図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)

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著者 : 有川浩
制作 : 徒花 スクモ 
  • KADOKAWA/角川書店 (2011年4月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898053

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図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 何度目かの再読。
    相変わらずこっぱずかしい郁と堂上くんのやりとりを見ていると吹き出してしまう。
    読書に限らず「表現」することにかかわる人は目を通して置いて損はないと思う。

  • 高校生時代に出会った図書隊員を名乗る王子様の姿を追い求め入隊した笠原郁。
    中学生の火炎瓶からのアンケート
    情報歴史資料館 稲嶺司令誘拐

  • 「読みたいけど読みたくない」という感覚を教えてくれたのが図書館戦争シリーズでした。読み進めたい、ずっと読んでいたい、読み終わりたくない、という感じ。
    本の楽しさを教えてくれた大切な図書館戦争シリーズは、この1冊から始まっています。
    ただの恋愛小説でもなく、仕事小説でもなく、いろいろな要素のバランスが良くて、おもしろくて。図書館戦争シリーズを読んでいる頃は毎日 タスクフォースや周りのみんなのことを考えていたし、何時間も読んでいました。

  • 物語の始まり。

    結末も知っていて読んでいるけど、それでも中々面白い。それに、なんかセリフが臭いのに、なぜだか感動してしまう(苦笑)

  • 阪急電車が面白かったため、代表作とのことでこちらも購入してみることに。あらすじを読んだときは、「ん?どうなんだ?」と思いましたが、とりあえず最後まで読んでみました。

    まず感じたこととしては、ちょっと分かりにくい単語が多くて読みにくいな~ってことでした。特徴的な文体で細かい心理描写は分かりやすく、登場人物の気持ちなどはつかみやすかったので会話や展開がある部分は面白く読めたのですが、説明が長くなると少し面倒くさくなりました。

    設定がよく考えられていて、作り上げられた世界観が単純にすごいなと感じたんですが、私にはちょっと合わないかなとも思いました。はまる人にはものすごくはまるんでしょうね。有川さんの他の本をもう少し読んでみたいと思いました。

  • 初めて「図書館戦争」を読んだときは、未来の図書館を舞台にしたSF的恋愛小説だと思っていた。
    堂上と笠原の関係が、ときにイラッとしながらもどう進展していくのか楽しみだった。
    けれど再読したとき、以前とはまた違ったことを多く考えさせられた。
    過去、日本にも言論統制が当たり前の時代があった。
    自由に読みたい本を読むことができる時代、そのことに感謝しなくては…とあらためて思う。
    万引きの汚名を着せられようとも大切な本を守りたかった少女。
    言ってしまえば本は本でしかない。
    紙に文字やイラストや写真が印刷されている、ただそれだけのものだ。
    けれど、1冊の本の中には途方もなく大きなものが埋まっている。
    そのひとつひとつを掘り起こしながら、感動したり考えさせられたり。
    さまざまな感情の波に揺られながら、見知らぬ世界を知り、新しい考え方に触れ、夢を希望、絶望や残酷さ、未来への一歩を知る。
    恋愛小説としても、検閲制度の怖さを考えるきっかけとしても、読んで損のない1冊だった。

  • ちょっと話しが難しい。途中からもーええかなぁてなった‥

  • B913.6-アリ-1  300164464

  • 映画化もされ、漫画化もされている作品。今更読んだ。本が規制される世界観をある程度のリアリティを持って描いてあるが、本を守るため命を投げ出す、重火器の使用が容認されているという部分にやはり違和感。図書館ばかりに軍事力を認めてる社会ってどうなんだろうと思った。学校や博物館や水族館はどうなんだろう。
    まあ、フィクションだからいいか。物語としてはアニメ化やドラマ化しやすいようなキャラクターが一生懸命頑張る内容だった。

  •  世界観に??。
     つまり、本作が、検閲の絶対的禁止をうたう憲法を改正した後、銃砲刀剣の所持使用関連の各種法規範が変容した社会に移行した未来の日本と仮定・善解しても、その社会は、議会制民主主義や大学研究活動(文学部系は勿論、社会学や法学、経済学)に多大な支障を来すのではないか。
     なのに社会や一般市民の側で、過去も今も何の声も上げていないように見える世界像に鼻白む。

