退出ゲーム (角川文庫)

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著者 : 初野晴
  • 角川書店 (2010年7月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043943715

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退出ゲーム (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 再読。
    ハルチカシリーズ第一作。
    久しぶりに読み返したが、やはり面白い。
    チカの言動はドタバタ青春コミックみたいだし、周囲の変人たちもなかなかの個性派揃い。
    表題作の「退出ゲーム」はあの『ガラスの~』の一幕のようで楽しかった。
    設定やキャラクターはコミカルだが、謎の真相はシリアス。特に最終話はこんなことが実際にあったのかと驚いた。
    チカのフルートは上達するのか、部員は集まるのか、普門館への道のりは開けるのか、そして奇妙な恋のライバル関係はどうなるのか。
    次も再読してみる。
    この作品が出た2008年とは違い、今はこういう片思いを『アブノーマル』とは言えない。今後はどのように表現していくのだろう。
    それにしても文庫版は表紙が残念。

  • これ、勝利くんが主演した映画、ハルチカの原作だよね・・・?
    ハルチカはストーリー全く知らないし、ポスター見たぐらいで、ホルン持ってるし吹部の青春ものなんだなあと思ってたけど、ぜんっぜん違うじゃないか!!!!!笑
    文体もあんまり好きじゃないなあなんて思いながら全部読んでしまったw
    1話完結で読みやすいし、そこか!ってなるミステリー。あくまで舞台は普通の日本の高校なんだけど、新しい登場人物で思いもよらない展開にはなったりはしたw
    一応シリーズ最初から読んでるけど、ハルチカの過去とか生い立ち、設定があんまりまだ出てきてないんだよね・・・ハルタは先生が好きなんよね?でもってチカも知ってて三角関係?そこはもやっとするw
    取りあえずシリーズ全部読んでみよー

  • 漫画以外で久しぶりに高校生主人公のお話を読みました(^^♪

    映画の予告を見た印象と本を読んだ印象が変わりました!映画予告の印象『✨☆THE☆青春☆✨』

    本『謎解き…?次が気になるんですけどー!!!』


    吹奏楽部のメンバー集めに奔走するが主軸ですが
    それ以外の要素が結構いいスパイス効いてて、面白かったです(´艸`*)

    続きも読んでみたいと思いまぁーす☆

  • 最初は、なんだ期待したほどじゃないな、と、思ったけど、クロスキューブは最後涙目になってしまった。
    さらに、ドタバタ劇的な退出ゲームか、最後こうくるか!と、腑に落ちる。
    エレファントブレスは、最後つらいけど、きっと乗り越えられる予感を感じさせるラストですね。
    不満なのは、もっと、吹部の活動を描いてほしかった。フルート初心者同志?チカちゃんを応援するわ。

  • よくある学園ものかと侮っていました、ごめんなさい。読んだ後、周りのあの人この人、皆ドラマがあるように思えて、何となく頷いてしまいます。
    マレン推しです。

  • キャラの性格が最初とかなり変わってしまうためついて行きにくい、話の流れを受け止めづらく感じた。でも話自体は興味のある単語が多くあり面白く感じた。

  • 前読めなくて積んでたけど移動時間に読むにはちょうどいい量だった。

  • 「ハルチカ」

    2017年3月4日
    キャスト:佐藤勝利、橋本環奈、小出恵介、志賀廣太郎
    監督:市井昌秀
    http://haruchika-movie.jp/

  • 「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。化学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決…。2人の推理が冴える、青春ミステリの決定版、“ハルチカ”シリーズ第1弾。

  •  描述・表現、また解明すべき謎はライトだが、背景事情に苦みのある現実を包含した学園ミステリー短編連作。今のところ吹奏楽はおまけのよう。

     現実を認知し苦みを自覚する。これができることが成長の第一歩であり、全編、かような視点で貫かれている。

     先天性の疾病を抱え、早くに逝ってしまった弟への愛惜と悔恨を持って生きてきた姉。
     或いは、中国の一人っ子政策の隘路で誕生させられてしまったとの自意識に加え、育ての親と血縁との相克に悩む少年。
     たとえ目的に正当性があっても、劇薬の無断盗用は許容されるはずはない。
     そして「ベトナム」の暗雲は現代の家族にも影を落とす。

