とりかへばや物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫 A 3-3 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典)

制作 : 鈴木 裕子 
  • 角川学芸出版
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044072056

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。初心者初学者にも読みやすく、内容も現代のドラマのようだった。ぜひ再読したい。

  • 左大臣には、内気でおしとやかな息子と活発で外交的な娘がいて、2人の性の役割を取り替えて成人させた。性を偽って宮仕えする若君と姫君はそれぞれの道で大きく成長していくが、どういう結末を迎えるのか。
    源氏物語の影響を受けた平安時代の読み物だが、現代じみたドラマで当時にとっても荒唐無稽ではあるが、その人間関係の描写や心情が深く現実的で読み応えありまくり。
    280冊目読了。

  • 初めて粗筋把握した。こんな話しとは知らんかったわ。
    ストーリーも凝ってるし文章もこなれており、これは源氏なんかよりよっぽど中高生に読ませるべきなんじゃないかと。

  • 最近、古典の話を読むのにハマっている。
    なぜかというと、思ってた以上に面白いからだ。
    平安時代などという雰囲気もそうさせてる要因かもしれないが、何より話の内容が面白い。
    時を超えて読み継がれる話には、それ相応の理由があるらしい。
    今回も、とても面白かった。

  • ストーリー展開が面白く、源氏より読みやすい。
    男君よ、尚侍として出仕した途端に目覚めちゃって。入れ替わり後の色男ぶりは何なのかしら。それに比べて女君の苦悩の深さよ。

  • わかりやすいですが、ところどころ飛ばしています。
    内容ですが・・・なんか、こう、頭が良くて才能がある人が、自分ではどうしようもない理由(性別など)で思うように生きられない話はなんだかモヤモヤする。
    あ、話としてはとても面白いです。斬新な着眼で。

    あと、好色手籠め男には本気でイラッとした。
    チ○ポもげてしまえ!

  • 概要だけなのが勿体無い。全文読みたかった。導入にはオススメです。平安王朝のジェンダー論的一冊でないかと思います。

  • 読みやすかったですね。
    現代文だけまとめて読みました。
    今から千年も前の人たちが考えていることは、今とあまり変わらない。

  • エロ80%。私達は繁殖している。

  • 『本来そうであるべき姿』を強制する社会はずっと変わらなかったから、今もこの物語が生き続けている気がする。女君が内向的になっていくにつれ、男君が社会に順応していくのが対照的。

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