風土記 (上) 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
- KADOKAWA/角川学芸出版 (2015年6月20日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044001193
作品紹介・あらすじ
風土記は、8世紀、元明天皇の詔により諸国の産物、伝説、地名の由来などを撰進させた地誌。現存する資料を網羅し新たに全訳注。漢文体の本文も掲載する。上巻には、常陸国・出雲国、播磨国風土記を収録。
感想・レビュー・書評
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常陸の国と出雲の国の記載の違いには大いに驚かされる。出雲の国に関する記載の詳細さには目を見張るものがあり、生涯にわたって研究をおこなう価値のある書物。
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396頁注48:丸部は既出。
・この注は,全文を読むつもりがない者にとってはつらいし,たとえ播磨国の風土記を最初から読んでいたとしても,35頁前の注を覚えている記憶力はない。この注の行には,あと10字分の空きがある。たとえ著者が「既出」と書いたとしても,編輯者は読者のために気を利かせて,「丸部は既出。」を「丸部は三六一頁注37を参照。」とか,頁数が確定していない段階なら「印南郡含藝里の注を参照。」と書き換えるのが,編輯という仕事ではないのか。編輯者よ,あたしの時間を返せ! なお,下巻末にあるという主要語句索引は未見。
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