図書館危機 図書館戦争シリーズ (3) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898077

感想・レビュー・書評

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  • 笑いとシリアスありの図書館戦争シリーズ第3巻の3度目の読了。

    図書館内乱以上にダダ甘を提供してくれる郁と堂上のやりとりは相変わらず面白いですが、最終巻の革命に向けて着々と進んでいく内容に相変わらず満足しました。

    初めて読んだのがハードカバーの時ですからもうとっくに10年以上前。

    当時はただただ、爆笑していましたが、今読んでみると、こんな上司になりたいとか、仕事をやめるときはこんな風になりたいと思うくらい、いろんなできる上司がでて来ることに気がつきました。

    堂上、小牧、玄田隊長、稲嶺司嶺、上に立つ人に魅力があるということに今さら気がつく今日この頃。

    これもこのシリーズの魅力かなと思います。

    今でもたくさんの登録に感想があげられているのも、読むタイミング、読む年齢によって気づくことが違うというのもあるでしょうし、単に世代を超えてツボに入るところが同じというのもあるのかもしれませんが、長く愛されるのもわかるなと改めて思えた巻でした。

  • 3作目 いろんな展開が続いてますます自分の中で盛り上がってきました!
    もう図書隊のみんなと一緒にめっちゃ戦った感じ。
    人気のシリーズだけあって離れられなくなってしまった。

  • 順番をバラバラに読んだが、それでも面白かった。
    どの話も面白いし、キャラクターがしっかりしているのがいいと思う。
    文庫版についているおまけの小説も面白かった。


  • この本を読んでると、信頼出来る仲間と仕事できるのっていいなって思います。
    主人公の郁をはじめ、図書隊の仲間にも愛着が湧いてきて、仲間が攻撃された時も一緒に泣いちゃいました。
    ピンチな時に救ってくれる、堂上教官のような上司ほしい!
    ラブ要素は、1巻に比べると2、3巻は抑えめに感じました!
    「早くデートを!」と心の中でせっつきながら読み進めていたが、次巻以降にある模様。

    あと、女子が集団生活するとままあるような、嫌がらせや不穏な空気に対する郁の清々しい言動が最高です!こういう友達いたらいいな!

    次巻も楽しみです!

    • あんころ餅さん
      「早くデートを!」というところで笑った!
      次巻はラブ要素は多めでお願いします 笑
      感想楽しみにしてまーす♪
      「早くデートを!」というところで笑った!
      次巻はラブ要素は多めでお願いします 笑
      感想楽しみにしてまーす♪
      2021/03/11
    • もちっちさん
      年なのか、せっかちになるね(笑)恋愛物ってそこが醍醐味なんやろうけど!うん、次巻もたのしみ♡
      年なのか、せっかちになるね(笑)恋愛物ってそこが醍醐味なんやろうけど!うん、次巻もたのしみ♡
      2021/03/12
  • どの巻でも違和感を感じていたことがなんとなく分かった。
    図書隊は実銃を所持していて、良化部隊との戦闘もあり、弱装弾とはいえその戦闘で死者が出る可能性もある、という立派な軍隊なのに、上官との関係は、学校の部活動の先輩・後輩レベル。
    軍隊と言えば、上下関係がハッキリしており、全てにおいて厳しく律するイメージが自分にはあるので、お友達の延長みたいな話し方などが違和感の元か?そんなこと言っていたら、郁と堂上の関係がまったく進まず、お話にならないんですけどね。

    ちなみに、その部活イメージで戦闘シーンに進むので、戦闘もスポーツというかサバゲというか、命懸けというのがイマイチ感じられない。

    そんな違和感を感じつつも、堂上と郁、手塚と柴崎の関係が今後どうなっていくのかは非常に気になり、結局は読まされているんですが(笑)

    【独り言】
    ・映画のキャストには納得できん。岡田准一はいいが榮倉奈々は納得できん。
    ・アニメの1巻、2巻を見たが、絵がチープな上に、話を端折りすぎ。やはり小説の映像化って難しいのね。特に良化隊員の制服デザインはひどいと思う。
    ・でも映画も観るし、アニメも全巻借りてきて観るけどね(笑)

  • こんなに壮大な物語だと思わなかった。続きが気になって読むの止められなかった。
    県展の銃撃戦ほんとに残酷で涙が出そうだった、戦時中とか今のウクライナ戦ではそれが現実って考えたら心が痛すぎる。郁と堂上のやりとりか前よりキュンキュン要素増えてて読んでて楽しかった(^^)

  • シリーズ3作目。前作から大きな動きはないものの、時代が流れた終わり方だった。今回は1作目と同様に、メディアを守る戦いがあり、緊迫したシーンもあったものの、どうしても、郁と堂上の関係にやきもきしながら読み終えた。まだ問題は山積しているので、今後どのように落とし所をつけていくのか、続編も楽しみ。

  • まぁ次から次へと事件が起こりますね!
    自由を守る図書特殊部隊の活躍と人間模様をおかしく、時に真面目に描いている。
    まだまだ先に続きがあるようなので次号も読みます。

  • ちょっとデレだしてきた極悪非道の鬼教官と乙女心が覚醒してきた天真爛漫メスゴリラが繰り広げるドタバタコメディ3作品目。

    みんなちょっとずつ大人の階段登っているのがわかって感慨深い。

    ☆3.4

  • お兄さん、、ほんとに、、すごい爆弾を、、、読んでて幸せな気持ちになる本。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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