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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044017019
作品紹介・あらすじ
全一九七話からなる、鎌倉時代の説話集。仏教説話・世俗説話・民間伝承に大別され、類纂的な今昔物語と共通の説話も多いが、より自由な連想で集められている。底本は宮内庁書陵部蔵写本。重要語句索引付き。
感想・レビュー・書評
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面白おかしく痛烈に。日本から唐天竺までの珍談・綺談を集めた一冊。
古典で習う「稚児の空寝」や芥川が「芋粥」の材を取った事で有名、夢枕漠の『陰陽師』で扱われている題材もごろごろ。手に取りやすくかつ面白い。
一話一話がそう長くないので(除く芋粥のはなし)トイレのお供にもどうぞ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
保昌や晴明、小野篁などの部分を読んで復習。
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短いお話が沢山入っていて、SFあり、笑い話あり、ちょっといい話ありで、1冊で何度も楽める。陰陽師・安部清明やわらしべ長者も登場。私のお気に入りは、山奥に住むお坊さんが、法力を使って托鉢の鉢をふもとの村に飛ばす話。托鉢くらい自分で行きましょうよ。
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