つまみぐい文学食堂 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 368
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043943302

作品紹介・あらすじ

つまみぐい、積もり積もればフルコース!メルヴィルの名作『白鯨』の揚げパンから、オースターの人気作『ムーン・パレス』のチキンポットパイまで、当代きっての名翻訳家でもある当店店主柴田氏が選りすぐった文学の中の食の数々。人の心を揺さぶる一皿を、主人公ならずとも、読んだら思わず食べたくなること請け合いの、極上のエッセイ。文庫版訳し下ろしボーナストラックつき。

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳家による、文学に登場する食にまつわるエッセイ集。
    現代英米文学を中心にした、さまざまな海外文学が紹介されています。

    「アボカド」を「アボガド」という人が多いということには、私も気付いていましたが、著者がグーグル検索したところ、どちらもほぼ同数がヒットしたとのことで、世の中の人の半数近くが間違えていると推測しています。
    さらにその原因は、高校の科学で習う「アボガドロ定数」からだとも書かれていました。
    著者のそうした推察の進め方に、この本への期待値が高まります。

    吉本ばななの『満月』はカツ丼を食べに行きたくなる話だと紹介されていました。「好きな男の子の泊まっている宿に向かって女の子がカツ丼を抱えてタクシーを走らせる」という表現に、はっとそのシーンを思い浮かべ、(『キッチン』の続編だ)とわかりました。

    「アメリカ文学の場合、小説のパーティーの食べ物で、あまりおいしいシーンを見たことが無い。」という著者。
    『グレート・ギャツビー』は豪華絢爛過ぎて、食べ物というよりは富の記号になっている、という表現になるほどと思います。
    マンスフィールドの『園遊会』も別の意味で残酷な富の記号だとのこと。
    パーティシーンは往々にして、貧富の残酷なコントラストを見せるということでしょう。

    トマス・ウルフは大の大食いで、この人の書く食事のシーンはおいしそうで大迫力なのだそう。
    ただ、食べ物に関しては幸せそうでも、その他の面は悲惨な話になっていると聞いて、読もうかどうしようか悩みます。

    アリスのお茶会は、日本語で言うなら「濡れネズミ」と「脱兎」と「閑古鳥」が一緒にお抹茶を飲んでいるようなもの、とする表現も、オリジナリティあふれていて興味を引きます。落ち着かないお茶会で、アリスは結局お茶は飲めずじまいだったということに、今まで気がついていませんでした。

    後半には対談が載っています。挿絵も担当している吉野朔美氏が、文学中で気になる食べ物として、具合が悪い時にスプーンで飲ませる、子供が顔をゆがめるほど苦い「ひまし油」と「オートミール」を挙げていたのには、なるほどと共感しました。

    池波正太郎の描く食のシーンのような、読んでいるだけで空腹になる、おいしそうな食事シーンを採り上げているわけではないのが、いかにも英米文学。
    よだれがでそうなシーンはほぼ皆無。
    読んでも食欲がわかず、妙にがっかりした読感が残ります。
    こと食のシーンにおいては、フランス文学とはがらりと様相が異なるものだと感じました。

    「不味い食事を巡る文章には、うまい食事を巡る文章にはない文学性がある」などという著者の言葉は、仏文ではおよそ見られないものでしょう。
    そんな、悲喜こもごもの文章効果を出す英米文学の食シーンを、多少のペーソスとウィットを込めながら、次々と紹介してくれる、一味変わったアプローチのエッセイとなっています。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「よだれがでそうなシーンはほぼ皆無」
      そう言われてみれば、、、今思い浮かべてるのですが、ナルホドと思っても、食べたいとは思わなかったです。。...
      「よだれがでそうなシーンはほぼ皆無」
      そう言われてみれば、、、今思い浮かべてるのですが、ナルホドと思っても、食べたいとは思わなかったです。。。
      2012/04/11
    • リカさん
      nyancomaruさんもお読みになったんですね?
      普通は、食べ物をモチーフにしたエッセイを読むと、おなかがペコペコになるんですが、この本は...
      nyancomaruさんもお読みになったんですね?
      普通は、食べ物をモチーフにしたエッセイを読むと、おなかがペコペコになるんですが、この本は不思議とそんな気持ちがわきませんでした。
      う~ん独特!
      2012/04/12
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「う~ん独特!」
      世界三大料理のフランス料理と比べるまでもなく、米・英は、、、ですからね。