     ただここまでは、著者の問題意識に必要な世界観として、百歩譲って承認するとしよう。
     しかしながら、その極めつけである国家権力の相互における武装闘争(内乱じゃないのか)。そして、それを取り締まらない政治システムという不可思議さは容認困難だ。
     しかもその武装闘争に黙示ルールがあるという点、権力内の武力闘争におけるリアリティと乖離したありかたは、一層容認することが難しい。

     一般に、そういう武装闘争はルール化できずエスカレートするものであって、そもそも権力機構における実力・暴力装置とはそういう面を持つ。
     ゆえに、為政者は武装行使に枠をはめ、特に重火器の所持使用にも気を配り、かような武装闘争を事前抑止するのだ。
     この社会や政治、内乱などのリアリズム視座から見ると、本作のあり方は前提と帰結が逆転していると言わざるを得ない。

     逆に言えば、本作の闘争行動とは異質の、例えば強権的政治権力へのゲリラ的武装闘争か、権力内の言論・非武装闘争、その合従連衡ならば想定可能かもしれない。
     しかし、それとは違う本作の世界観は流石に無理筋で、久々ぶん投げたくなった一書である。

     加えて言うなら、本書のような事態なら、そもそも安定した社会秩序は持ちえず、極論すればシリア内戦の如き社会を想起されるべきだ。そうなると市民も武器を取るという状況の方がまだ説得力がある。

     しかも、表現の自由だけが槍玉に上がっているのも不思議である。
     このような社会であれば、行政執行にあたっての法令順守姿勢がなく(法治国家ではなくなっている)、表現の自由以外にも思想・信条を取り締まる秘密警察、公安警察の跋扈や、その取り組みにおける令状主義の欠落といった問題が惹起されるであろう。しかし、そのような描写は皆無である。

     アニメーション作品が嫌いではないので、個人的には、荒唐無稽な世界観には割に寛容だと思っていたが、これは酷い。良質ラノベの方がまだましである。

     また、一先ずこの世界観を置くとしても、本作は軍人風制服萌え、王子様萌えの少女マンガ風小説なんだなと。
     ならば、現実日本の延長線で描かずとも良かろうに……。結果生まれるのは、SFとは、見てきたような嘘を上手くつくことなのになぁ、という慨嘆である。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート。

    かなり軽薄なものを想像していたのですが、本が迫害を受け、それを守る最後の砦図書館という設定はなかなか面白いです。ただ基本、恋愛で萌え萌えというものを前提で書いている節を感じますので、素直に楽しむのが吉なのではないかと思いました。否定的な意見があるのはごもっとも。ぼくもこれが高尚な感動大作と言われて読んだら大層憤ったかと思います。しかし、そもそもミリタリー少女漫画だろこれ、という評価聞いておりましたので、なかなか楽しめました。
    勧善懲悪の表現が強い為、敵側が書き割りのように味気ないのは仕方ないんでしょうか。どちらも生身の人間である以上、相手にも葛藤や良心の呵責などが有った方が物語が生きてくる気がする今日この頃です。シリーズの中には魅力的な悪役も出てくるのでしょうか。それが心配です。

  • これは、必ずしも女性向けというわけでもないのだろうけど、なぜかそんな気がさせられる。
    軍隊ものが好きな女子って、たしかにいる。
    戦隊モノならもっと。
    そういうファン層が見込めるから、この本はあるのかな、と思う。
    さらに、ツンデレ男性教官と、体育会系純朴女性訓練生の恋愛まで絡んでくる、となれば。

    私は、というと、戦闘シーンやら、隊の装備なんかの描写がちと苦手だった。
    そのページは、字が詰まっていて、見た目に黒い。
    この硬さと、笠原郁たちがハイテンションで喋りまくっている場面とのギャップに、ちとついていけなかった。
    もっとも、その落差がいいのかも。

  • 移動時間が多かった週末に、この巻ふくめてシリーズ4冊一気に読んだ。当初こそ接続助詞の少ない会話のやり取りに違和感があったけど、読み進めていくうちにライトノベルなのだと分かったらそんなに気にならなくなった(ただ得意ではない)

    巻がすすむほどラブコメ風味が増して、読むほうがなんだかむずがゆくなってきたが、思わずニヤニヤしちゃう感じ、嫌いじゃないしむしろ好きです。全体的に面白かった。何よりハッピーエンドを疑わずに読める小説は気が楽だ。

    この本が世に出たころよりも、今の方がよりこの本に近い世の中だなと感じなくもない。

  • しばらく読んですぐに「なんだか読んだことのある
    この感じ…。そうだ!新井素子さんの星へ行く船だ!」と
    思いあたり検索してみると、やはり有川浩さんも
    新井素子さんを意識されていたとのこと。