     かような人生の苦味・痛みを自覚する。その過程を謎解きとリンクさせながら描く様は類似作とは一味違う特徴と評し得るだろう。
     なかでも、地に足のついた痛みの克服に、ミステリーとしての伏線張りが上手くマッチングした「クロスキューブ」を推したい。

  • 一話目は今ひとつだったけど、それ以外は新鮮な設定もあり楽しめた。

  • こんな三角関係も認めようじゃないか
     アニメに引き続き実写映画化も決定した話題の青春小説。チカやハルタらのコミカルなやり取りにまず目がいくだけに、サブキャラクターに渦巻くシリアスな境遇にハッとさせられます。よく分かりませんが壇上に上げられ、部の威厳をかけた演劇対決が始まる表題作。「青春してるな」というのが素直な感想ですが、ハルタの即興劇がそのままラストへ繋がるところに拍手です。
     吹奏楽部についてはあまり話に絡んでいませんが、今は仲間集めの段階ということでしょうか?全体的にアップテンポなストーリー展開で、私にはついていくのがやっとでした。

  • 面白さがわからない

    買った本は
    どんなにつまらなくても
    最後まで読むことにしているのだけど
    これはとうとう途中で読むのを諦めた

  • 登場人物が賢い。高校生なのに見聞が広い。主人公は普通の高校生なのにバカに見えてしまうwそのコントラストと謎が溶けるときのどんでん返しからの感動が、この作者のおもしろいところ。映画化しごたえがある。

  • 登場人物が賢すぎる。

  • 高校の吹奏楽部に所属するチカとハルタが謎を解いていく連作短編ミステリー “ハルチカ”シリーズ第1弾。
    コミカルな会話に比べ、扱う内容は結構重い。
    吹奏楽部のメンバーが増えていくのが良かった。
    (図書館)

  • 学園青春ミステリー。

    日常の謎的なミステリ要素はとても良かった。
    ほわーなるほどーとなるものが多かった。

    でも、謎解きに特化していて
    部活動やキャラクターの深堀があまりなかったかな。
    例えば、マレンとかどういう人なのかよく分からなかったし。。

    今後のシリーズでキャラがたくさん描かれてることを期待します。

  • 幼馴染にして恋のライバルでもある高校生男女が主人公の連作短編学園ミステリ。最初の二編はわりとよくあるタッチだなと思っていたら、後半の二編がよくできていてかつ衝撃的。これは続編も読んでみるべきかしらん。

  • 高校一年生のチカとハルタは、弱小吹奏楽部でフルートとホルンを担当している幼馴染。
    二人は廃部の危機を救うため練習と部員集めに奔走する日々を送っているが、それゆえに時々学校で起こる出来事の謎を解くはめに。そんな二人の活躍を描いた連作短編集。

    すごく良かった!
    学園ミステリの体裁を取りながら意外にも社会派要素を含んだ謎もあり、ハードテイストな印象。
    変人たちの集まる文系部活の面々がコミカルに話を進めていくのですが、謎はきっちりと論理で解決します。

    ミステリがメインですが、青春群像劇、恋愛物語などの面を持った物語でもあり、それらがお互いを損なうことなく自然に融合しているのが素晴らしい。
    それぞれがちゃんと必要不可欠な要素として物語に絡み、自然にストーリーが流れていくというのは中々稀有なことだと思います。

    4つの短編で一番印象に残ったのは、表題作の「退出ゲーム」。
    中国系アメリカ人の生徒・マレンの入部を巡って吹奏楽部と演劇部が「退出ゲーム」という即興劇を演じるお話。
    この話の凄いところって、相手側のアドリブによって芝居の中で追加されていくルールをロジックの枷にしているところ。
    制約された状況下でどんどん解決のハードルを上げていくわけですから、解決に至った時のカタルシスが半端ないんですよね。
    しかも、芝居の結果にハラハラするとともに、劇を通して複雑な家庭で育ったマレンの心を解きほぐしていく、という・・・。
    鮮やかなラストは忘れがたい印象を植え付けてくれました。

