ホルモー六景 (角川文庫)

著者 : 万城目学

• KADOKAWA (2010年11月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ぐーぐーさんの感想 · 2022年2月23日]

鴨川ホルモーが面白かったのでこちらも読んでみた。期待していたのと違って、内容が頭に入らずなんとか読了…。

[しゅんぺーさんの感想 · 2020年4月14日]

久しぶりに日本の小説を読んだ。
これはこれでリフレッシュ気分ですね。

とはいえこの本は
万城目学の最初の小説『鴨川ホルモー』だと思い込んで買ってしまった本なんです。笑

鴨川ホルモーの続編チックな部分があって鴨川ホルモー読んでから、
ホルモー六景を読みたかったなーと思ってしまった。

でも、ホルモー六景からでも楽しめる作品にはなってます。

時計の話とか信長の話とか時空を超えてくる感じのお話が最高でした。

ホラ小説とも呼ばれているそうですよ！

[noel3322さんの感想 · 2017年12月24日]

万城目学の短編集

万城目は長編も短編も面白い。
どれも、面白かったが特に「もっちゃん」と「長持の恋」が良かった。

この本を読む上での注意点をひとつだけ、この本は『鴨川ホルモー』の続編という位置づけなので、『鴨川ホルモー』を読んでから、この本を読むのが良い。

この本の表紙や挿絵も素晴らしい。
表紙の絵を見ているだけで、物語がよみがえってくるし、絵が動いてるように見える。

[アンジュンさんの感想 · 2015年10月12日]

鴨川ホルモーにそこまでハマれなかったので、個人的にはまあまあ。でも、ホルモーファンにはたまらないと思う。

[sartanさんの感想 · 2015年9月9日]

続編は必要？

[kaede-1982さんの感想 · 2014年3月5日]

「鴨川ホルモー」が大好きだっただけにちょっと残念！
で、結局「ホルモー」って何よ？

[「6割わかる」書評さんの感想 · 2013年10月13日]

万城目学のデビュー作であり、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した、
「鴨川ホルモー」のスピンオフ作品（外伝6編）。

帯の「今度は「恋」だ！」との煽り文句通り、1篇を除き、
全て何がしかの恋が絡んだ内容。
ただ、そこはホルモー絡みの恋な訳で、純愛ストーリーを楽しむというよりは、
ホルモーが取り持つ（？）恋愛劇を楽しむといった印象。

なお、スピンオフ作品なので、本編を知らない人にとっては、
全く何が何だが分からない内容なので要注意。


■収録作品（ネタバレ有）

男性との決別宣言をした女性二人だが、一人がその誓いを破ったため、
ホルモーでの決闘をすることになる「鴨川（小）ホルモー」。

鴨川ホルモーで天才の名をほしいままにした楠木女史の前日談「ローマ風の休日」。

京都繋がりで梶井基次郎の学生時代を追想する「もっちゃん」。

W.S.クラークと新島襄の意外な接点を夢想する「同志社大学黄龍陣」。

ホルモーは、実は京都だけの産物でないことが判明する「丸の内サミット」。

ホルモーに敗れた長持女史が、その代償として織田信長の槍持ちと
時を超えた文通をしてしまう「長持の恋」。

[まつぼっくりさんの感想 · 2013年1月22日]

『鴨川ホルモー』の、続編だったので読んでみたのですが、ちょっと期待はずれでがっかりでした。

[kuro958さんの感想 · 2012年12月21日]

鴨川ホルモーのスピンオフ短編集。
恐らく本編を読んでいないとさっぱりわからないと思う。
本編同様、著者による不思議な世界観の中で描かれる恋愛青春小説。
本編よりも京都各地の描写があったので、京都に住んだことのある身としては懐かしい思いに駆られた。

[balancepowerさんの感想 · 2012年10月20日]

ホルモーの登場人物の側面が見られるエピソードで、良かったと思います。

著者プロフィール

万城目学（まきめ・まなぶ）
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』（第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞）でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」