      「お読みになったんですね?」
      はい。柴田元幸の...
      「う~ん独特!」
      世界三大料理のフランス料理と比べるまでもなく、米・英は、、、ですからね。

      「お読みになったんですね?」
      はい。柴田元幸のファンなんです。プラス吉野朔実ですから(と言いつつ買ったのは文庫になってからですが)
      2012/04/13
  • 英米文学はからきしなので、正直読み進めただけで内容がさっぱり入らなかった。ちょこちょこ面白い表現だな、と思った部分があったし、後書きがとても良かったのでまた再読したいと思う。
    それこそつまみ食いのように、気になったページを。

  • 食事のシーンを切り出して文学案内をするという企画は結構ありますが、この本は読みやすさと、取り上げる本の種類、食べ物の紹介とストーリーの解説のバランス感がとても良かったと思います。
    軽い書き口も良かったですね。
    割と変わった本も取り上げられているので、何冊か読んでみようかなぁという気持ちになりました。

  • 本を読んでいて、食べたくなる物はあるけれど、ここには無し。
    『スイスにて』だったかな?、凍傷にあった仲間の足を食べる話は面白く、これは食べたい物を見つける本ではなく、読みたい本を見つける本だ。

  • 少々難解であったが、食に絡めた世界文学の一節を知ることで本自体も読んでみたいという思いに捕らわれた。

  • 物語に出てくる食文化論は数あれど、名訳者で知られる著者が記せばちょっと趣向は異なり。
    まず、「美味しそうな表現」というものを期待してはいけない。ここに登場する物語のメニューはすべて、「読んでいて美味しそう!」「食べてみたい」「どんな食材なの?」と追いかけたくなるものではない。(例えば池波正太郎の書く主人公が蕎麦を手繰るような物語はピックアップされていない)
    あくまで食を通した文学論である。O.ヘンリーの短編に登場するメニューから当時の様子をうかがいつつ、結局はO.ヘンリー論に帰結している。
    ただし、そのピックアップしたメニューが本当に些細なもの過ぎて、それがかえって大きな背景を映し出してくれる。
    そんな文学アラカルト論をお腹いっぱい食べさせてくれる一冊。

  • 【本の内容】
    つまみぐい、積もり積もればフルコース!

    メルヴィルの名作『白鯨』の揚げパンから、オースターの人気作『ムーン・パレス』のチキンポットパイまで、当代きっての名翻訳家でもある当店店主柴田氏が選りすぐった文学の中の食の数々。

    人の心を揺さぶる一皿を、主人公ならずとも、読んだら思わず食べたくなること請け合いの、極上のエッセイ。

    文庫版訳し下ろしボーナストラックつき。

    [ 目次 ]
    Menu(メニューについて)
    Hors d’euvre(I love Garlic;Be Vegetarian ほか)
    Fish(鯨の回想風;イカ・タコ ほか)
    Meat(禽類;豚肉を食べましょう ほか)
    Specials(Let’s Party;クリスマス特別メニュー ほか)
    Beverages(一杯のお茶を持てば;一人酒場で飲む酒は ほか)
    Desserts(リンゴはなんにもいわないけれど;カフェ等 ほか)
    あとがき対談 ボーナストラック

    [ POP ]
    この人が訳した本なら面白いに違いないといつも思わせてくれる名翻訳家が、さまざまな海外文学のなかから食に関する印象的な場面をちょっとずつ紹介するという、美味しい趣向のエッセー集。

    食欲をそそるというより、微妙で奇妙な味わいから広がるそれぞれの小説の魅力に読書欲をそそられる。

    メニュー仕立ての目次や吉野朔実によるイラストも素敵。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]

  • BOOK・OFFで購入。私はあまり外国の作家さんの本は読まないけれど、いくつか短編読みたいなと思った。不味いものの描写で想像をかき立てて一人でうへぇ〜ってなってました(笑)後、表紙のイラストがシュールで好きです。

  • あまり楽しくなかったかも…

  • 面白かった! 先輩に借りて読んだけど、知らない話がいっぱいで楽しかった。何度もちょこちょこ読みたくなる。

  • 柴田元幸による、食をテーマにした文学エッセイ。人間ドックの待ち時間対策として持っていって、飯抜き水抜き状態から解放された後、ビールを飲みながら一気読み。楽しい時間だった。
    「食」を元に紹介された作品は、ポール・オースターやピンチョンと柴田がよく扱う作品から、それでもやっぱりよく知らない作家・作品まで。さすがです。

