図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)

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著者 : 有川浩
制作 : 徒花 スクモ 
  • KADOKAWA/角川書店 (2011年4月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898060

図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • いやー、にやにやが止まらない。
    郁と堂上の掛け合いは最高だし、誰しもが気づいているのに一向に気づかない2人の想いの揺れ動きも最高だ。

    今回は、内乱。大きく3つかな。
    1つめ。郁の両親問題。父親は何か勘付いてしまったんだろうな、と思う。母親の愛と父親の愛。嘘をついている罪悪感。愛されていることがわかっているかけど譲れない。だからこそ揉めたくないという想い。
    2つめ。小牧と毬江。毬江を巡る、良化特務機関の小牧への、言うならば図書館への攻撃。これはなかなか珍しいパターンで、郁の女の子らしさが爆発するなぁと。女性は本当にこういう機微に長けていると思うし、男性の自己満…まさにそのとおり!といったところ。
    3つめ。郁の査問。これが山ですね!!郁を陥れ、何かの目的を持って何かが起こっている。堂上、小牧、手塚の対策集と、柴崎のプライベートバックアップ。これがなければ、やっていけなかったろう…。

    そしてそして。

    ラストは見逃せませんね!!
    ネタバレになるので控えますが、読者も郁と同じ台詞を言うのでしょう!!
    次作を読むのが楽しみです。

  • 起承転結で言えば、『承』に該当するでしょうか。そういう意味では、その後の伏線になりそうな出来事ばかり起きていて、事の根幹に関わるような出来事はないかと。・・・あ、最後に、王子様の正体が明らかになったか。これは、事の根幹に関わりますね(笑)

  • 毬江が「レインツリーの国」を勧められたことを曲解して小牧を陥れようとする良化隊の陰謀。
    良化隊には良化隊の真実があるのだろう。けれど、同じだけの真実が図書隊にだってある。
    正義を振りかざす偽善者ほど始末の悪いものはない。
    いったい正義とは誰にとっての正義なのだろう?
    障害者に対する配慮と差別は違う。
    個人の意思こそが尊重されるべきであり、他人が勝手に(かわいそう)などという上から目線の同情を押しつけるものではない…と思う。
    自分たちの価値観を当然のことのように他人に強要する。
    聞く耳を持たず、ただ力まかせにねじ伏せようとすれば必ず禍根が残る。
    どんな人間も法に触れない限り好きな本を読む自由はあるはずだ。
    そして法律は公平なものでなくてはならない。
    小牧の強さ、毬江の強さが胸の奥に勇気をくれた物語だった。

  • 2017/01
    シリーズ好きです。
    むずむずする部分もあるけど、何かとスッキリ終わるので好きです。

  • 変わった設定だから仕方ないが、設定の説明が少しくどく感じた。
    ただ、人物の心理描写は相変わらずすごい。

    一番面白かったのは巻末の対談でした。有川さんの小説への向き合い方が好きです。

  • B913.6-アリ-2 300163417

  • それぞれの人物の個性が、第一作『図書館戦争』よりはっきりして、そしてのびのびと動き回っているように感じる。

    派閥抗争とか、ラブコメ展開に若干引き気味ではあったけれど、楽しく読める。
    (十代、二十代のころなら、ベタなラブコメなんかこっぱずかしくて読めなかっただろうけど…。今は年の功?か、むず痒いながらも、それも楽しめる気がする。)

    ただ、そういったライトノベル的なの要素を脇に置いて考えると...。
    作中に、あと数年で2020年とあった。
    もはや遠い未来ではなく、現実の時間が追いつきつつある。
    そして、善意の暴走というか、検閲社会というか、そういった社会の雰囲気は、実際のものになりつつあるような気もする。

    来年度からは私も図書館業務に関わることになる。
    そういう立場にとっては、重い課題を突き付けられる部分もある。

  •  第1巻「…戦争」はどうもこうもないと思ったが、それは図書館隊とメディア良化委員会とが武装し、かつ抗争関係にある(893の島争いの如し)点が荒唐無稽すぎ、法治国家の体をなしていない点にあった。
     ところが、第2巻「…内乱」では戦闘が少なく、その問題は減弱した印象(とはいえ、武装集団の旗は降ろしていないので、問題の払拭はないが)。また、本書の問題意識は、公共機関での言論活動(一刀両断)や差別的行為に関する公務員の意識(小牧・毬江譚)、公務員の守秘義務違反言動の如何(朝比奈の柴崎麻子へのアプローチ編)等、割にマトモ。
     という意味で、悪印象は回復の兆しかな。
     でもやっぱり、警察や自衛隊以外の組織において、公務員の武装集団・暴力装置としての役割が付されているというのはおかしいけどね。

  • やっぱり有川さん、いい〜!

