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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044083380
作品紹介・あらすじ
「フランクロイド・ライト、ブルーノ・タウト、あげればきりがありません。
欧米の建築家が、表現者が憧れた日本建築。その全てが本書にはあります。
建築を志す人も、日本文化を愛する人も、是非、読む事を勧めます」
――渡辺篤史(俳優)
たとえば大黒柱に縁側、上がり框や雪見障子、畳に襖――日本の家には四季を取り入れ、古来の習俗と共に生きてきた先人の知恵と情緒、美意識が込められている。その歴史や変遷、計算された構造を紐解きながら、家の持つ本来の意味、住まうとは何かを考える。生活が西欧化し、自由なデザインや利便性の高い住宅建築が急増する現代、伝統的な家のしつらいを見直し、世界が憧れた日本建築の全てを美しい写真と共にたどる決定版!
感想・レビュー・書評
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日本の家にみられる様々な特徴を概括的にまとめた書です。縁側、襖、長押など、伝統的な日本建築の家を思い浮かべるときに出てくるような物たちです。それぞれの説明は短いながら写真も多く入っており楽しく読めました。個人的には三和土、雪見障子、格子の説明が興味深かったです。最後にしっかりした用語解説があるのもプラスです。
残念だったのは2点。一つは家全体の構造や風土との関係などの説明があったら良かったなと思ったこと。もう一つは文章が若干エッセイ寄りだったこと。もっと学術的であっていいと思いました。
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