  • 柴田氏の紹介は上手いなあと思う。恥ずかしながら読んだことのない本が大多数だったけれど、興味をそそられた。いくつか気になる本があったので、今度読んでみようと思う。
    鯨のくだりはご本人が熱を入れて書かれたのが分かる。非常に美味しそう。
    それにしても、結局“食べ物があればおいしくなさそうだし、おいしそうだと食べ物はそこにはない!”というところにたどり着くのには笑わせていただきました。

  • つまみぐいは楽しいね。

  • お気に入りの翻訳家の本に纏わるエッセイ集。いろんな海外文学が紹介されているので、面白い。既に読んでいるものが紹介されていると得意げに、知らないものだとすぐに読みたくなる。ブローティガンは今度探して見るつもり。

  • やっぱり柴田さんは面白いですね。
    しかし取り上げる本のチョイスが変わってるなぁ…言っちゃなんだが変なの好きだよね。自分が取り上げないと埋もれている作家に日の目を当てたいという気持ちからでしょうが。
    本当にシミック好きだなー。よく引用している。エッセイも訳してくれないかなぁ。
    取り上げられている食べ物が美味しそうじゃないってのは…それはまぁ英米文学だし。後書きにもあるとおり、「アメリカで、おいしいもの好きだったら、生きていけませんものね。」なんです。「マック超旨い!」とか感じるようになって自分に驚愕するんです。

  • アメリカ文学に出てくる食事がテーマのエッセイ。
    食って文化だ…キドニーパイ、とかホットチョコレート、とか本に出てくる食事に憧れていた子供時代を思い出す。
    ぜーんぶ読みたくなる。小難しくない、楽しんで読める、さすが柴田元幸…もう少しこの人の訳をよんでみようかな。

  • 英米?文学の、食べ物にまつわるお話。
    なんかあとがきでは美味しそうなものについてあんまり書いてないよねーみたいな話をしていたけれど、私はそれなりに美味しそうとか思いながら読んでいた。
    たしかに食べたくないよーってものも多いけれど。
    挿絵は吉野朔実。あとがきでも対談している。

  •  名作のなかの食べ物に注目したエッセイ。
     ってもチョイスが斜め、つか、なんだかんだと毒が多いです。

     しかしなんだねぇ、人間生きてる以上食わないとだめで、ゆえに、その表現に作家のアイデンディティがでてくるのがすごくわかる。
     と、帯には「思わず食べたくなる名翻訳家の食エッセイ」とあるんだが、それはちょっと微妙に違うかも。

     ともあれ、食は文化っていうのがよーーーっくわかるエッセイでした。

  • 第3回。

  • 第3回。

  • 帯に「思わず食べたくなる名翻訳家の食エッセイ」と書いてあるけど、帯にいつわりありです(笑)
    あとがき対談で柴田さんが「食べ物があれば、おいしくなさそうだし、おいしそうだと食べ物はそこにない!」と言っていますが、食べ物がテーマなのに、食べたくはならないというエッセイです。
    対談で吉野さんもいっていますが、そこが文学なんでしょうね。

  • 「文学上の食」にまつわるエッセイを収録。一冊の本をまるでフレンチ・レストランのメニュー・ブックに模して、「前菜」から順に「魚」、肉」、、、という順に、各項目3〜4編づつまとめ合計24編のエッセイに仕上げているのだが、中味は実に贅沢な趣向のブック・レビューとなっている。英米文学のグルメ場面ばかりをまとめて紹介する本と思ったら大間違い。旨いものやおいしそうなシーンなどは、頑固にも一切登場しない。著者の嗜好によってセレクトされた小説の数々が、それぞれのメニュー・タイトルに合わせて言及されていく。本好きな人などは、この本の中で紹介されている本リストや作家リストを眺めるだけで食欲、いや読書欲が刺激されて困るに違いない。いかにも斜に構えたスタンスの著者らしく、皮肉のスパイスが適度に効いている本ばかりが登場するのだが、、、

  • シバタ先生は、自分のことをあまりよくいわない。落ちこぼれの留学生だった、なんていってみたりする。けど、こうしてエッセイを読むと、2年間、翻訳の専門学校に行っていたのに、これっぽちも英語も読めない自分との落差に愕然とする。それはともかく、いつものように豊かな知性を背景に、アメリカ文学を食べ物から眺めた「何の教訓も含まれていない(たぶん)」楽しい読み物。どこからよんでもおもしろい。おススメ。

