんですが、それ以外のエピソードももう胸キュンキュンするものだらけ。
    脱柵なんてはじめて聞いた。
    WACってはじめて知ったけどこれって一般常識なの?
    いろいろ自衛隊(自衛官)という仕事についてのちょっとした疑問もあったりしましたが楽しく読めました。
    ああ、これも買っちゃいそうだわ。

    図書館で借りて読んだ後購入

  • 海の底、空の中をまだ読まずにこちらを先に読んでしまいました。

    どの話もおもしろく、きゅんきゅんです。

    自衛隊の人たちの印象がすごく変わりました。

    自衛隊の人との恋愛って全然想像できなかったんですけど、待つほうも待ってもらうほうも、どちらも大変なんだって感じました。


    個人的に好きなのは

    クジラの彼
    国防レンアイ

    です。

    有川作品に触れてない人でも読みやすい作品だと思います。

    私は次は順番逆になりましたが、海の底、空の中に挑戦しようと思います。

  • 有川作品のスピンオフ好きにはたまらないと思う!!
    一気に読んでしまった。。。
    出来れば「空の中」「海の底」を読んだ後に読んで欲しい。
    あんなものすごいことがあったけど・・・
    こと恋愛に関しては、なんて普通なんだ!
    と、余計胸いっぱいになるはず。

    ・・・あんなに待てる?
    ・・・あんなに追いかけられる?
    劇的な出会い、有り得ない事件etc.それは見習い用がないけど(;^_^A
    有川作品の不安の乗り越え方って、なんかいつもものすごく理想的。
    切ないなぁ〜。。。
    吐き出し時、素直になり時、見習います(笑)

  • 読み終わりましたp(*^-^*)q
    みんな良かったけど…特に好きなのは「クジラの彼」と「有能な彼女」♡
    どのお話もキュンとなりました(〃ノωノ)


    http://namekoko75.blog.fc2.com/blog-entry-361.html
    こちらにも感想を書きました♪
    もしよかったら。。覗いてみてください(〃ノωノ)

  • やっぱイイ、有川浩作品。自衛隊三部作のスピンオフみたいな甘酸っぱいオムニバス。不覚にも電車で泣いてしまったです(笑)ま、当然のように、フフッって声を出して笑った事もしばしば。表題作のクジラの彼、ものすごいツボでした。

  • きゅんきゅん来る小説。元になる作品があってこれは番外編らしいけど本編知らなくても楽しめる。
    相手の感性に惹かれて付き合い出した2人。お互い相手のことが好きで、でも不安で。ああ、恋ってこんな感じだった、って思える作品。

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『元気ですか?浮上したら漁火がきれいだったので送ります』彼からの2ヶ月ぶりのメールはそれだけだった。聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんなクジラの彼とのレンアイには、いつも7つの海が横たわる…。表題作はじめ、『空の中』『海の底』の番外編も収録した、男前でかわいい彼女たちの6つの恋。有川浩がおくる制服ラブコメシリーズ第1弾。

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