サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド (角川文庫 は 38-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043899043

作品紹介・あらすじ

2年生になり、キャプテン武井遼介を中心に新チームが動き始めた桜ヶ丘中学サッカー部。ゴールキーパー経験のあるオッサが野球部をやめて入部するも、シュートを怖がったり集中力が切れたりと、なぜか様子がおかしい。オッサの致命的ミスで、大切な試合にも負けてしまう。チームに生じる不協和音。遼介は、オッサが人に言えない悩みを抱えていることを知る…。14歳の少年たちが爽やかに駆けぬける、青春スポーツ小説、第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 王道の青春スポーツ小説第3弾!

    今回はゴールキーパーにスポットを当てた作品になっています

    ゴールキーパーとは、
    「唯一手を使うことができる」
    「チームの精神的な柱」
    「ひとりだけユニフォームがちがう」など、
    サッカーにおいて特別なポジションである

    現在、世界最高GKは誰だろうか…?
    クルトワ、エデルソン、アリソン …、など候補はたくさんいるが世界最高を選ぶのは難しいだろう

    では、記憶に残っているGKは誰だろう…?
    私の中では間違いなく元ドイツ代表オリバー・カーン!
    2002年日韓WCで好セーブ、ビッグセーブを連発したカーンだが、決勝戦でブラジルに破れ、しゃがみ込み、ポストに背を預け、ただ遠くを見つめていたあの姿は印象的でした…

    日本人GKでいえば川口能活でしょ!
    2004年アジアカップ、ヨルダン戦のPK
    あの「神がかった」プレーはもはや伝説でしょ!

    そして…

    ん!?

    あっ!すみません…
    熱く語ってましたが本作のレビューとは関係なかったですねw

    え〜っと、なんの話でしたっけ?w
    そうそう、今回はゴールキーパーにスポットを当てた作品になっているということでしたね

    だから、オリバー・カーンと川口能活が…
    もうええわ!終わらせてもらいますw

    • 1Q84O1さん
      なおなおさん
      読売ユースって凄いじゃないですかヮ(゚д゚)ォ!
      その後、どこかの監督って!?
      どこかってどこだーぁw
      なおなおさん
      読売ユースって凄いじゃないですかヮ(゚д゚)ォ!
      その後、どこかの監督って!?
      どこかってどこだーぁw
      2023/08/23
    • なおなおさん
      読○ユースって凄いんですか、やっぱり…。
      高2の時、私の席の後ろにいました。
      それで授業中に彼のシャーペンが私の座席、すなわちお尻に落ちてき...
      読○ユースって凄いんですか、やっぱり…。
      高2の時、私の席の後ろにいました。
      それで授業中に彼のシャーペンが私の座席、すなわちお尻に落ちてきたの( //Д//).:*彼は取りたくても取れず笑
      東京ヴェ〜の監督もしたみたいなんですよ、Wikipediaによると。やはりすごいことなのかな。監督としてはどうだったんだろう…。
      お名前教えたいけど私の年齢もバレちゃう〜〜(´。・д人)ゴメンヨゥ...
      2023/08/23
    • 1Q84O1さん
      いやいやすごい人のシャーペンがなおなおさんのお尻に…ってw
      いろいろバレるとダメなのでお口はミフィーですね!w
      いやいやすごい人のシャーペンがなおなおさんのお尻に…ってw
      いろいろバレるとダメなのでお口はミフィーですね!w
      2023/08/23
  • 「〜おれが思うに、結局チームっていうのは、その時に乗り合わせた船みたいなもんじゃないか。〜」星川

  • コーチを迎えて変わる。
    プレーする本人たちが考えたメニューだとしても、何か足りないと思うようになるだろう。
    今を楽しむだけでなく将来のことまで見通すのであれば、環境やチームは重要になってくるだろうな。

  • サッカーボーイズシリーズ第3作目。小学校時代の恩師が、中学時代もコーチになるとか、とても熱い。木暮さんの選手たちを見る目や接し方が魅力的。あのような指導者の元で一度でもサッカーをしてみたかった。全体的にトラブルがありながらもチームとして成長していく過程が楽しい。3年になったらどうなっていくのか気になる。土屋はどうなっちゃうのかな…。

  • 色々なことに葛藤して、でも仲間がいるからなんとか乗り越えて強くなる感じが、懐かしくもあり、羨ましくもなった。これから先も、こういう風に、強くなる機会あるのかな?
    試合中の雰囲気が悪くなるシーンは特に自分と重なって苦しくなった。うまくいってる時のことはなんとなくしか覚えてないんだけど、雰囲気悪い時のことは事細かく覚えてて、そういう部分を重ねてしまう。でもそういうのも含めて部活っていいなって。こういう苦しささえも良かったと思える。

  • 子供が読めるサッカー小説を探していて知った本。シリーズ3作目。

  • シリーズ3作目。主人公の遼介も中学2年生になりました。チームのプレーヤーだけでなくコーチや顧問の葛藤、グランド確保の問題、部活の外でのトラブルなど、一つのゲームに至るまでの背景がモザイク状に混ざりあって、そしてゲームのシーンできれいな絵として描かれる。そんな作品です。もし、もっと僕がサッカーに詳しければ、選手の細かい動きや戦術も楽しめるのに…。それでも抜群の面白さです!

  • 学生時代のサッカー部、こんな思いでできていたらまた今の自分は変わったんだろうな。正面から向き合ってるところはおっさんになればなるほどジンとくる。

  • キャプテンぶりが板についてきた主人公。周囲の友人との絆を深めつつサッカーに邁進する姿がうれしいねえ。
    もう完全に保護者目線。
    コーチの苦悩する姿の方にシフトしてしまう。
    自分の子どもがこういったことで悩んだり成長したりする姿みせてくれたら最高だね。

  • 好きなサッカー小説なので楽しんで読んだ。サッカーだけでなく中学生特有の不安定さも結構な分量で描かれているので、サッカー描写が少なく物足りない部分もあった。

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著者プロフィール

千葉県生まれ。商社、出版社勤務を経て作家に。二〇〇六年『サッカーボーイズ再会のグラウンド』でデビュー。「サッカーボーイズ」シリーズ、「海が見える家」シリーズの他に『帰宅部ボーイズ』『ようこそ、バー・ピノッキオへ』『会社員、夢を追う』『太陽と月サッカー・ドリーム』などの著書がある。

「2022年 『サッカーデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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