  • 著者の文学に対する優しさが物語のなかに登場する数々の食べ物の紹介を通して溢れているのを感じました。物語を目の前にした時の自らのスタンスの取り方を、未だにほんのわずかの軽やかさすら得ることのできない自分自身を重ねつつ、考える。

  • 単行本で既読。

  • この本は圧巻。本当に海外文学が読みたくなります(今年の目標)。
    あと不気味な小説風(『バレンタイン』っぽい内容の)のものもぐっときます・。

  • わたしは奇妙な話、不思議な話が苦手なので、柴田センセイとは小説の趣味はあまり合わないと思っているのだけれど、翻訳家として尊敬申し上げているし、オリジナルなご自身の文章がやっぱりものすごくうまくて味があるなあーと。(小説も書かれているので当然だけれど)。この本でも、柴田センセイ自身のエピソードがすごくおもしろかった。軽妙で読ませる。笑える。どうしてこんな文章が書けるのかしらん。本を読んでてめったに笑わないわたしが、本当に噴き出しそうになったのは、源氏物語の娘をどうしても入内させようとする明石の入道がレスリングの浜口親子の父に思える、っていうところ。あと、柴田先生が、自虐的で自分を恥じたり憐れんだりする人に甘く、「自分はこれでいい」と思っているような人が嫌い、っていうのにすごく親しみを感じた(笑)。わかるー(笑)。紹介されている小説については、有名だけど読んでないし読む気も起らないなーというやつ(「重力の虹」とか)でも、柴田センセイによる抜粋部分は、え、難解なだけかと思ったら、けっこうおもしろいところもあるんだ、こんなことも書いてあるのかーと思ったり。ただ、全文を読んでみようとは思わないけど……。

  • 2010.3
    読みたくなる本が増え、食べたくなる料理が増えた。
    ムーンパレスのポットチキン、食べてみたい。

  • 2010 03/12購入

  • 「つまみぐい、積もり積もればフルコース!」とは、カヴァーより引用。単行本のときから、店頭でちょいちょいつまみぐい、じゃなかった、つまみ読み、してました。文庫もカヴァーイメージが同じだったし、これは自分のものにしようかな、と思って。最初の章「メニューについて」の中で、すでにして「やはり貧しい人を書くことが多いと、エンゲル係数の高さが反映されて、食べ物の話が増えがちなのだろうか。」(O・ヘンリーに関して、ね)とあるところからして、やられた、って感じです。柴田元幸著、ですから、米英文学が基本になりますが、それらからの絶妙な引用とともに語られる、フルコース。文庫版訳し下ろしボーナストラックつき!(これもカヴァーから)。単行本(2006年)に加筆・訂正、文庫化。同じような企画のものは、割り合いすぐに思いつきそうだけれど、セレクションがやっぱり柴田元幸ならでは、でしょう。「文学食堂」ならではの、横組目次や章立ても愉しい。でも、むしろ「食べたくないなぁ」と思うようなものが多くて、このへんのさじかげんが、また著者ならでは、かも。とても愉しく読みました。けれども「好きか?」と訊かれたら一瞬だけ躊躇します。躊躇の所以は、実はそろそろ分かりかけているような気もしているのですが…。それから各章のタイトルについて、フォントや体裁も素敵ですが、「Menu」はともかくとしても、「Hors d'oeuvre」(oeは正確に出せませんでした、ご容赦を)等などについて、註記のようなものが見当たらないんだけど……。これはつまり、この本を手に取る人は、この程度の英語・仏語もしくはグルメ的単語は読めて当然、ということでしょうか、あるいは、これくらいのことは自分で辞書を引くなりネット検索するなりして然るべし、ということでしょうか。いずれにしても、ちょっとなぁ…、と思ったのです。こういう細かいことを言い出したらキリがない…?そのとおり。だけど、そういう「重箱の隅」的なことに引っかかってたたらを踏んだから、やっぱり☆をひとつ減らします。こういうところに気配りしてこその「翻訳者」では、とも思うのです、だから敢えて。

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著者プロフィール

1954年生まれ。東京大学名誉教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、スチュアート・ダイベックなどアメリカ現代作家を中心に翻訳多数。著書に『アメリカン・ナルシス』、訳書にジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』、エリック・マコーマック『雲』など。講談社エッセイ賞、サントリー学芸賞、日本翻訳文化賞、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』日本語版責任編集、英語版編集。

「2023年 『ブルーノの問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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