    郁のことをさりげなく守る堂上さんもかっこいい。
    早くお互いの想いに気づいて!ってドキドキしながら読んでます。

  • 作中に出てくる「レインツリーの国」(既読)がこの後に出版されたなんて知らなかった!笑い上戸の草食系クール美男子(勝手に妄想)小牧を密かにお慕いしていた身としてはデレ展開にややがっかりしたけども毬江ちゃん良い娘なので諦める(何をだ⁈)しかし郁は口は悪いけど人としての賢明さと判断能力が素晴らしい。柴崎や手塚もしかり。優柔不断な自分に「これが正論だ!」と突きつけられるこの作品に魅かれるしかない。郁は王子様の正体を知ってお花畑展開になる…?ビミョーだな。毎巻のSS(小牧)が面白い。

  • 何度読んでもいい。

  • 手塚兄が怖い人すぎて手塚に同情。架空の社会なのにリアルで破綻なく、考えさせられる所が多いのは綿密に設定を立ててるからなんだろう。面白い。

  • 図書館内で不穏な動きが見られ始める。郁はそれに巻き込まれるが、周りの人の助けもあり無事抜け出すことができる。堂上が憧れの王子様だと分かってしまい熱を出すほどのショックを受けた。

  • どんどん激しさを増す図書館の快進撃!
    うまくいかない時、読むと実にスカッとする

  • 2016/8/7
    ちくしょう、あまずっぺぇなぁ~w
    とか軽く毒づかないと恥ずかしい。
    おもしろいと思ってることが照れくさい。
    おばはんには。
    思わぬところから王子様の正体を知ってしまった郁はこのあとどうするんでしょう。
    すっごく期待。
    でも玄田さんが一番好きです。
    映画のとおり橋本じゅんで思い浮かべるとめちゃくちゃいとおしい。

  • 図書館戦争シリーズ、第2弾。

    報道の行き過ぎを監視し、プライバシー保護を第一義とするメディア良化委員会と、あらゆる図書を守り、提供することを第一義とする図書館。

    両者のせめぎ合いに加え、本巻では図書館内部での行政派vs原則派という内部抗争や、地方公務組織である図書館を国家公務組織へと再編・改編しようと画策する力も登場し、物語のスケールが広がったなという印象です。

    政治色のある話が出てくるだけに、読みながら集中力が要求される場面もありますが、話の背景が細かく作りこまれていて、フィクションながらこのリアリティに感嘆します。

    政治的なストーリーから隊員の恋愛模様まで話の幅は広く、武蔵野第一図書館で勤務しているかのようかのような気分になります。

  • ついに王子様正体に気が付いてしまいましたね。
    続きが!続きが気になる!!

    このシリーズが終わったら他の本も読んでみたい。
    まずは、レインツリーの国を読みたいなぁ。

  • 2016.5  市立図書館

    久々に読んで、ニヤニヤした。
    おもしろい。

  • 読み慣れたのか、はたまた一作目で設定の説明が終わったからなのか、一作目で感じた読み難さのようなものがなくなり、スムーズに作品の世界に入っていけた。
    続けて三作目読んでます。

  • なんだかんだと前回(3年前?!)は酷評していましたが、ラブコメにも慣れたのか?1作目よりもすんなりと。
    人物キャラクターが生きて来て入りやすくなったのかも。
    恋する気持ちなどここ最近は小説で読むことなどほぼなかったので新鮮だしニヤニヤするし読みだしたら面白いかも。

  • 他の登場人物もいっぱい出てきて楽しめた。
    もう少し堂上とのからみも読みたい。

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