紋ちらしのお玉 (角川文庫 か 57-1)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年5月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043943630
感想・レビュー・書評
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うーん・・。思っていたのと違ったかも・・。
幕末好きなので、設定として面白そう。と期待したのですが、個人的に文体や台詞が合わないなぁ。と感じてしまいました。
シリーズ3冊借りてきてしまったので、とりあえず全部読みますが。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
L 紋ちらしのお玉1
これは時代小説にしては異色と感じた。一人称だから?既読の作家さんでは諸田作品寄りだけど、あそこまでズドーンと来ないし。お玉を過ぎ去っていく男がそのへんの職人か手代、どこぞの店主くらいだったらよかったのに、出てくるでてくる実在の有名人。みんな兄弟かよ。
お玉中心だからほかが匂ってこない。なんていうかひとりよがり。現代モノならこういうの、たくさんあるよね〜みたいな。
時代小説にしては異彩だと思うけど、時代小説にこれを求めるの?たしかに時代時代にお玉のような女はいたはずでそこにスポットライト当てていいんだけど…だけど、それは売れっ子の花魁とかのほうざスッキリ。 -
江戸で芸者をやっているお玉のところに遊びにくる男たちが中々の有名所で、実在した人物たちが登場します。
ストーリーも実際の出来事にフィクションを混ぜた感じ。
日本を変えよう!と大きく動く男たちを少し淋しげに見ているお玉が何とも切ない。
後二巻あるそうなので続きが楽しみです。
お玉の忘れられない男の人って、多分あの人の事なんだろうなぁー。 -
色を売るのは花魁、芸を売るのは芸者、建前では。。。舞台は江戸・柳橋。売れっ子芸者お玉は座敷に出る裏で、男に抱かれているという。「紋ちらし」と言われるゆえん、それは相手の家紋を体に刺青として残していることにある。そんなお玉の心願は〈千人信心〉 花魁ではなく芸者を主役にしたところに面白さを感じた。ただ元が携帯小説なのもあって、いくら加筆修正されたとはいえ浅い感じはする。でも個人的には結構好き(笑)
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やっとの思いで読了。ネタはいいのに、正直しんどい。最後には総司まで出してきて…なんだかなぁ。でも、続編も一気に買っちゃったんだよなぁ。
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芸者からみた幕末日本みたいなのあるよ、とおススメされて。抱かれたお大名さんや、武士の家紋を、刺青にしていれていく、紋ちらしのお玉。誇り高いようでいて、時に、柔軟。身分が高かろうが、物怖じせず、相手のなかにある可笑しみを感じ取ったり。国とか大儀とかのためにとらわれて、自分を見失ってないかいとちくりと刺したり。そして、名前は出てこないけど、きっと、土佐の大男って、坂本龍馬のことなのかなと思ったり。
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私には 合わない
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幕末のそうそうたる人々と情をかわすお玉。
ただ、名前は出てこないので、
もともと幕末に詳しくないと面白くないかもしれません。