    最後のお話「エレファント・ブレス」もとても良かったです。
    変人兄弟が発明した、見たい夢が見られるという『オモイデマクラ』の校内での販売を阻止するためにチカとハルタが協力し・・・というアホらしい冒頭からは想像もつかない結末。
    前半のアホらしさがある分、後半の現実のシビアな部分が際立って感じられるのかもしれません。

    ユーモラスな外装に包まれた苦い味わいがたまらない、癖になりそうな話ばかりでした。

  • 自分も吹奏楽部だったこともあり
    何年も前からずっと気になってたけど
    なかなか読まずにいて、今回のアニメ化を機に
    ついにこのシリーズを手にしました。
    元々なんでも原作派ですが、今回の作品も
    アニメにはなかった描写が盛りだくさんで、
    やはり原作は素晴らしい!と思える作品でした。

  • 吹奏楽部に入部し、甲子園を目指すという学園もの。吹奏楽というが、音楽の要素は少なく、校内で起こった日常の謎解きものなので、軽く読めてしまうが、内容は重めで、高校生とは思えない大人顔負けの推理に関しての知識を披露する場面や、ハルチカや吹奏楽部の部員、顧問たちとの関わり合いや謎解きをきちんと完遂する姿が良かったと思う。推理は高校生らしからぬキレの良さを発揮しているが、性格や先生に惚れ込むのは高校生らしいと感じる。演劇部員との即興劇は面白く、青春らしいと感じる。アニメは見ていないが楽しめる。次巻以降も期待。

  • 弱小吹奏楽部のフルート奏者チカちゃんとホルン奏者ハルタをメインにしたお話。複雑な三角関係も初々しくて好感度大。あんまり吹奏楽部の活動自体のことは出てこないのがちょっとあれれ?だけども謎解きを経てだんだん増えていく吹奏楽部員たちがみんな個性的で魅力的。指導者の草壁先生の過去とかも気になる。
    最初は何でか読みづらいなぁなんて思ってしまったけど次第にぐいぐいと引き込まれていった。切ないような哀しいような想いがいっぱい詰まった謎解きだけど、どのお話も最後はしっかり気持ちに区切りがついていて高校生らしく解決している。

  • 読み始め…12.11.18
    読み終わり…12.12.16

    書店や新聞でも結構目立っていて、シリーズ化されて話題になっている様子が目にとまり手にした一冊でした。

    学園もの青春もの。学校内で起こる難題に、廃部寸前の吹奏楽部部員の男女二人の推理が冴える青春ミステリです。

    この本を手にする一番の決め手にしたのは登場人物たちが吹奏楽部部員だってこと。ミステリに挑むわくわく感もさることながら、廃部寸前の吹奏楽部の行く末もなんだか楽しみ~♪と どちらかというと実はこちらの方を重要視して期待しすぎてしまったのかもしれません..。
    廃部寸前の吹奏楽部の二人..とは設定ばかりで部活的な内容はほとんど登場していませんでした。ん~...少しがっかりです。

    廃部寸前の吹奏楽部部員ということをあまり気にしなければもっと楽しめたのかなぁ...。第二弾第三弾とずいぶんシリーズ化されている話題作らしいのですけれど、この先続けて読むかはまだまだちょっと考え中。保留です。

  • すごく論理的で調べあげて出来た小説だなと思いながらページをめくった。
    と、あとがきで会社員しながらの作品との記載。
    仕事何をされていたのか分かりませんが、凄いバイタリティ。

    話自体はしっかり伏線が張られてキャラ設定もきっちりしていて読みやすい。
    ちょっとホロッとさせるところもなかなか良い。
    4作の短編集で、2作目までは途中で読みやめようかと迷ったが、3~4作目は一気に読めた。

    RPGのように仲間が増えていくのも魅力の一つなのだろうか。
    シリーズを読んでみたいと思う。

  • それぞれの過去の思いを浄化する感じがたまりませんでした

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退出ゲーム (角川文庫)の作品紹介

「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」-穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽の"甲子園"普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。化学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決…。2人の推理が冴える、青春ミステリの決定版、"ハルチカ"シリーズ第1弾。

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