チャンネルファンタズモ (角川文庫 か 59-1)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043944743
作品紹介・あらすじ
あるトラブルに巻き込まれ、大手テレビ局を追われた元エリート報道マン・百太郎が再就職したのは、なんとオカルト番組専門放送局!?元ヤンキーで筋金入りのオカルトマニア構成作家のミサ、霊能黒猫・ヤマトと共に、都市伝説や未知生物、幽霊屋敷を取材するハメに。理解不能の現場にうんざりする百太郎だったが、ある日取材先で過去のトラブルと繋がる事件に遭遇し…。異色のハイテンション・ミステリ。
感想・レビュー・書評
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読み始めて気付いたけど、これ既読だった・・・。
でもまぁ、再度読んでも面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オカルト・ミステリー・サスペンス。けどコメディ。
表紙がカワイイ!
ヤマト君と白雪ちゃん(どっちも猫)、好きです。
ネコ好きにオススメ?? -
登場人物は皆キャラが立っててよかったけど、ストーリーにもうワンパンチ欲しかったかなぁ。
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解説は先に読んではいけない…。
加藤さんはオカルト系お好きなのか~。
ミステリ色もしっかり、オカルトはどっちかというとコメディ要素が強かったけれど楽しく最後まで読了できました。
ミサは主人公だと読むのが辛そうだけど、この立ち位置なら活き活きと主人公振り回し役で良い感じ。
大柄な美女達との丁々発止のやりとりが好きです。 -
お約束を読むような安心の楽しさと、ちょっとずつひねった目新しさと、全体を通しての大きな物語がある、実秋さんワールドといいましょうか。続きがあるかなと期待させるように終わりましたが、それは、いい仕事をすてないよねという不安でもあります。ラストの全体の糸が見えるところを、思わず何度か読み直してしまった。
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中盤までオカルト絡みの話ばかりでつまらなかった。後半はまあ普通に読めたけれど、それ程の話でもなく、今ひとつ。
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インディゴシリーズもそうなんだけど、どうもこの人の文章は読み難くて苦手。
テレビ向きの作品。 -
難しくないので軽く読めるし、ドラマ化とかもしやすそう。
ただし、ミステリではないと思う。 -
ある事件をきっかけに、大手テレビ局から追い出された百太郎が苦心の上見つけた再就職先はオカルト専門のケーブルテレビ局。なんで俺がこんなところに、と呟きながら、元ヤン・オカルトオタクのミサ、黒猫のヤマトと共に怪奇現象の謎をとく日常の謎系ミステリ。だと思ったんですが…むしろバカミスか?もしかして霞流一さんの系統を狙ったのか?とだんだん眉間にシワが。オカルトネタは幽霊信じない派なので本気にしてる人には百太郎と同じ反応しかできず。ヤンキーネタも、口調と服装くらいしかでてこないし、「お前いくつだよ」と突っ込ませる年代別流行りものネタが結構ずれてるような…。服装に関しても、オカルト専門CS局の給料考えたらミサの服装は無理だろう(雑誌と同じ格好をするのがどれだけ難しいかと)なんてことを考えてたら、今作中で問題になってるのは何だっけ?ということになり、ミステリだったのを忘れている次第。最後の作品は一応硬派を目指したのでしょうが、どこのテレビドラマだこれで捕まるなら当時の警察とマスコミの怠慢でしょとか、突っ込むところ満載。いまいちインディゴシリーズのように楽しむことができませんでした。