危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 537
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043940035

感想・レビュー・書評

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  • 短編集なので読みやすく、ちょっとした時間の暇つぶしに良い。
    この手の本はたくさんあるが、新しい発見もあったので面白かった。取り上げられているヴィヴァルディやリストの音楽を聴きながら、また興味のある人物が出てきたらwikiを見ながら、とても楽しめた。
    非日常的なフランス革命時周辺の出来事でとても良い気分転換になる。

  • 絵画と関係ない中野京子の本
    マリーアントワネットの生誕の年を起点に血族結婚や王侯貴族の恋愛や結婚を中心に書いてある本。
    絵画という要素がなくなると、普通にそれなりにおもしろい世界史に関するエッセイみたいなイメージになります。

  • 中世ヨーロッパの貴族や偉人達を
    少しワイドショー的要素を踏まえつつ
    笑えるものから笑えないものまで
    色んなエピソードを紹介した一冊。
    全体の構成は、マリー・アントワネットを時間軸のセンターに添えながら、時代をいったり来たり。
    ヨーロッパの歴史を彩ってきた人々をざっくり知れる
    ある種のインデックス的な一冊です。

  • 絵画で読み解くシリーズと怖い絵シリーズを読んでからだと、重なる部分も多分にあるので、新鮮さには欠ける。
    でも、一つひとつのコラムが短い分、さまざまな人物の裏話に触れることができたのはおもしろかった。
    いつか小ネタとして使うときが来れば、と思う。

  • あっちこっちに飛んで分かりにくい。
    マリー・アントワネットを軸にする意味あったかなぁ?
    でも暇潰しにはなる。
    但し、二番煎じ。

  • 世界史選択の学生に近代ヨーロッパ史の副読本として読ませたい。こういったサイドストーリーを知ることで歴史に深みが増すのではなかろうか・・・

  • [図書館]
    読了:2012/9/17

    「足るを知らず怒れる者」のクイズが面白かった。

  • 「怖い絵」の流れでこっちも読んでみたよ。
    血族結婚編、とうたってる割には血族結婚の話は少なくてちょっと残念。ですが、短いながらもヨーロッパのさまざまなエピソードが読みやすい文章で紹介されていて、楽しく読めました。
    しかしヨーロッパって敵に本当に容赦ないよなー。狩猟民族だからなのか、いろんな民族がひしめき合ってるからか。

  • ヨーロッパの王家にまつわる世界史・外交史のこぼれ話。というかスキャンダル集ですね。ブログの連載を本にまとめた物ということで、ひとつひとつの話が短くてちょっと物足りない。ブログで軽く読むには良いですが、「本」として読むにはもう少し掘り下げがほしい所です。副題が「血族結婚篇」なのに、血族結婚の話はほんの少ししかありません。

  • 短い節に分けて、それぞれ一人ずつピックアップし物語にしている。
    得意の音楽や映画も少し触れている。
    名画はあまり登場せず。

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著者プロフィール

早稲田大学、明治大学、洗足学園大学で非常勤講師。専攻は19世紀ドイツ文学、オペラ、バロック美術。日本ペンクラブ会員。著書に『情熱の女流「昆虫画家」——メーリアン』(講談社)、『恋に死す』(清流出版社)、『かくも罪深きオペラ』『紙幣は語る』(洋泉社)、『オペラで楽しむ名作文学』(さえら書房)など。訳書に『巨匠のデッサンシリーズ——ゴヤ』(岩崎美術社)、『訴えてやる!——ドイツ隣人間訴訟戦争』(未来社)など。

「2003年 『オペラの18世紀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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