    細かい部分は平成のものですが、内容はコバルト文庫です。
    けなしている訳じゃありません。褒めてます。
    設定や世界観がきっちりと作られているし
    何より読みやすい文章で、すっと世界に入り込むことが
    できるので、わたしが学生だったらかなり
    のめり込んでいたと思います。

    ただ、いい年になった今ではキュンキュンとかは
    関係なく、おバカに描かれている郁が決しておバカ
    じゃなく、自分の立ち位置を冷静に考えている所や、
    それを素直に周りの人に表現している能力の高さに
    惚れました。
    登場人物すべてがキャラ立ちしているのも見事。

    ただやはり内容はスイートなので、胸焼けする人も
    いると思います。
    わたしは好きです。シリーズすべて読みたいと思いました。

  • 表現の自由と規制論との微妙なコンフリクトを物語に落としたものかと思って期待して読んだが、完全に失意に終わった。単に「酷いことしてくる悪い奴らから大切な本と図書館を守りたいんだ!」ぐらいの中身。(巻末で著者は「プロット派ではなくノリ派」と豪語してる)そもそもこれは恋愛小説でライトノベルなのだと知らずに手に取ってしまったから期待通りにはならないのは当然だが、恋愛小説だとしてもあまりに主人公が幼稚すぎるし駆け引きもないし、散々な内容だった。ストーリー・セラーが好きで手に取ったがしばらく有川浩はいいかな。

  • 好き作家さん。これはタイトルだけでアニメ化にも実写化も目を瞑り食わず嫌いだったけどとうとう手をつけた。面白かった!久々に男女の恋物語にゾクゾクした。ヒロインを男に想定できるから…ではないよ、たぶん…

  • 今更ながら読了。

    図書館に掲げてある「図書館の自由に関する宣言」のプレートから本書の発想を膨らませたということがあとがきに書かれていた。その発想力に驚き。

    ー「うん、それすごい正論ね。でも正論ってめんどくさいのよ」

    ー「選ぶべきものを選ぶべき時に選び方を躊躇する奴は口先だけだ

    「正論」という言葉がよく出てくる、
    気がする 笑

    それは正しいということだけでは
    時として
    何かを守ることは難しいことがあるといことなのか

  • 登場人物も世界観も綿密に作られているのに、重いものにならず、逆に登場人物の台詞が読み進めて行く上で拠り所になるような、人間味を存分に味あわせてくれる。もちろんストーリーも、よくここまで考えつくものかと良い意味で呆れるほど面白いものでした。2冊目読み進めます。

  • 本を守るために銃を取るー。

    一見突拍子もない設定ですが、不思議な説得力を持った実に奇妙な作品です。世界観のハードさとは裏腹に、笑いあり恋ありでエンターテイメント小説としてしっかり成り立っている所がまた秀逸。

    キャラクターのセリフ回しが上手いのも魅力的ですね。「正論は正しい、だが正論を武器にする奴は正しくない」という堂上の発言、ガツンと効きました。

    実写映画化もされましたが、聞くところによれば「なぜ本の為に戦争するのか理解できない」と感想を漏らす人もいるとか。

    本を守る事で、真に守り通そうとしているものは一体何なのか、翻って今の日本はどうなのか。そのくらいは真剣に考えても罰は当たらないと思います。

    面白いけど痛烈。巻末で児玉清氏も激賞していますが、わずか5か条の宣言からこの物語を構築した作者の想像力と教養には脱帽する他ありません。

  • 図書館で銃撃戦⁇
    少し苦手な設定だったため前半なかなか進まず…
    後半はやっぱり有川さん、ジワジワと恋愛モードに。恋の予感に胸キュンです!

  • 繰り返し読んでも面白い。映画も榮倉奈々と岡田准一が良いコンビでした。
    玄田隊長や小牧教官など、脇役もステキ。

  •  メディア良化法という法令が定められたパラレルワールドを描く作品。独善的に選ばれた本たちは検閲の対象となり、国民は自分の好きな本を読むことができない。本を守る為、図書隊という組織は立ち上がった。その中で奮闘するひとりの少女が主人公の物語である。

  • あの分厚い本を書き上げた力がすごい
    もちろん中身も文句なし!
    読んで損はしませんよ

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図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)の作品紹介

2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る"王子様"の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート。

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