世界一わかりすぎる源氏物語 (角川ソフィア文庫 N 200-1)

  • 角川学芸出版
3.50
  • (2)
  • (3)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044064181

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世界一わかりすぎる源氏物語

    『源氏物語大辞典』編集委員会編
    角川学芸出版
    2011年9月25日発行

    受験勉強でごくごく一部しか目を通さなかった源氏物語。全体としてどんな話なのか、これを1~2時間で読めば分かってしまう。ただし、全54巻をコンパクトにまとめて説明しているので、あまり流し読みすると理解できない。1巻あたり大体2ページほどで紹介。用語の説明もつき、その巻に登場する人の系図がついているので理解しやすい。年を取ると、こういう系図が頭に残らないので、本来ならメモ書きして整理して読まないといけないところだし、巻頭に紹介されているだけだと、本文と行ったり来たりしながら読まないといけない。

    ろくに勉強せず、殆ど読まなかった源氏物語。
    とりあえず、全体像が理解できた。しっかり受験勉強した人よりも、全体像は頭に入っているかもしれない(^o^)。
    ただし、今だけ。ちょっとしたらすぐに忘れてしまう悲しさよ。

    誰かの現代語訳を読破してみようかなー、という気になる本ではある。この気持ち、今だけに終わらないようにしたい。

    ◎安倍首相の「首相」って、「主席首席宰相」の省略だということ、割と最近知りました。この本を読んで、後鳥羽上皇とかの「上皇」って、「太上天皇(だいじょうてんのう)」の略だということを初めて知りました。お恥ずかしい。

『源氏物語大辞典』編集委員会の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×