地獄の門 (角川ホラー文庫)

著者 : 法条遥

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年3月24日発売)

感想・レビュー・書評

[さめの穴さんの感想 · 2014年11月18日]

地獄に落ちた男が悪魔を騙して転生し，自分を殺した相手を探す話。
途中でネタがわかったかと思いきや，予想を上回る大ネタ。
「バイロケーション」も凝った設定だと思ったが，今作もかなりのもの。
悪魔の軽さと，ブラックな小ネタが良し。

[たねこさんの感想 · 2014年3月25日]

途中からわかってくるけどそれでも勢いがあって最後まで楽しく読めました。
まぁほんと、悪魔だなぁって思います。
理不尽だけど妙に納得しちゃうシステムに感心したり。分かりやすさもよかったです。

[はいねさんの感想 · 2012年11月3日]

友人からの紹介。
やはり主人公の執念がすさまじい。
デビュー作よりかなりテンポアップしていて読みやすかった。

[aruhaさんの感想 · 2012年10月9日]

悪魔のキャラが良い。（笑）
こういう、どんなに足掻いても結局誰かの手のひらの上で踊らされているだけっていうの、大好き。

[2assh0kuさんの感想 · 2012年5月18日]

この人は変てこな話を作るのがうまい。

著者プロフィール

1982年、静岡県生まれ。『バイロケーション』で第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞。

「2010年 『バイロケーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」