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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
なんだこの痛々しいほどの瑞々しさは。
作品全体まんべんなく、キラキラと生きている。
しかし浮かれたものではなく、ふらりと危うく、且つまさに“切ない”という感覚がピンと張りつめている。
バカで、刹那的で、一直線。
決して頭の良い生活とは言えないが、だからこそこんな恋愛してみたいと思えてしまう。
ファンタジー要素に何かしらの答えを出すのかと思ったがそれはそのままで、どことなく不完全燃焼だと思う方もいるかもしれないが(実際私も少しだけそう思った)最後は心震えること間違いない。
切ない、まさにこの言葉がぴったりだ。
壁井さんの書く文章や情景描写好きだなあ。他のも読もう。
最後に……案の定、春川の危うさがツボ。
『キーリ』でメロメロになった壁井さんの作品。文章は読みやすく日常的な非日常を見事に描き出している。物語はリアリティの中にファンタジックな部分が見え隠れしている。そのリアリティでさえも、実際に親のお金で一人暮らししている金髪の高校生は中々いないし、従兄弟と二人暮らししてる女子高校生なんかもあまりいないと思うが違和感なく演出されている。また、終始お花がとんでるストーリーでもなく、意外にダークで破綻的な一面も持ち合わせてる。キュウと胸が締め付けられるのは間違いない。もどかしさと幸福と不安と悲しみが詰まった読み物。
漫画の鳥籠荘が気になっていたのですが、 小説の作者さんだと読み終わってから知りました。 過去からの間違い電話をきっかけに出会った、 有海と春川のひと夏の恋。 なんつーか、うん、 結構よくある話でした。 恵まれない子ども時代を送った若いふたりが、 その傷を舐めあうように惹かれあう的な。 電話も誰からかわかるし、 死亡フラグめっさ立ってるし、 ふ... 続きを読む »
おもしろかったです!
ゆるゆるな男女の恋愛モノかぁ…と思っていたら、後半から本気だしすぎ予想以上に痛々しかったです。
春川はどう見ても長生きできないタイプだよなぁ。
きゅっと胸が詰まるような恋愛ストーリー。五感や感情に訴えかける表現が多く用いられ、登場人物たちのちょっとした心情に同感する部位がありました。結末が少し腑に落ちないところもありましたが。誰かを本気で愛してみたくなる、苦しいほどの恋愛が画かれていたと思います。
どうしても報われない感じが少ししてしまって星は少ないです。私がハッピーエンド好きなのでどうしても…でも、好きな作品です。壁井さんの作品は痛いけど嫌いになれない作品が多い。
ふたりには別のどこかで、いつか幸せになって欲しい…
「心が擦り切れそうな恋をした――。」まさにこの言葉の通り。
ふわふわしていてどこか危うい二人にどんどん惹きつけられて、読後には胸が苦しくなってしまったくらい。
擦り切れた心は痛むけど。全部ひっくるめて「良かった」と思える作品です。
幼くて拙くて相手しか見えてなくて、本当にもう痛々しい。
でもなぜか愛おしくて嫌いになれない恋愛小説。
帯に書かれた"心が擦り切れそうな恋をした"の文字、解説にもあったけれど…擦り切れそうじゃないよ、擦り切れてボロボロだよ!
切ない…なんかめちゃくちゃ切なくてめちゃくちゃあったかくなった・わたしも2人ぐらい、誰かを愛し、愛されてみたいと思った・
古本屋でみかけて、これは読まなければと即買いしました。 切ないラブストーリーです。 キーリ同様、切なくて不可思議で暖かいお話。 さみしい中での人間の結びつきや感情を書くのがうまい人です。 壁井作品のよさは、そういうところでしょうね。 ただし…切ないエンディングがいつでも待ち受けているという。 「やった!やった!ハッピーエンド!」って感じではないです。 今作... 続きを読む »
どこか欠けている少年と少女の、若いならではの本気の恋。狂っているのだと一言で片づけられないひたむきさが切ない。
主人公の女の子の、どこかすっとぼけた言動が好きだ。トナカイ運転中とか言ってしまうセンスが素敵だ。本編とは少しずれるけれども、「゛頑張る゛というのは一種の才能なのだ」というくだりがあって、そのとおりだと思った。
2009/12/21
ハードで買おうか文庫で買おうかずっと迷ってたんだけど、結局文庫で
買っちゃった。
借りて1回読んでるので内容はわかっていたけど読み返したらまた、ちがった感じで楽しめた♪
久々にドキドキした。
ケータイ小説みたいなありがち設定かなと読み始めたけど、
意外とおぉっ!と思えるところが多くて最後までハイペースで読めた。
また読み返してみようと思える作品。
主人公ウミのさっぱりした性格がとても好ましい。

コドモの恋が、ハッピーエンドになるはずがない。






