唯識とはなにか 唯識三十頌を読む (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044089153

作品紹介・あらすじ

唯識仏教の大本山、奈良興福寺の貫首が、身近な例を用いつつ、心のしくみや働きに迫りながら『唯識三十頌』を易しく解説。日常の己をみつめ、よりよく生きるための最良の入門書。『唯識 こころの哲学』を改題。

感想・レビュー・書評

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  • 世親が遺した聖典『唯識三十頌』をテキストに、唯識思想を丁寧にわかりやすく解説している。テキスト自体がよくまとまっている上に、著者による解説も懇切丁寧。この本自体の編集・構成も、読者が理解しやすいようによく配慮されていると思う。

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著者プロフィール

興福寺寺務老院。1947年生まれ。奈良市出身。立命館大学哲学科(心理学専攻)卒業後、興福寺に入寺。執事や副住職を務め、89年、興福寺貫首に就任。中金堂の再建などに尽力した。また唯識仏教や仏教文化論に関わる執筆や講演活動を長年行っている。2019年に貫主を退き現職に就任。著書に『貞慶「愚迷発心集」を読む』『唯識入門』(以上、春秋社)、『旅の途中』(日本経済新聞出版社)、『合掌のカタチ』(平凡社)など多数。

「2022年 『NHK宗教の時間 唯識 (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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